野球漫画の第一人者水島新司
昔からスポ根ものは人気があり、野球漫画も数多くありますね。
水島新司さんも野球漫画を多く生み出したことで知られます。
「ドカベン」、「あぶさん」、「野球狂の詩」など読んだことがなくてもタイトルを聞いたことがあるものばかりですよね。
そのほかにも多数の野球漫画を描いておられます。
その中で今回ご紹介するのは「一球さん」です。
こちらの作品もタイトルを見ただけで野球漫画だとわかりますね。
「一球さん」は実は別の作品、原作佐々木守の「男どアホウ甲子園」の続編として作られた作品でした。(実際には原作の佐々木さんは野球を全く知らず、試合の話になると水島さんがはなしを作っていたといいます。)
既に「ドカベン」や「あぶさん」の連載も始まっていたなかでの「一球さん」はどのような作品だったのでしょうか?
水島新司さんも野球漫画を多く生み出したことで知られます。
「ドカベン」、「あぶさん」、「野球狂の詩」など読んだことがなくてもタイトルを聞いたことがあるものばかりですよね。
そのほかにも多数の野球漫画を描いておられます。
その中で今回ご紹介するのは「一球さん」です。
こちらの作品もタイトルを見ただけで野球漫画だとわかりますね。
「一球さん」は実は別の作品、原作佐々木守の「男どアホウ甲子園」の続編として作られた作品でした。(実際には原作の佐々木さんは野球を全く知らず、試合の話になると水島さんがはなしを作っていたといいます。)
既に「ドカベン」や「あぶさん」の連載も始まっていたなかでの「一球さん」はどのような作品だったのでしょうか?
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一体どんな作品?
ほぼオリジナルストーリーだった
前作「男どアホウ甲子園」終了からほどなくして連載が始まった今作。
時系列的には前作から7年後の世界で前作の登場人物たちも登場するなど一部のキャラクターや設定を引き継いではいるものの原作は立てておらず水島自身のオリジナルストーリーとなっています。
時系列的には前作から7年後の世界で前作の登場人物たちも登場するなど一部のキャラクターや設定を引き継いではいるものの原作は立てておらず水島自身のオリジナルストーリーとなっています。
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忍者の末裔!?
「一球さん」の主人公である真田一球。
彼の出生がまず驚きます。
驚異的な身体能力を持っており、実は忍者の末裔だというのです。
真田幸村に仕えた忍者真田一心の19代目の末裔である真田鉄心を父に持ちます。
その父を幼くして亡くし野球とは無縁の環境で育つが巨人学園の理事長に見いだされ、
野球強豪校巨人学園の野球部に突如入部。
この時点で一球は野球を全く知らないのです。
漫画とはいえ驚きの経歴ですよね。
野球の知識が皆無なので破天荒なプレーが続出するのですが、その身体能力の高さから強豪校にあっても活躍していきます。
彼の出生がまず驚きます。
驚異的な身体能力を持っており、実は忍者の末裔だというのです。
真田幸村に仕えた忍者真田一心の19代目の末裔である真田鉄心を父に持ちます。
その父を幼くして亡くし野球とは無縁の環境で育つが巨人学園の理事長に見いだされ、
野球強豪校巨人学園の野球部に突如入部。
この時点で一球は野球を全く知らないのです。
漫画とはいえ驚きの経歴ですよね。
野球の知識が皆無なので破天荒なプレーが続出するのですが、その身体能力の高さから強豪校にあっても活躍していきます。
この作品に込めた思い
雑誌のインタビューで水島さんが「一球さん」について語ったことがありました。
「一球さん」はアニメにしたかった作品。
「ドカベン」などとは違い野球を知らない子供たちにルールや、楽しさを教えていく作品。
興味を持って、野球を知ってほしい。
確かに、身体能力はずば抜けているけれども野球を全く知らない主人公がおこす破天荒なプレーは見ているほうもワクワクするものがありましたし、はたしてこのプレーはルール違反なのか否か、という関心も持てました。
そのうえ主人公である一球はその身体能力を活かして活躍していくのに奢ることなくいつも天真爛漫で前向きな、ともすれば純粋すぎるほどの少年です。
そういう点でも子供たちに向けての想いがあったのかもしれませんね。
「一球さん」はアニメにしたかった作品。
「ドカベン」などとは違い野球を知らない子供たちにルールや、楽しさを教えていく作品。
興味を持って、野球を知ってほしい。
確かに、身体能力はずば抜けているけれども野球を全く知らない主人公がおこす破天荒なプレーは見ているほうもワクワクするものがありましたし、はたしてこのプレーはルール違反なのか否か、という関心も持てました。
そのうえ主人公である一球はその身体能力を活かして活躍していくのに奢ることなくいつも天真爛漫で前向きな、ともすれば純粋すぎるほどの少年です。
そういう点でも子供たちに向けての想いがあったのかもしれませんね。
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まとめ
「男どアホウ甲子園」からの「一球さん」、そしてクロスオーバー的に他作品へとキャラクターや設定が繋がっていく水島新司作品。
「ドカベン」の山田太郎の高校三年の夏を描いた「大甲子園」ではそれまでに描いてきた多くの高校野球漫画の登場人物たちが作品の枠を超え共演を果たしています。
そんな各作品のつながりを今一度感じるもの面白いかもしれません。
「ドカベン」の山田太郎の高校三年の夏を描いた「大甲子園」ではそれまでに描いてきた多くの高校野球漫画の登場人物たちが作品の枠を超え共演を果たしています。
そんな各作品のつながりを今一度感じるもの面白いかもしれません。
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