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前作からのメンバー主水(藤田まこと)、政(村上弘明)、お玉(かとうかずこ)に加え、二枚目殺し屋・かげろうの影太郎(三浦友和)が新たに登場する必殺シリーズ第28作!前作のラストで仲間二人を失い、裏稼業から足を洗っていた中村主水と鍛冶屋の政。そんな二人の前に、お玉が謎の男・かげろうの影太郎と共に舞い戻ってきて…。
「旋風編」の続編という位置づけですが、主題歌などが引き継がれていることから、これはもう視聴率低迷によるテコ入れされた作品との見方が強い「必殺仕事人V・風雲竜虎編」。
う~ん、ついに「仕事人」でさえも厳しくなってきましたよ。とはいえ、前作に比べると視聴率は上向き、全19話となっていますから前作と合わせると33話。立派なものですよ。
う~ん、ついに「仕事人」でさえも厳しくなってきましたよ。とはいえ、前作に比べると視聴率は上向き、全19話となっていますから前作と合わせると33話。立派なものですよ。
必殺仕事人Ⅴ・風雲竜虎編 挿入歌「ついて行きたい」Full テン・リー
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村上弘明は相変わらずカッコいいし、かとうかずこは美しい。新たに加わった三浦友和も、まぁ、いいかんじでよ。が、最終回では村上弘明が演じた鍛冶屋の政も、かとうかずこが演じたお玉も、三浦友和が演じたかげろうの影太郎も江戸を離れることになります。
必殺剣劇人
必殺シリーズの第29作、「必殺剣劇人」。実はこれが15年間続いたシリーズの最終作です。さすがに感慨深いです。15年ですからねぇ。記念すべき本作の主役は近藤正臣が勤めています。
必殺剣劇人
脚本:吉田剛、篠崎好、田上雄、保利吉紀
監督:石原興、津島勝、水川淳三、山根成之
出演者:近藤正臣、田中健、工藤夕貴、二宮さよ子、あおい輝彦
ナレーター:加賀まりこ
放送期間:1987年8月7日~9月25日
監督:石原興、津島勝、水川淳三、山根成之
出演者:近藤正臣、田中健、工藤夕貴、二宮さよ子、あおい輝彦
ナレーター:加賀まりこ
放送期間:1987年8月7日~9月25日
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長屋暮らしの三人組・賭場の札裁きを生業とするカルタの綾太郎(近藤正臣)、火消し・早縄の清次(田中健)、祈祷師・すたすたの松坊主(あおい輝彦)の正体は、かつて幕府の御金蔵破りで大金をせしめた義賊「幻の世直し三人組」で、今は足を洗って気ままに暮らしていた。そんな三人の前に、かつて三人が想いを寄せた盗賊仲間で八丈島に流されたお百の娘で、三人のうちの誰かが父親だと言うお七(工藤夕貴)がやってくる。お百は病死し、頼る当てもないお七は誰が本当の父親かわからないまま、三人の娘として同居することになる。世間知らずながら、曲がったことが大嫌いなお七は、正義感ゆえに騒ぎを引き起こすが、そんな純粋な娘のために三人は許せぬ悪を始末していく……。
必殺シリーズ中で最も話数が少なく僅かに全8話。視聴率低迷による打ち切りとかではなく、実は前作「必殺仕事人V・風雲竜虎編」放送中に必殺シリーズの終了は決定していたそうです。そのためか、随分と雰囲気が違う作品で、シリーズへのオマージュ的な要素を含んでいます。
最終回には中村主水、せん、りつが登場して視聴者に挨拶するという演出がなされていました。
最終回には中村主水、せん、りつが登場して視聴者に挨拶するという演出がなされていました。
必殺剣劇人OP
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大仰な決め台詞に大殺陣、巨大な張り子の蝦蟇まで登場するという大時代劇というかチャンバラ大活劇。他の必殺シリーズ、特に初期のものと比べると随分とイメージが違いますが、これはこれで面白いです。いま改めてやってくれると若い人にもウケないですかねぇ???
必殺仕事人・激突!
シリーズ終了から4年。必殺は不滅だ!と声を高らかに宣言したかのような作品「必殺仕事人・激突!」が必殺シリーズ第30作、必殺仕事人シリーズ第9作、中村主水シリーズ第15作として、1991年10月に復活します。
必殺仕事人・激突!
脚本:吉田剛、中村勝行、篠崎好
監督:原田雄一、石原興、松野宏軌、吉田啓一郎、津島勝
出演者:藤田まこと、中村橋之助、菅井きん、白木万理、光本幸子、目黒祐樹、滝田栄、酒井和歌子、三田村邦彦
ナレーター:徳光和夫
時代設定:江戸時代
放送期間:1991年10月8日~1992年3月
監督:原田雄一、石原興、松野宏軌、吉田啓一郎、津島勝
出演者:藤田まこと、中村橋之助、菅井きん、白木万理、光本幸子、目黒祐樹、滝田栄、酒井和歌子、三田村邦彦
ナレーター:徳光和夫
時代設定:江戸時代
放送期間:1991年10月8日~1992年3月
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江戸城 大奥の中臈(ちゅうろう) 初瀬は、仕事人の元締という裏の顔を持っていた。彼女の配下は時計師の夢次、お面売りのお歌、鎌使いの紋太。そして、中村主水がいた。毎月、五の日と十の日に上野東照宮で、初瀬が頼み人から依頼と金を受け取る仕組みで、主水はその繋ぎ役であった。
ある日の仕事の際、初瀬配下の仕事人たちは南町奉行所が極秘で結成した仕事人狩り部隊「覆面組」の襲撃を受け、紋太が瀕死の重傷を負う。紋太はかねてからの知人である、秀に自分の死骸が残ると、妻のさだと一人娘のおみよに奉行所の手が掛かると言い残し、秀に後事を託して自ら腹を鎌で刺し、川に飛び込み自害した。
秀は紋太の恨みを晴らすべく、主水と再会し、公儀の御試御用首切り役 山田朝右衛門を仲間に加え、新たな仕事人チームが誕生。覆面組の恐怖と闘いながら、極悪人を闇に葬っていく。
もう、ここまでくると、中村主水に せん と りつ さえいれば仕事人と言っていいのではないかと思いますが、「必殺仕事人・激突!」には飾り職人の秀が登場します。後は何といっても熟女ファンに嬉しい仕事人の元締役の酒井和歌子の出演でしょう。相変わらず美しいです。
必殺仕事人 激突!OP
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必殺ファンにとって、必殺仕事人の復活は喜ばしい限りです。時代劇ファンにとってもそうでしょう。しかしなぁ、インターバルがあったたかなのか、時代がそうさせたのかは分かりませんが、往年の緊張感のようなものが本作からはあまり感じられえないように思います。
もっとも、その分、安定した面白さがあって楽しめるんですけどね。ま、これは、アリです。
もっとも、その分、安定した面白さがあって楽しめるんですけどね。ま、これは、アリです。
監督:工藤栄一、原田雄一、松野宏軌
出演者:藤田まこと、村上弘明、かとうかずこ、桂朝丸、山内としお、西田健、白木万理、菅井きん、三浦友和
ナレーター:中村梅之助
時代設定:江戸時代・天保年間
放送期間:1987年3月13日~7月31日