2021年5月27日 更新
蛭子能収、東尾修、貴闘力…ギャンブルが好き過ぎてやらかしちゃった著名人の方々!!
古今東西、我々を惹きつけてやまない「ギャンブル」。中にはギャンブルにのめり込み過ぎて、逮捕などの不祥事に発展してしまう方もいらっしゃいます。この記事では、過去にギャンブルでやらかしてしまった著名人を何人かご紹介したいと思います。
蛭子能収
漫画家として長年活動を続ける蛭子能収。デビュー作のタイトルを「パチンコ」と題するほどのギャンブル好きであり、競艇、カジノ、パチンコ、麻雀など得意ジャンルは多岐に渡ります。2006年には大村競艇場で「蛭子能収杯」という冠レースが開催されるなど、その入れ込みようは芸能界随一と言えるでしょう。ちなみにこれまでに「1億円以上ギャンブルで負けている」とのこと。
そんな蛭子がやらかしてしまったのは1998年のこと。新宿歌舞伎町の麻雀店で麻雀賭博をやっていた際に警察に踏み込まれ、現行犯で逮捕されてしまいました。その結果、芸能活動を4か月間自粛することになった蛭子ですが、逮捕後に記者会見を行った際「もう二度とギャンブルはしない。賭けてもいい」との名言を繰り出し、その後は合法な範囲でギャンブルを楽しんでいる模様です。
東尾修
西武ライオンズで長年投手・監督として活躍した東尾修。西武一筋で活躍を続けた東尾が15勝を挙げ、パ・リーグのMVPに輝いた1987年のシーズンオフに、そのやらかしは発覚しました。東尾が行っていたのは麻雀賭博で、さらにその場に暴力団関係者が紛れていたことから波紋が拡大。結局、半年間の出場停止と25%の減俸という処分を受け、6勝に終わった翌1988年に現役を引退することとなりました。
ちなみに東尾の参加したとされる麻雀賭博ですが、前述の蛭子によれば「自分のレートで警察の御用になるんだったら、東尾さんなんか懲役もの」と言うほどの高額なレートで行われていたらしいです。なお、蛭子が参加した麻雀のレートは1000点200円で、現在巷で話題となっている黒川弘務氏が参加した麻雀でのレート1000点100円(テンピン)の倍となります。東尾が参加した麻雀のレートは一体いくらだったんでしょうか!?
松尾雄治
元ラグビー選手で、現在はスポーツキャスターとして活躍する松尾雄治。1992年に、ポーカー賭博に関与したとして逮捕されています。その結果、母校である明治大学のラグビー部OB会を除名され、同じく明治大学OBである北野武からも批判されるなど逆境に立たされたのですが、最終的にオフィス北野の助力により同事務所のタレントとして再起を図りました。その後はスポーツキャスターの仕事に加え、成城大学のラグビー部の監督に就任するなど、ラグビー界に本格復帰しています。
間寛平
「かいーの」「アヘアヘアヘアヘ」などの名言で有名な間寛平。芸人としてだけでなくマラソンでも活躍する寛平ですが、1979年に暴力団を胴元とした野球賭博に関わったとして逮捕された経歴があります。
ちなみにこの野球賭博は吉本興業の社員が仲介役を担っており、落語家の月亭可朝や、チャンバラトリオの結城哲也も同様に逮捕されています。可朝によれば「シーズン中に1000万円を賭け300万円負けた」「その後一発勝負の賭けで3000万勝った」など、かなり大規模な金額での賭博だった模様。この一連の事件では、Wヤングの中田治雄のように野球賭博での負けが原因で自殺した者もおり、賭博に関わった芸人は謹慎処分となっています。
貴闘力
90年代に人気を博した元関脇・貴闘力。海外でギャンブルに目覚めたという貴闘力ですが、2010年に相撲界を騒がせた「大相撲野球賭博問題」に関与し、これは当時の大関・琴光喜など関係者数十名が処分される一大騒動に発展しました。その結果、貴闘力は日本相撲協会を解雇されることに。そして、この一連の賭博問題の調査の過程で新たに「大相撲八百長問題」が発覚、これにより2011年の春場所が中止になるという事態にまで発展しました。
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