じゃりん子チエ
毎日放送(MBS)制作で1981年10月3日から1983年3月25日まで放送された。全65話。チーフディレクターとなる高畑勲の意向により、チエ・テツ・ミツル役は映画版と同じ配役で、他主要キャストにもナチュラルな大阪弁を話すことができる声優・関西在住の俳優・子役が配された。また、オープニングアニメーションは映画版のものが転用されている。また第10話までは映画版の内容をテレビ版キャストがアフレコをし直したうえで基本的にはそのまま描き(一部場面の追加・手直しはある)、第11話以後(第2期も同)は原作の劇画を基としたアニメ版のオリジナルで描かれる。
登場人物
■■ 竹本家 ■■
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竹本テツ
チエの父ホルモン屋「テッちゃん」を営むも、ロクに働かず博打とケンカに明け暮れるため、チエに店を奪われ実質無職。トレードマークは腹巻に黒のVネックTシャツ親。苦手なものは、母親(菊)と、小学生時代の恩師である花井拳骨と猫との喧嘩。嫁のヨシ江と二人になると緊張してしまう。
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花井ヨシ江(おかぁはん)
チエの母でテツの妻。1話目でテツに「出て行け」と言われ、しばらく家で状態だったが、テツの両親の取り持ちで家に戻る(8話)。学生時代は陸上競技の選手で、チエの学校の父兄運動会でも活躍する(38話)。
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■■ チエの同級生 ■■
平山ヒラメ
チエの同級生で親友。教室ではいつもチエと机を並べている。ドン臭いことをかなり気にしているが、絵画と相撲は得意。特に絵は大阪府のコンクールで金賞を受賞する(48話)。題材はボクシングをするテツ。凄まじい音痴でもあり、その歌声は聴く者を悶絶させ、その自覚を逆手にとって、時折マサル脅迫の武器にしたりもする。
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■■ 竹本家を取り巻く人々 ■■
百合根光三
「遊興倶楽部」というバクチ屋の社長で、テツに賭場を荒らされ困っていた。飼い猫アントニオが亡くなってからはすっかり気落ちして足を洗い、お好み焼屋「堅気屋」に転身(52話)。アントニオを剥製にして店に飾る。その後アントニオの息子、アントニオJrと暮らす。
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花井朝子
渉の妻。旧姓向井。最初は婚約者として登場する(57話)。初対面のテツを全く怖がらずに接してくるので、テツは苦手としている。警察署ラグビー部のコーチをしていたこともあり、その時はテツたちの西萩町チームと警察官チームとの勝負を仕切った(60話)。
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