「走らんか!」の放送時期
「走らんか!」は1995年10月から1996年3月まで放送された朝の連続テレビ小説です。前作は1年放送された「春よ、来い」。次の作品は「ひまわり」でした。
大阪制作の朝ドラは前期(4月から)に放送されていることが多かったのですが、前作が1年クールで東京制作だったため、4年半ぶりに後期に放送されています。
平均視聴率は20.5%、最高視聴率は28.0% 今からすれば高視聴率ですが視聴率の低迷が続いていた時の朝ドラです。作品の問題ではなく、朝にドラマを見る習慣がなかなか亡くなってきたのかもしれませんね。あまり作品が難しすぎても朝の忙しい時に見ていられないので難しいところだと思います。
この作品は現在のところ、完全版、総集編ともにDVDなどは発売されていません。配信もまだです。再放送でもいいのでいつかまたみられるといいですよね。
大阪制作の朝ドラは前期(4月から)に放送されていることが多かったのですが、前作が1年クールで東京制作だったため、4年半ぶりに後期に放送されています。
平均視聴率は20.5%、最高視聴率は28.0% 今からすれば高視聴率ですが視聴率の低迷が続いていた時の朝ドラです。作品の問題ではなく、朝にドラマを見る習慣がなかなか亡くなってきたのかもしれませんね。あまり作品が難しすぎても朝の忙しい時に見ていられないので難しいところだと思います。
この作品は現在のところ、完全版、総集編ともにDVDなどは発売されていません。配信もまだです。再放送でもいいのでいつかまたみられるといいですよね。
主人公は男性!ヒロインが2人!
フジの「とくダネ!」で中江有里さん。相変わらず美しい。彼女を見ていると連ドラ「走らんか!」を思い出す。菅野美穂さんとWヒロインで、さらにリハウスガールで知られる茅野佐智恵さんも出演と美少女好きにはたまらんドラマでしたなあ。 pic.twitter.com/XoPLyldcex
— 植木すいか🍉🐟🍎🥒 (@katokin760) June 15, 2015
朝ドラの主人公はほとんどが女性ですが、「走らんか!」の主人公は男性でした。三国一夫さんが演じています。
男性単独主人公は1990年の「凛凛と」以来。1991年の「君の名は」は倉田てつをさんと鈴木京香さんのダブル主人公でした。
男性が主人公の作品はこの後しばらく放送されず、2016年の「マッサン」で玉山鉄二さんが主人公を務めています。男性主人公は約20年間いなかったんです。ですがマッサンは「シャーロット・ケイト・フォックス」さんと男女主人公でした。やはり、女性が主人公の方が見ていて共感するのかもしれませんね。その後2020年の「エール」では窪田正孝さんが単独主演を務めています。実に25年ぶりということになりますね。
そして「走らんか!」にはヒロインが2人登場します。男性が主人公の作品は他にもありますがヒロインが2人というのも珍しいですよね。ヒロインを演じたのは中江有里さんと菅野美穂さん。中江有里演じる今宮美樹は途中からイタリアに留学するので後半は菅野美穂さんが1人でヒロインという形になっています。
男性単独主人公は1990年の「凛凛と」以来。1991年の「君の名は」は倉田てつをさんと鈴木京香さんのダブル主人公でした。
男性が主人公の作品はこの後しばらく放送されず、2016年の「マッサン」で玉山鉄二さんが主人公を務めています。男性主人公は約20年間いなかったんです。ですがマッサンは「シャーロット・ケイト・フォックス」さんと男女主人公でした。やはり、女性が主人公の方が見ていて共感するのかもしれませんね。その後2020年の「エール」では窪田正孝さんが単独主演を務めています。実に25年ぶりということになりますね。
そして「走らんか!」にはヒロインが2人登場します。男性が主人公の作品は他にもありますがヒロインが2人というのも珍しいですよね。ヒロインを演じたのは中江有里さんと菅野美穂さん。中江有里演じる今宮美樹は途中からイタリアに留学するので後半は菅野美穂さんが1人でヒロインという形になっています。
その他のキャスト
田中好子
加藤晴彦
岩崎ひろみ
中尾ミエ
小松政夫
三木のり平
草刈正雄
木の実ナナ
丹波哲郎
メインの3人以外のキャストも豪華ですね。岩崎ひろみさんは翌年の朝ドラ「ふたりっこ」でヒロインの1人を演じています。朝ドラに出演してその後ヒロインに抜擢というのもよくあるパターンですよね。
中尾ミエさん、小松正雄さん、草刈正雄さん、木の実ナナさん、丹波哲郎さん、と個性的なメンバーも多く出演されていますね。
また、ゲストで財津和夫さんが出演し「青春の影」を披露するというシーンもありました。ファンには嬉しいですね。作曲家の堀井勝美さんもセリフなしで数カットながら出演されていますよ。
中尾ミエさん、小松正雄さん、草刈正雄さん、木の実ナナさん、丹波哲郎さん、と個性的なメンバーも多く出演されていますね。
また、ゲストで財津和夫さんが出演し「青春の影」を披露するというシーンもありました。ファンには嬉しいですね。作曲家の堀井勝美さんもセリフなしで数カットながら出演されていますよ。
原案は漫画「博多っ子純情」
via www.amazon.co.jp
「走らんか!」の原作は「博多っ子純情物語」という漫画です。小説原作の朝ドラはありますが、漫画原作というのは珍しいですよね。
「博多っ子純情物語」は1973年から1983年まで「漫画アクション」に連載されていた作品。1978年には映画化され、2019年にはラジオドラマも放送されています。
タイトルの通り、博多の街を舞台にした主人公が中学生から大学生になるまでを描いた群像劇で巣。「走らんか!」はこの作品そのままではなく、作者が当時の現代に合わせて原案を書き直しています。脚本ではなく原案を書き直すというのも珍しいですね。
主人公の名前なども漫画とは違うので漫画を読んでいる人もまた別の作品として楽しめたのではないでしょうか。
「博多っ子純情物語」は1973年から1983年まで「漫画アクション」に連載されていた作品。1978年には映画化され、2019年にはラジオドラマも放送されています。
タイトルの通り、博多の街を舞台にした主人公が中学生から大学生になるまでを描いた群像劇で巣。「走らんか!」はこの作品そのままではなく、作者が当時の現代に合わせて原案を書き直しています。脚本ではなく原案を書き直すというのも珍しいですね。
主人公の名前なども漫画とは違うので漫画を読んでいる人もまた別の作品として楽しめたのではないでしょうか。
「走らんか!」のあらすじ
博多に住む前田汐(三国一夫さん)は高校3年生。父親は代々続く博多人形師なのですが、汐は人形師だけは継ぎたくないと思っていました。自分の音楽、ロックをやりたいと練習に明け暮れる日々でした。
そんな時神戸から今宮美樹(中江有里さん)という転校生がやってきます。阪神大震災で親友を亡くしたという暗い過去を持っている少女です。汐は美樹にどことなく惹かれていきます。
一方汐の幼馴染である三浦真理(菅野美穂さん)は汐のことが好きでした。汐が美樹に惹かれていくことに気が付きながらどんどん強い女性に成長していきます。
汐は父、米吉の作った人形が美樹の亡くなった親友の父母に娘の形見として大事にされていることを知ります。それで人形師の道に進もうと決意します。真理は将来のことで悩む汐の背中を押し続けていました。そんな真理に次第に汐も惹かれていきます。
美樹は美術品の修復を勉強するためイタリアに留学していきます。
朝ドラは主人公の半生を描いたような長い作品が多いですが、この作品は高校3年生の1年間を描いたもの。ですが主人公が少年から青年へと成長する姿をじっくり描いた作品になります。たまにはこういう作品もいいですね。
現代が舞台で男性が主人公なので女性はちょっと入りにくい部分もあったかもしれませんが、ほっこりみられる作品です。今は見ることができないのでいつかまたみられる日が来るといいですね。
そんな時神戸から今宮美樹(中江有里さん)という転校生がやってきます。阪神大震災で親友を亡くしたという暗い過去を持っている少女です。汐は美樹にどことなく惹かれていきます。
一方汐の幼馴染である三浦真理(菅野美穂さん)は汐のことが好きでした。汐が美樹に惹かれていくことに気が付きながらどんどん強い女性に成長していきます。
汐は父、米吉の作った人形が美樹の亡くなった親友の父母に娘の形見として大事にされていることを知ります。それで人形師の道に進もうと決意します。真理は将来のことで悩む汐の背中を押し続けていました。そんな真理に次第に汐も惹かれていきます。
美樹は美術品の修復を勉強するためイタリアに留学していきます。
朝ドラは主人公の半生を描いたような長い作品が多いですが、この作品は高校3年生の1年間を描いたもの。ですが主人公が少年から青年へと成長する姿をじっくり描いた作品になります。たまにはこういう作品もいいですね。
現代が舞台で男性が主人公なので女性はちょっと入りにくい部分もあったかもしれませんが、ほっこりみられる作品です。今は見ることができないのでいつかまたみられる日が来るといいですね。
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