【ジュニアスポーツ自転車の進化】フラッシャー自転車・多段変速自転車の歴史を調査!当時の広告がおもしろい!
2016年2月3日 更新

【ジュニアスポーツ自転車の進化】フラッシャー自転車・多段変速自転車の歴史を調査!当時の広告がおもしろい!

フラッシャー自転車や、多段変速自転車は70年代から80年代後半にかけて子供達の憧れでしたね。進化を続けたジュニアスポーツ自転車の歴史を調べてみました。当時の広告キャッチコピーがおもしろい!!

191,036 view
変わった!

変わった!

インパクトありますね。

アラヤのツバメ自転車
あいつにはゆずれないこれがオレの最後のエレクトロマシンだ!

あいつにはゆずれないこれがオレの最後のエレクトロマシンだ!

「ツンツン友の会」というのも気になりますね。
ツノダの自転車

1970年代後半〜80年代 時代はフロントライトへ

時代はフロントライト

時代はフロントライト

1970年代後半に入るとコテコテの自転車は「ダサイ」と言われるようになり、子供達は、自分でフラッシャーを外して乗る様になったとか。メーカーも次々と「後部フラッシャーの無い」モデルを投入することになります。それが「フロントライト競争」です。日本はスーパーカーブームでリトラクタブルライトが流行りましたね。しかし、自動車は大人の乗るもの、このリトラクタブルライトのシステムがジュニアスポーツ自転車に取り入れられました。
ブリヂストン モンテカルロ 1978年発売

ブリヂストン モンテカルロ 1978年発売

70年代後半の自転車は実にシンプルだ。この自転車はポルシェをイメージして作られそうです。ハンドルについているレバーでリトラクタブルライトの開閉ができるのが特徴。
富士 コンコルドFF5 1979年発売

富士 コンコルドFF5 1979年発売

初期のリトラクタブルライトの開閉にはワイヤーで引っ張る方式を採用していましたが、このモデルはボックス内にモーターを設置してスムーズに開閉するのが特徴。
ミヤタ スーパーサリーZERO 1980年

ミヤタ スーパーサリーZERO 1980年

リトラクタブル式のスーパカーライトを開発!当時のCMでもゴリ押し!

ミヤタ スーパーサリーゼロ デュアルスーパーカーライト - YouTube

ライト以外も進化しています

デジタルコンピューター

デジタルコンピューター

右にインジケーター方式でスピードを表示、左にギヤの段数。まさに当時の最先端!
ギヤも車のように

ギヤも車のように

ギアチェンジも車のシフトノブのように。憧れでしたね。
ナショナルFFセンサー

ナショナルFFセンサー

コンソールにギヤとスピードメーターを表示なんと時速25キロ超で警告音まで出るという。まさに車の100キロを超えると、キンコンキンコンとなるのと同じですね。

当時のキャッチコピーを振り返る! もちろんライト押し!

おっ!電動式だ。マシーンライトで差をつけろ。

おっ!電動式だ。マシーンライトで差をつけろ。

これまた、フラッシャーの時代と同様に、今度は「リトラクタブルライト」どんだけ!!!と言いたくなるような広告。


富士 コンコルドFF5
1979年
システム宣言 あしたのライダーたちへ。

システム宣言 あしたのライダーたちへ。

ブレーキシステムの進化も見逃せませんね。
すごいヤツは、ヘッドが違う!

すごいヤツは、ヘッドが違う!

相変わらずの他人と差をつけろ的なキャッチコピーが基本。
あの「モンテ」イメージがいまスポーツ車に。

あの「モンテ」イメージがいまスポーツ車に。

当時流行したスーパーカーを意識してますね。
おーっ、ポルシェタイプ。

おーっ、ポルシェタイプ。

ポルシェの935でしょうか。憧れですね。
でも自転車の広告ですよ。
シフトが冴える!君のマシーン。

シフトが冴える!君のマシーン。

シフト重視の広告ですが、やはりスーパーカーブームの影響でしょうね。
怪鳥襲来!-----コンコルドスタイルで登場!

怪鳥襲来!-----コンコルドスタイルで登場!

コンコルドが話題になった次期の広告ですね。
41 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • まー 2020/12/21 19:51

    誕生日に買ってもらって乗ってたなぁ
    調子に乗ってウインカーとかを点灯させると直ぐに電池が切れてね
    単1電池が8本とかだったから何度も親に頼めなくてすぐにただの飾りになったっけ

    バーボン 2020/12/12 20:53

    電子フラッシャー付きの自転車は
    欲しかったけれど買ってもらえなかった。だから自分で想像した絵を描いて
    喜んでいた。
    同じ頃に変速機の数で勝負していた頃もあったよね。後ろのギアが5段が基本で前が2段だと5×2で10段変速。
    でも大抵はギアがちゃんと入らなくてずっとカラカラ音がしてたりチェーンが外れたりで意味が無かった。

    バーボン 2020/12/12 20:53

    電子フラッシャー付きの自転車は
    欲しかったけれど買ってもらえなかった。だから自分で想像した絵を描いて
    喜んでいた。
    同じ頃に変速機の数で勝負していた頃もあったよね。後ろのギアが5段が基本で前が2段だと5×2で10段変速。
    でも大抵はギアがちゃんと入らなくてずっとカラカラ音がしてたりチェーンが外れたりで意味が無かった。

    すべてのコメントを見る (3)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【あの頃の商品・新製品を振り返る】1975~1980年に登場した商品や新製品、すでに過去のものとなった製品から今なお販売されている商品までを振り返る。

【あの頃の商品・新製品を振り返る】1975~1980年に登場した商品や新製品、すでに過去のものとなった製品から今なお販売されている商品までを振り返る。

いつの時代も新しい商品や新製品はテレビや新聞などの広告で発表されたり、様々なメディアが取り上げることで賑々しくデビューしますね。なかには今なお愛され続ける商品がある一方、技術の進歩などですでに過去のモノとなった製品がほとんどかもしれません。そんな当時の商品・新製品を年代別にお届けするこのシリーズ。今回は「1975~1980年」を振り返ります。
青春の握り拳 | 66,507 view
【レトロ柄の昭和家電】炊飯器、ポット、トースター…ポップでカラフルなデザインは北欧柄にも負けていない!?

【レトロ柄の昭和家電】炊飯器、ポット、トースター…ポップでカラフルなデザインは北欧柄にも負けていない!?

昭和レトロな家電はみんな花柄で可愛いデザイン!その柄は秀逸なものばかりで、北欧デザインにも負けてないですよ!
charadb | 27,898 view
「どっこい生きてる昭和」特集の雑誌『昭和40年男』2024年12月号が発売!!

「どっこい生きてる昭和」特集の雑誌『昭和40年男』2024年12月号が発売!!

株式会社ヘリテージが発行する雑誌『昭和40年男』の2024年12月号「どっこい生きてる昭和」特集号が現在好評発売中となっています。
隣人速報 | 298 view
旧車ファン必見!伝説の名車コレクターに密着!「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」がBS12で放送決定!!

旧車ファン必見!伝説の名車コレクターに密着!「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」がBS12で放送決定!!

全国無料放送のBS12 トゥエルビで毎週木曜よる9時から放送中の「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」11月7日放送分にて、「旧車特集第2弾・伝説の名車コレクター」が放送されます。
隣人速報 | 150 view
昔懐かしいポン菓子の歴史と魅力を網羅!『知ってそうで知らない!?ワクワクが膨らむポン菓子の本』が発売決定!!

昔懐かしいポン菓子の歴史と魅力を網羅!『知ってそうで知らない!?ワクワクが膨らむポン菓子の本』が発売決定!!

ポン菓子をメインにした菓子製造業者・坂金製菓が、ポン菓子の歴史と魅力を網羅した書籍『(仮)知ってそうで知らない!?ワクワクが膨らむポン菓子の本』の先行予約販売を開始しました。
隣人速報 | 109 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト