プロフィール -wikipedeia-
俵 万智(たわら まち)1962年生まれ。
タレントでも、作家でもなく、正真正銘の歌人です。
余談ですが、父親は物理学者で、希土類磁石の研究者の俵好夫です。
大阪生まれ、福井県育ち。
早稲田大学第一文学部に入学します。
在学中に心の花を主宰している佐佐木幸綱に師事し短歌の世界に入りました。
大学を卒業後、国語教員として働きながら発表した「野球ゲーム」で第31回角川短歌賞次席。
受賞はしませんでしたが、奔放で斬新な表現が歌壇の話題をさらいました。
翌年、「八月の朝」で第32回角川短歌賞を受賞します。
1987年に発行した第一歌集「サラダ記念日」が、歌集としては異例の大ベストセラーとなります。この作品が当時、社会現象を引き起こし、口語短歌の裾野を一気に広げました。
日常会話で使われるカタカナを巧みに使い、親しみやすい歌風は多くの人々の心を掴みました。
その後、戯曲「ずばぬけてさびしいあのひまわりのように」を、
さらに小説「トリアングル」を読売新聞に連載するなど活躍します。
2003年に男児を出産。婚姻を選ばず、シングルを選びます。
2006年、歌集「プーさんの鼻」で第11回若山牧水賞を受賞。
同年から宮城県仙台市に居住していましたが、
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生を受け、
沖縄県・石垣島に移住したのでした。
2016年からは宮崎市に移住し、2020年3月宮崎県の全国障害者芸術・文化祭の広報アンバサダー(大使)に就任しました。
現在は、季刊誌「考える人」(新潮社)で「考える短歌」を連載中。
1996年6月から、読売新聞の「読売歌壇」の選と評を務めています。
また、2019年6月から西日本新聞にて「俵万智の一首一会」を隔月で連載しています。
タレントでも、作家でもなく、正真正銘の歌人です。
余談ですが、父親は物理学者で、希土類磁石の研究者の俵好夫です。
大阪生まれ、福井県育ち。
早稲田大学第一文学部に入学します。
在学中に心の花を主宰している佐佐木幸綱に師事し短歌の世界に入りました。
大学を卒業後、国語教員として働きながら発表した「野球ゲーム」で第31回角川短歌賞次席。
受賞はしませんでしたが、奔放で斬新な表現が歌壇の話題をさらいました。
翌年、「八月の朝」で第32回角川短歌賞を受賞します。
1987年に発行した第一歌集「サラダ記念日」が、歌集としては異例の大ベストセラーとなります。この作品が当時、社会現象を引き起こし、口語短歌の裾野を一気に広げました。
日常会話で使われるカタカナを巧みに使い、親しみやすい歌風は多くの人々の心を掴みました。
その後、戯曲「ずばぬけてさびしいあのひまわりのように」を、
さらに小説「トリアングル」を読売新聞に連載するなど活躍します。
2003年に男児を出産。婚姻を選ばず、シングルを選びます。
2006年、歌集「プーさんの鼻」で第11回若山牧水賞を受賞。
同年から宮城県仙台市に居住していましたが、
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生を受け、
沖縄県・石垣島に移住したのでした。
2016年からは宮崎市に移住し、2020年3月宮崎県の全国障害者芸術・文化祭の広報アンバサダー(大使)に就任しました。
現在は、季刊誌「考える人」(新潮社)で「考える短歌」を連載中。
1996年6月から、読売新聞の「読売歌壇」の選と評を務めています。
また、2019年6月から西日本新聞にて「俵万智の一首一会」を隔月で連載しています。
作品は?
歌集
1987年 第一歌集「サラダ記念日」河出書房新社
「とれたての短歌です」浅井慎平写真・角川書店
1989年 「もうひとつの恋」浅井慎平写真・角川書店
1991年 第二歌集「かぜのてのひら」河出書房新社
1996年 「小さな友だち」管洋志写真・講談社
1997年 第三歌集「チョコレート革命」河出書房新社
「花束のように抱かれてみたく」稲越功一写真・同朋舎
1998年 「そこまでの空 俵万智の贈りもの」安野光雅絵・河出書房新社
2003年 「恋文」荒木とよひさ共著 主婦と生活社
2005年 「会うまでの時間 自選歌集」文藝春秋
第四歌集「プーさんの鼻」文藝春秋
2010年 「たんぽぽの日々 俵万智の子育て歌集」市橋織江写真・小学館
「生まれてバンザイ」童話屋
2012年 「あれから 俵万智3・11短歌集」今人舎
「風が笑えば」奥宮誠次写真・中央公論新社
2013年 第五歌集「オレがマリオ」文藝春秋
その他多数。
1987年 第一歌集「サラダ記念日」河出書房新社
「とれたての短歌です」浅井慎平写真・角川書店
1989年 「もうひとつの恋」浅井慎平写真・角川書店
1991年 第二歌集「かぜのてのひら」河出書房新社
1996年 「小さな友だち」管洋志写真・講談社
1997年 第三歌集「チョコレート革命」河出書房新社
「花束のように抱かれてみたく」稲越功一写真・同朋舎
1998年 「そこまでの空 俵万智の贈りもの」安野光雅絵・河出書房新社
2003年 「恋文」荒木とよひさ共著 主婦と生活社
2005年 「会うまでの時間 自選歌集」文藝春秋
第四歌集「プーさんの鼻」文藝春秋
2010年 「たんぽぽの日々 俵万智の子育て歌集」市橋織江写真・小学館
「生まれてバンザイ」童話屋
2012年 「あれから 俵万智3・11短歌集」今人舎
「風が笑えば」奥宮誠次写真・中央公論新社
2013年 第五歌集「オレがマリオ」文藝春秋
その他多数。
via www.amazon.co.jp
サラダ記念日の代表句に
「この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日」
とありますが、この作品は中学校の教科書に掲載されています。
教科書に掲載されたので、過去の人と勘違いされているのかもしれませんね。
かぜのてのひらでは
「チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ二月」
など、情熱的な言葉使いに惹かれます。
「この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日」
とありますが、この作品は中学校の教科書に掲載されています。
教科書に掲載されたので、過去の人と勘違いされているのかもしれませんね。
かぜのてのひらでは
「チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ二月」
など、情熱的な言葉使いに惹かれます。
via www.amazon.co.jp
チョコレート革命では、不倫がテーマとなっていて、とても情念の籠っていますね。
「男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす」
「日曜はお父さんしている君のため晴れてもいいよ三月の空」
ドキッとする句です。
プーさんの鼻では、
「生きるとは手をのばすこと幼子(おさなご)の指がプーさんの鼻をつかめり」
「昨日咲いた花とおんなじだけ生きて命ちいさくのびをするなり」
など、俵万智がシングルマザーであるということを前提として、
子を産み育てている姿が目に浮かぶようです。
「男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす」
「日曜はお父さんしている君のため晴れてもいいよ三月の空」
ドキッとする句です。
プーさんの鼻では、
「生きるとは手をのばすこと幼子(おさなご)の指がプーさんの鼻をつかめり」
「昨日咲いた花とおんなじだけ生きて命ちいさくのびをするなり」
など、俵万智がシングルマザーであるということを前提として、
子を産み育てている姿が目に浮かぶようです。
via www.amazon.co.jp
via www.amazon.co.jp
第五歌集の「オレがマリオ」は、
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
という句から、タイトルがつけれらた歌集です。
震災、石垣島の生活、子の成長など、人生における様々な出来事が詰められています。
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
という句から、タイトルがつけれらた歌集です。
震災、石垣島の生活、子の成長など、人生における様々な出来事が詰められています。
via www.amazon.co.jp
若山牧水の名作を評伝「牧水の恋」
俵万智の若山牧水との出会いは、高校生の時に手にした歌集でした。
失恋で落ち込んでいたところ、延々と出てくる失恋の歌に共感したと言います。
進学した早稲田大学で、後に師事する歌人佐佐木幸綱さんの講義を受け、
この代表作を鑑賞したことが短歌の魅力に引き込まれるきっかけとなったそう。
俵万智の解説で、若山牧水の短歌を読み解きながら恋の行方を追っていくという作品です。
失恋で落ち込んでいたところ、延々と出てくる失恋の歌に共感したと言います。
進学した早稲田大学で、後に師事する歌人佐佐木幸綱さんの講義を受け、
この代表作を鑑賞したことが短歌の魅力に引き込まれるきっかけとなったそう。
俵万智の解説で、若山牧水の短歌を読み解きながら恋の行方を追っていくという作品です。
via www.amazon.co.jp
ホスト百人一首に
歌舞伎町でホストクラブSmappa! Groupのホストさんたちが、
月に一回、出勤前に集まって歌を詠む「ホスト百人一首」。
その歌会にゲストとして俵万智も登場します。
歌人の先生たちが、真剣にホストさんたちの歌を審査する姿が興味をそそりますよ。
俵万智も前々からこの「ホスト百人一首」歌会に興味があったようで、
とても楽しそうです。
月に一回、出勤前に集まって歌を詠む「ホスト百人一首」。
その歌会にゲストとして俵万智も登場します。
歌人の先生たちが、真剣にホストさんたちの歌を審査する姿が興味をそそりますよ。
俵万智も前々からこの「ホスト百人一首」歌会に興味があったようで、
とても楽しそうです。
【ホスト百人一首#04】俵万智先生登場!!!
via www.youtube.com
#ホスト百人一首
— 歌舞伎町ブックセンター (@Kabukicho_Book) July 4, 2019
開票中...💗
今回も
俵万智さん、野口あや子さん、小佐野彈さんがお越しくださっています☺️
リアルタイムでなくても、どの歌が良いか、投票お待ちしております!#短歌 pic.twitter.com/0pKzB1RMKM
19 件
2020/6/6 22:35
経歴の記述がほとんどウィキペディアからの引き写しなのでは