映画「太陽がいっぱい」でヒロインを務めたマリー・ラフォレさん死去。
フランスで女優・歌手として長年活躍を続けてきたマリー・ラフォレさんが11月2日、スイス西部で亡くなっていたことが明らかとなりました。80歳でした。
第一報はこちら。
「太陽がいっぱい」でアラン・ドロンさんの相手役を演じた仏女優のマリー・ラフォレさんが亡くなりました。https://t.co/NxNQyPvnXt
— 毎日新聞 (@mainichi) November 4, 2019
ラフォレさんは1939年、フランス西部スラックシュルメール生まれ。1960年の映画「太陽がいっぱい」で主演のアラン・ドロンの相手役として出演、以降女優として活動を続けてきました。一方でシャンソン歌手としても知られ、アルバムの累計売上枚数は3000万枚を超えるとのことです。
マリー・ラフォレさんの近年の写真。
映画「太陽がいっぱい」とは?
アラン・ドロン主演の映画「太陽がいっぱい」。1960年と古い映画のため、名前は聞いたことはあるけど実際に観たことは無い、という方も多いのではないでしょうか。ここでは、ラフォレさんを一躍スターダムへと押し上げた同作について軽く触れてみたいと思います。
フランス・イタリア合作の犯罪映画!
「太陽がいっぱい」とは、パトリシア・ハイスミスの小説「才人リプリー君」を原作としたルネ・クレマン監督による犯罪映画。アラン・ドロン演じる貧しい青年トム・リプリーが、大富豪の息子フィリップになりすまし、富と恋人を手中に収めていく…というサスペンスストーリーです。
こちらは映画の一コマ。
90年代には「リプリー」で再映画化!
アラン・ドロンの代表作のひとつとなった同作ですが、1999年にはマット・デイモン主演の映画「リプリー」として再映画化。こちらの映画の方が原作により忠実となっており、「太陽がいっぱい」同様にヒットを記録しています。第72回アカデミー賞脚色賞などにノミネートされました。
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2019年にはテレビシリーズ化も決定!!
「太陽がいっぱい」ですが、2019年にはアメリカのShowtimeでテレビシリーズとなることが決定。主演はイギリス・BBC製作のテレビドラマ「SHERLOCK」のモリアーティ役などで知られるアンドリュー・スコットが担当することが明らかとなっています。このように時代を超えて人々に愛されている「太陽がいっぱい」。今後も我々に話題を提供してくれることでしょう!
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