「笑点」勇退後、はじめて語る秘話満載!林家木久扇『木久扇の昭和芸能史』が発売決定!!
草思社より、『木久扇の昭和芸能史』(林家木久扇・著、林家たけ平・聞き手)が発売されます。発売予定日は11月25日、価格は2200円(税込)。
書籍内容
昭和12年東京日本橋に生まれた木久扇師匠は御年87歳、いまや落語界の重鎮となった師匠はまた、小さいころから祖母に連れられ芝居見物に行くなど、根っからの演芸好き。その木久扇師匠に見たり聞いたりしてきた昭和の芸能の思い出をエピソードを交えて語ってもらったのがこの本です。
師は最初漫画家を志したものの、途中で落語家に転じて、名人(「芝浜」で有名)三代目桂三木助、次いで八代目林家正蔵(のち彦六)に弟子入り。テレビの人気番組『笑点』の初期から大喜利メンバーとなり、林家木久蔵としてお茶の間の人気者になりました。今年3月、55年の長きにわたりレギュラーを務めた『笑点』を引退。この間、落語家、タレントとして芸能界を生き抜いてきた人生は多彩であり、また多くの芸能人との出会いがありました。換算すると今年は昭和100年という節目でもあり、木久扇師匠の波瀾の落語家人生と、昭和の芸能人の回想をロング・インタビューし、まとめたのが本書です。聞き手は同じく落語家の林家たけ平氏。氏は昭和歌謡曲のインタビュー集を出すほどの芸能好きで、この本でも随所に木久扇の好きな歌謡曲を聞き出して解説しており、本書の昭和芸能史に厚みをもたらしています。
本書は主に喜劇人、落語家、(師の好きな)チャンバラ・スターなどを主に語っているのが特徴。出てくるのはエノケン(晩年のエノケンに優しくしてもらった)、トニー谷(ハワイでよく見かけた)、てんぷくトリオの伊東四朗(家が近かった)、三波伸介(女剣劇の敵役だった)、横山やすし(ラーメン党の副党首、仲が良かった)、コント55号の坂上二郎(本に書いたらおごってくれた)、堺駿二(ファンだった)など。落語家では師匠の三木助師(病魔に侵された頃、落語界の重鎮たちを全員枕元に招いた)、彦六師匠(木久扇の物まねネタだが人柄の良さがわかるエピソード満載)、『笑点』の盟友、桂歌丸さんのこと。映画スターでは勝新太郎(幅広の外車でガードレールを壊しまくる豪快エピソード)や松方弘樹、往年の大スター片岡千恵蔵や嵐寛寿郎など。
師匠は高名な漫画家・清水崑の弟子だけあって漫画・イラストの腕前は玄人はだし、本書にも寄席小屋などの風景や喜劇人の似顔絵がふんだんに挿入されています。また最後の章には前座時代によいアルバイト先だったキャバレーでの司会の話など1970年代の上野界隈のキャバレーの思い出なども。
本書は木久扇師匠の半生を縦軸に、愛すべき昭和のコメディアンたちを回想した貴重な大衆演芸史となっています。
師は最初漫画家を志したものの、途中で落語家に転じて、名人(「芝浜」で有名)三代目桂三木助、次いで八代目林家正蔵(のち彦六)に弟子入り。テレビの人気番組『笑点』の初期から大喜利メンバーとなり、林家木久蔵としてお茶の間の人気者になりました。今年3月、55年の長きにわたりレギュラーを務めた『笑点』を引退。この間、落語家、タレントとして芸能界を生き抜いてきた人生は多彩であり、また多くの芸能人との出会いがありました。換算すると今年は昭和100年という節目でもあり、木久扇師匠の波瀾の落語家人生と、昭和の芸能人の回想をロング・インタビューし、まとめたのが本書です。聞き手は同じく落語家の林家たけ平氏。氏は昭和歌謡曲のインタビュー集を出すほどの芸能好きで、この本でも随所に木久扇の好きな歌謡曲を聞き出して解説しており、本書の昭和芸能史に厚みをもたらしています。
本書は主に喜劇人、落語家、(師の好きな)チャンバラ・スターなどを主に語っているのが特徴。出てくるのはエノケン(晩年のエノケンに優しくしてもらった)、トニー谷(ハワイでよく見かけた)、てんぷくトリオの伊東四朗(家が近かった)、三波伸介(女剣劇の敵役だった)、横山やすし(ラーメン党の副党首、仲が良かった)、コント55号の坂上二郎(本に書いたらおごってくれた)、堺駿二(ファンだった)など。落語家では師匠の三木助師(病魔に侵された頃、落語界の重鎮たちを全員枕元に招いた)、彦六師匠(木久扇の物まねネタだが人柄の良さがわかるエピソード満載)、『笑点』の盟友、桂歌丸さんのこと。映画スターでは勝新太郎(幅広の外車でガードレールを壊しまくる豪快エピソード)や松方弘樹、往年の大スター片岡千恵蔵や嵐寛寿郎など。
師匠は高名な漫画家・清水崑の弟子だけあって漫画・イラストの腕前は玄人はだし、本書にも寄席小屋などの風景や喜劇人の似顔絵がふんだんに挿入されています。また最後の章には前座時代によいアルバイト先だったキャバレーでの司会の話など1970年代の上野界隈のキャバレーの思い出なども。
本書は木久扇師匠の半生を縦軸に、愛すべき昭和のコメディアンたちを回想した貴重な大衆演芸史となっています。
著者略歴
林家 木久扇(はやしや・きくおう)
1937(昭和12)年、東京日本橋生まれ。落語家、漫画家、実業家。56年、都立中野工業高等学校卒業後、食品会社を経て、漫画家・清水崑の書生となる。60年、三代目桂三木助に入門。翌年、八代目林家正蔵門下に移り、「林家木久蔵」となる。69年、日本テレビ「笑点」の大喜利レギュラーメンバーに。73年、真打昇進。82年、横山やすしらと「全国ラーメン党」を結成。2007年、林家木久扇・二代目林家木久蔵の落語界史上初の「親子ダブル襲名」。24年3月、「笑点」を卒業。現在、(一社)落語協会相談役・協会会員・(一社)鯨の食文化を守る会副理事・(社)日本漫画家協会参与・ニセコ親善大使など精力的に活躍中。最新著書に『バカの遺言』(扶桑社新書)、『ゴリラとオオカミ・ヤギとゾウのお話 僕のコミュニケ―ションの掟』(山極壽一・きむらゆういちと共著、今人舎)がある。
林家 たけ平(はやしや・たけへい)
1977(昭和52)年、東京都足立区生まれ。落語家。東海大学卒業後、塾講師を経て2001年、林家こぶ平(現正蔵)に入門。05年、二つ目昇進、16年、真打昇進。趣味は昭和歌謡鑑賞とその研究。07年、NHK新人演芸大賞入選。11年、北とぴあ若手落語家競演会、池上落語会、共に大賞受賞。17年、第7回オーディオブックアワード・企画賞受賞。19年、彩の国落語大賞受賞。24年、東海林太郎音楽館・副館長就任。著書に名歌手30名超豪華インタビュー集『よみがえる歌声――昭和歌謡黄金時代』(ワイズ出版)がある。
書誌情報
書名:『木久扇の昭和芸能史』
著者:林家 木久扇 聞き手:林家 たけ平
発売日:2024年11月25日
判型:四六判
頁数:272ページ
定価:2200円(税込)
発行元:株式会社 草思社
著者:林家 木久扇 聞き手:林家 たけ平
発売日:2024年11月25日
判型:四六判
頁数:272ページ
定価:2200円(税込)
発行元:株式会社 草思社
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『木久扇の昭和芸能史』刊行記念イベント開催決定!
12月6日、紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)にて、『木久扇の昭和芸能史』の刊行を記念した、落語会&トークショーが開催されます。昭和100年を目前に、木久扇師匠の芸能界の思い出話やお二人の落語を堪能できる夜席です。