おしどり夫婦で知られる池波志乃さん
池波志乃さんの来歴
池波志乃さんは東京都荒川区の著名な落語家を輩出してきた家系に生まれ、祖父や父親の姿をみて育ってきたそうです。小学・中学を卒業して高校に進学するも、中退して、女優を目指すようになりました。俳優小劇場養成所を経て、新国劇への入団を果たします。
池波志乃という芸名は落語家である父親の金原亭馬生が名付け、新国劇の座付作家だった池波正太郎に認められるかたちで決まりました。
池波志乃という芸名は落語家である父親の金原亭馬生が名付け、新国劇の座付作家だった池波正太郎に認められるかたちで決まりました。
若かれし池波志乃さん
素敵!池波志乃さんっ♪( ´▽`)
— たもと (@and_aki_chan) June 15, 2017
志乃さんが出てくると、
志ん生師匠や馬生師匠、志ん朝師匠の話が聞けて嬉しい(*´︶`*)
志乃さん、、、綺麗(≧∇≦)#池波志乃#徹子の部屋 pic.twitter.com/BHVMZiFXIE
同時期を過ごした俳優には大竹しのぶ・風見杜夫といったメンバーがおり、まるで妹のように可愛がってもらったそうです。1974年から女優として本格的に活動を始め、NHKの連続テレビ小説「鳩子の海」にも出演しました。色気がある中にも品格の良さを漂わせる存在として、さまざまな作品の重要な役どころを演じてこられました。
中尾彬さんとの結婚
1978年には中尾彬さんと結婚して、料理・お酒・芸術など、共通の趣味をもつ仲睦まじい芸能人夫婦として知られるようになりました。志乃さんが子宮外妊娠をしたことで、子供をつくることは断念しましたが、現在でも二人の夫婦仲は健在のようです。
1980~1990年代半ばまでは女優として最盛期を迎えますが、志乃さん自身の体調不良や、自身の人格と演じる役柄の人物像の差が大きかったことから、女優としての活動から距離を置くようになっていきます。
1980~1990年代半ばまでは女優として最盛期を迎えますが、志乃さん自身の体調不良や、自身の人格と演じる役柄の人物像の差が大きかったことから、女優としての活動から距離を置くようになっていきます。
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女優としての活動の中止してから
2001年ごろからは夫である中尾さんのアトリエがあった沖縄に長期滞在をしており、推理小説好きだったこともあって、多くの書評や文庫解説などを手掛けられました。しかし、2006年にはフィッシャー症候群を患い、翌年の2007年には中尾さんも急性肺炎で倒れたことがありました。2007年頃から再び夫婦揃ってメディア出演する機会が増え、オフィスSHINOという自身の会社を立ち上げて経営されるようになりました。
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池波志乃さんの代表作
映画コンテンツ
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天から御札が降ってくる、これは慶事の前触れという噂が全国的に広がり、当時の民衆が仮装しながら「ええじゃないか」と連呼して騒いだと言われる幕末に起きた騒動を描いた作品です。
志乃さんはメインの役どころではありませんが、脇役として存在感を発揮しています。
志乃さんはメインの役どころではありませんが、脇役として存在感を発揮しています。
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作品のキャッチフレーズは、「これほどまでに危険な映画は日本映画史上かつてなかった!」。実際に昭和13年に岡山県苫田郡西加茂村で起きた津山三十人殺しと呼ばれる大量殺人事件を映像化した作品で、アクション・ハードボイルドといった内容に激しいエロス要素まで加わったコンテンツです。
志乃さんにとっては出世作といえる作品で、大胆な演技ぶりを高く評価されました。
志乃さんにとっては出世作といえる作品で、大胆な演技ぶりを高く評価されました。
本当は志乃さんが主役をされた映画作品を紹介したいのですが、過激なロマンポルノ作品のため、ミドルエッジで紹介すると編集部から怒られそうなので自重しておきます。
詳しく知りたい方は「白く濡れた夏」というタイトルで検索してみてください。
パッケージは志乃さんの大胆な胸の谷間が露わになっていて、観ているこちらも恥ずかしくなってしまうほどです。しかし、パッケージを見るだけで、若いときは更に美しかったことが分かりますよ。
詳しく知りたい方は「白く濡れた夏」というタイトルで検索してみてください。
パッケージは志乃さんの大胆な胸の谷間が露わになっていて、観ているこちらも恥ずかしくなってしまうほどです。しかし、パッケージを見るだけで、若いときは更に美しかったことが分かりますよ。
引用となりますが、他にも志乃さんが出演している主なテレビドラマ作品や著書も紹介しておきますね。
テレビドラマ
『高原へいらっしゃい』<1976年版>
『騎馬奉行』
『あ・うん』
著書コンテンツ
マイク岡田熱写館1『熱い疾走 池波志乃物語』(1982年、愛宕書房)
『池波志乃の 酒肴とびっきり―粋にふたり酒を楽しむ本 』(1983年12月、主婦と生活社)ISBN 9784391107210
『志乃の男泣かせの一品料理 - さり気ない料理にこそ男心はしびれる』(1984年5月、実日新書)ISBN 9784408300634
『いい女でいるのも肩がこる―新・女の甲斐性』(1984年11月、主婦と生活社)ISBN 9784391108149
『うちの手料理―二人で楽しむ料理とお酒』(1991年、講談社、ISBN 9784062047814)*中尾彬との共著
『食物のある風景』 (2007年、徳間書店、ISBN 978-4-19-862302-9、2013年5月、徳間文庫、ISBN 9784198936853)
『終活夫婦』(2018年4月、講談社)ISBN 9784062210492 *中尾彬との共著
(旧姓:美濃部)
生年月日:1995年3月12日
出生地 :東京都荒川区
職業 :女優・エッセイスト
所属 :オフィスSHINO
活動期間:1974年~1996年
2007年~