フライングマンを考える 実はメッセージの強い部分
謎の存在だったフライングマンについて考えてみたいと思います。
フライングマンの存在意義
彼の意味はわかりません。
もっといえば、マジカントが無くなった後で
なければ、分からないのです。
→フライングマンは一度も会わないままでも
話が進んでしまう、任意のキャラクターです。
→ゲーム全体の中でここだけが確実に
大人へのメッセージだと思われます
フライングマンとは?
(中略)5人兄弟でマジカントという所に住んでいます。
(中略)
フライングマンという名前には、適切なタイミングよりも
先んじて前のめりに事を行ってしまう「フライングする」を
由来としているという意見があります。そこでフライング
マンの性質をまとめてみます。
○主人公の都合に関わらず「そのために生まれてきた」と
言いながら、勝手についてくる
○戦いに加担してくれるが、体力を回復させられず先に
死んでしまう
○死ぬと墓が建ち、「主人公の血と肉」
「主人公の大いなる悲しみ」「主人公の善なる心」
「主人公の内なる力」「主人公の永遠のしもべ」という
墓碑が刻まれている
意味が分からない存在でした。
フライングマンはマジカント=マリアの愛=母の無償の愛
ことを考えると、マジカント=マリア=無償の愛の
象徴だったのでは?と思います。
舞台がアメリカだから?という直結の考え方も
正しいかは分かりませんが、おそらくフライングマンの
墓標は聖書のオマージュなのでは・・?
勝手についてくる→見返りをもとめない母の愛
戦いに参加しても回復できず死亡→主人公を守ることが母の喜び
みたいな感じでしょうか?私は無宗教派ですので
あてずっぽうですが、このフライングマンだけは
子供時代には理解しきれない部分でしたので、年を経て振り返って
新しい発見でした。みなさんはどうお考えでしたか?
ラスボス ギーグとの闘い
ネタバレが続きます!
「あなたの一族には、本当にお世話になっています。
幼い私を育ててくれた、ジョージの妻…マリア。
私たちの星から大切な情報を盗み出して、
私たちに歯向かおうとした…ジョージ。そして、その夫婦の子孫。
また、私たちの計画を邪魔しようとしている、
あなたのことだ。もうお帰りなさい。
みにくい地球人たちとともに、滅びてください。
その虫ケラのようなチカラでは、どうすることもできない。
あなただけ、ひとりなら助けてあげてもよい。
私とともに、マザーシップに乗りなさい。
…そうですか。
ならば、友達やみにくい地球人といっしょに、ここで眠りなさい。」
敵なので攻撃をしながらも主人公にだけ救済策を交渉してくる
ギーグが逆に悲しいですね・・
さみしかったんでしょうね。結局。
歯が立たないギーグに あの子守歌を歌え!
ありませんでした。
それはラスボスのギーグまで貫かれ、彼の
猛攻を止める手段は歌を歌うことでした。
ギーグは、唯一の愛情の象徴だった母、マリアの
子守歌に攻撃を止めざるを得ませんでした。
MOTHER--!!母の愛ーーー!!
号泣です。泣くんじゃないとか無理です。
名作は衰えない、素晴らしい作品
ラストにかけてはどうしても長くなりましたが、
MOTHERのラストは簡単にはまとめられません!
少しでもこの素晴らしさが伝わればと思います。
「名作保証。」糸井氏の名コピーは本当でした!
MOTHER サウンドトラック
「MOTHER」サウンド・トラックが復活。ムーンライダースの
鈴木慶一によるデジタル・リマスタリング。
歌詞のあるアレンジ曲が原曲を超えて
愛されている名作です。
サイト上で視聴が出来ますので
ご興味がある方は是非!
Amazon.co.jp: マザー百科 (ワンダーライフスペシャル): エイプ: 音楽
ゲームの攻略要素よりも、世界観を含め
キャラクターの背景などが事細かに
記載されているようです。観光案内の項目など、
MOTHERの世界に更に浸りたい方は是非!
いてあげられなかったんでしょう・・?
そこは解明されてない気がするのですが・・
①マリアとギーグが離れざるを得ないなにかがあった
↓
②記憶を失ってもいずれジョージを恨んで
襲撃するギーグを止める為、そのギーグに
標的にされるであろう子孫を助けるために
マジカントを作り、クイーンマリーとして存在した?