『POWER DoLLS』とは?
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POWER DoLLS(パワードール)は、1994年に工画堂スタジオより発売されたパソコン用戦術シミュレーションゲームのシリーズである。
工画堂スタジオ内うさぎさんちーむによって開発された。未来の植民惑星を舞台にパワーローダーと呼ばれるロボットによって構成された部隊を指揮して戦闘での勝利を目指すシミュレーションゲームである。ゲーム内の自軍パイロットが全員、美女・美少女で構成されており、美少女ロボット部隊を指揮して戦うゲームという側面から人気を得た。また、ゲーム内容自体は比較的シビアで難易度は非常に高い。
OVA化も実現!
元々がパソコン向けのゲームということで、一般的にも知られているコンテンツとは言えません。しかし、一部ユーザーからの人気は高く、2回に渡ってOVA化も実現しています。
1996年には『POWER DoLLS-オムニ戦記2540-』というタイトルが発売され、その2年後の1998年には『POWER DoLLS Detachment of Limited Line Service プロジェクトα』といったタイトルがリリースされました。
どちらもパソコン用ゲームとして作られたコンテンツの世界観を忠実に再現したものとなっており、ハイクオリティーな映像に仕上げられています。
1996年には『POWER DoLLS-オムニ戦記2540-』というタイトルが発売され、その2年後の1998年には『POWER DoLLS Detachment of Limited Line Service プロジェクトα』といったタイトルがリリースされました。
どちらもパソコン用ゲームとして作られたコンテンツの世界観を忠実に再現したものとなっており、ハイクオリティーな映像に仕上げられています。
『POWER DoLLS-オムニ戦記2540-』
発売時期:1996年
メーカー:工画堂スタジオ
メーカー:工画堂スタジオ
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作戦開始するも、主人公のフェイルンは、早々に操縦していたパワーローダーを撃破されてしまいました。機体の回収作業をしていると、戦闘に巻き込まれて孤児となった兄妹と出会い、そのまま基地に連れ帰ってしまいます。子供たちを拾ってきたことで、チームメイトのクァンメイには作戦とは関係ない行動だと問い詰められるのでした。しかし、フェルインは自分自身も孤児だったという背景から、どうしても子供たちを放っておけなかったのです。
結局、作戦は失敗に終わり、ドールズにはあたえ新たな作戦が与えられるのでした。その作戦の内容とは、上流に建設されたダムを破壊するというものです。一般市民にも多大な被害をもたらすため、フェルインはどうしても任務に前向きな気持ちになれないでいました…
結局、作戦は失敗に終わり、ドールズにはあたえ新たな作戦が与えられるのでした。その作戦の内容とは、上流に建設されたダムを破壊するというものです。一般市民にも多大な被害をもたらすため、フェルインはどうしても任務に前向きな気持ちになれないでいました…
『POWER DoLLS Detachment of Limited Line Service プロジェクトα』
発売時期:1998年
メーカー:工画堂スタジオ
メーカー:工画堂スタジオ
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戦闘中のドールズは、友軍に、圧倒的な強さをみせるパワーローダーを目撃します。そのパワーローダーは昆虫のように六本足を備えた独特なフォルムをしていて、情報によると次世代システムを搭載した試作機だといいます。しかし、これ以降、この試作機を戦闘で見る機会はなく、その記憶はチームメイトからも風化していきました。
時は流れ、ドールズは反政府組織の内通者救出・保護といった指令を受けます。与えられた任務のため、目的地の島に上陸すると、かつて友軍の試作機として稼働していたパワーローダーが敵となってドールズの前に立ちはだかるのでした…
時は流れ、ドールズは反政府組織の内通者救出・保護といった指令を受けます。与えられた任務のため、目的地の島に上陸すると、かつて友軍の試作機として稼働していたパワーローダーが敵となってドールズの前に立ちはだかるのでした…
OVA版『POWER DoLLS』の魅力とは
ロボットもののアニメ作品で、女性キャラクターを主役に据えているコンテンツは珍しいです。そういった意味では希少性がありますよね。そして、女性キャラクターの活躍ぶりを描いたコンテンツでは、男女間の恋愛といった要素を含んだものが多いような気がしますが、OVA版『POWER DoLLS』に関しては、そういった要素がゼロというところも珍しいと思います。
軍人として逞しく生きる女性の姿を描いており、その世界観がこれまでのロボットものの作品にはない部分だと感じました。お色気要素を期待していると、かなり硬派な戦争もののストーリーが展開され、その下心は見事に打ち砕かれる結果となります。そういうところでも、良い意味で期待を裏切ってくれるコンテンツだといえるでしょう。
軍人として逞しく生きる女性の姿を描いており、その世界観がこれまでのロボットものの作品にはない部分だと感じました。お色気要素を期待していると、かなり硬派な戦争もののストーリーが展開され、その下心は見事に打ち砕かれる結果となります。そういうところでも、良い意味で期待を裏切ってくれるコンテンツだといえるでしょう。
OVA版『POWER DoLLS』の類似作品
女性キャラクターの活躍を描いたロボットもの作品といった括りで、類似したアニメを紹介していきたいと思います。OVA版『POWER DoLLS』をご覧になって気に入るようであれば、こちらで紹介するコンテンツも面白いと感じてもらえるはずです。
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内容&あらすじ
人類が宇宙に進出するようになった時代、地球は「宇宙怪獣」と通称される正体不明の宇宙生物群 (STMC) による激しい攻撃を受けていた。その脅威に打ち勝つため、地球はマシーン兵器の最強型決戦兵器であるバスターマシン「ガンバスター」の建造を進めていた。
宇宙怪獣との交戦で消息不明となった宇宙軍提督タカヤ・ユウゾウの娘タカヤ・ノリコは、沖縄に所在するパイロットの養成学校、通称「沖女」に通い、軍人となることを目指していた。しかし、ノリコはずば抜けた体力だけが唯一の取り柄でマシーン兵器の操縦はからっきしな劣等生だった。彼女の特別な才能を見出したコーチことオオタ・コウイチロウによる厳しい特訓や、同級生による嫉妬やいじめ、憧れの「お姉様」であるアマノ・カズミとの交流といった経験を経て、自信の持てない落ちこぼれであったノリコは努力や根性によってその才能を開花させていく。そして学校の卒業を待たずしてパイロット候補生となり、戦場である宇宙へと旅立つことになる。
地上戦を舞台にして展開される『POWER DoLLS』に対し、宇宙空間を舞台にドラマが展開される『トップをねらえ!』。方向性がリアルロボット系の『POWER DoLLS』に対し、スーパーロボット系の『トップをねらえ!』。違いはありますが、女性キャラクターが主人公のロボットものという点では共通しています。共通点・相違点をチェックしながら鑑賞してもらえれば、さらに楽しくご覧になっていただけると思いますよ。
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内容&あらすじ
ゲーム版『サクラ大戦』のストーリーを元に、アニメ独自の脚本や演出を加え再構成した作品。真宮寺さくらの帝国華撃団への加入から始まり、葵叉丹率いる黒之巣会との戦いまでを描いている。本作のストーリーの中心はさくらを中心とした帝国華撃団の結束であり、ゲームでの大きな要素でもある大神一郎とヒロインとの恋愛は描かれておらず、全般的にシリアスな内容になっているのが特徴である。
『POWER DoLLS』と同じように、ゲーム媒体からアニメ化が実現したコンテンツ。恋愛といった要素は薄く、チームメイトとの絆をテーマにしているのも両作品に共通しているポイントだといえるでしょう。
メーカー:工画堂スタジオ
パソコン用戦術シミュレーションゲームの人気シリーズとなります。