昭和初期~戦争前にスタートしたドラマ
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昭和から物語スタートするドラマで一番古いのは1985年の「澪つくし」です。1926年から物語がスタートするので大正15年・昭和元年と元号が入れ替わる年がから始まりますね。そこから第二次世界大戦後までの千葉県・調子を舞台にしたストーリー。「陸者」と呼ばれる醤油屋の娘のヒロインと、「海者」と呼ばれる漁師の網元の長男の恋愛を描いた物語。
当時、陸者と海者は対立していて、周囲に猛反対される、という日本版ロミオとジュリエットのような構図になっています。放送開始前は「今時純愛なんてはやらないのではないか」といわれていたのですが、大ヒットし、視聴率は44%を超える人気ドラマになりました。主演は沢口靖子さんです。
続いて古いのは1982年に放送された「よーいドン」。昭和の大阪を舞台に、マラソンランナーを目指す女性を描いた物語ですが、特定のモデルはいません。主演は藤吉久美子さん。
スタート設定が同じなのは1987年に放送された「チョッちゃん」。北海道出身で生まれ、父の反対を押し切って音大に通い、結婚する黒柳徹子さんのお母さん、黒柳朝さんの自伝をもとに作られたドラマです。
その他、昭和初期にスタートするドラマは時代設定が古い順に、1984年の「心はいつもラムネ色」、2006年の「純情きらり」、1979年の「鮎のうた」、1980年の「なっちゃんの写真館」、1987年の「はっさい先生」、2011年の「おひさま」、1979年の「マー姉ちゃん」、2016年の「べっぴんさん」、1980年の「虹を織る」、2018年の「まんぷく」があります。
「心はいつもラムネ色」は主人公は漫才作家・秋田 實さん、「なっちゃんの写真館」のヒロインは写真家・立木義浩さんの母・香都子さん、2016年の「とと姉ちゃん」、「とと姉ちゃん」は暮らしの手帖の創刊者・大橋鎭子さん、「マー姉ちゃん」は「サザエさん」の作者・長谷川町子さん、「べっぴんさん」のモデルは子供服ブランド「ファミリア」の創業者の一人である坂野惇子さん、「まんぷく」のヒロインはインスタントラーメンを生み出した安藤百福さんの妻・仁子さんがモデルになっています。
モデルがいるドラマといないドラマは半々くらいですね。特にここ数年は女性創業者など社会で活躍する女性がモデルになっているお話が多いですね。
当時、陸者と海者は対立していて、周囲に猛反対される、という日本版ロミオとジュリエットのような構図になっています。放送開始前は「今時純愛なんてはやらないのではないか」といわれていたのですが、大ヒットし、視聴率は44%を超える人気ドラマになりました。主演は沢口靖子さんです。
続いて古いのは1982年に放送された「よーいドン」。昭和の大阪を舞台に、マラソンランナーを目指す女性を描いた物語ですが、特定のモデルはいません。主演は藤吉久美子さん。
スタート設定が同じなのは1987年に放送された「チョッちゃん」。北海道出身で生まれ、父の反対を押し切って音大に通い、結婚する黒柳徹子さんのお母さん、黒柳朝さんの自伝をもとに作られたドラマです。
その他、昭和初期にスタートするドラマは時代設定が古い順に、1984年の「心はいつもラムネ色」、2006年の「純情きらり」、1979年の「鮎のうた」、1980年の「なっちゃんの写真館」、1987年の「はっさい先生」、2011年の「おひさま」、1979年の「マー姉ちゃん」、2016年の「べっぴんさん」、1980年の「虹を織る」、2018年の「まんぷく」があります。
「心はいつもラムネ色」は主人公は漫才作家・秋田 實さん、「なっちゃんの写真館」のヒロインは写真家・立木義浩さんの母・香都子さん、2016年の「とと姉ちゃん」、「とと姉ちゃん」は暮らしの手帖の創刊者・大橋鎭子さん、「マー姉ちゃん」は「サザエさん」の作者・長谷川町子さん、「べっぴんさん」のモデルは子供服ブランド「ファミリア」の創業者の一人である坂野惇子さん、「まんぷく」のヒロインはインスタントラーメンを生み出した安藤百福さんの妻・仁子さんがモデルになっています。
モデルがいるドラマといないドラマは半々くらいですね。特にここ数年は女性創業者など社会で活躍する女性がモデルになっているお話が多いですね。
戦争中からスタートするドラマ
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第二次世界大戦は1939年から1945年までですが、この短い期間にスタートするドラマは11作も存在します。
1939年からが舞台になっているのは2010年の「ゲゲゲの女房」。漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんのエッセイ「ゲゲゲの女房」を原作とした物語です。長身のため、縁談が決まらないヒロイン飯田布美枝が、10歳年上の売れない漫画家とお見合いし、五日後に結婚。食べるもの芋に苦労する極貧生活を支える妻との夫婦愛を描いた作品ですね。
戦時中なので表現の規制がかかりなかなか漫画が描けなくなりどんどん貧困になっていきますが、やがて夫は漫画家として成功していきます。ヒロインは松下奈緒さん。夫役は向井理さんでした。いきものがかりの主題歌「ありがとう」もヒットしましたね。
他に戦時中のエピソードが印象的なお話といえば1991年の「君の名は」ではないでしょうか。もともとはラジオドラマとして放送され、映画なども制作された作品のリメイクです。ちなみに、ラジオドラマ版の音楽には2000年放送の「エール」の主人公のモデルである作曲家の古関裕而さんが関わっているんですよ。「エール」の中でもそのエピソードが放送されています。
東京大空襲の中で運命的に出会った氏家真知子と後宮春樹は、半年後に数寄屋橋で会おうという約束をして別れます。ですが、半年後真知子は佐渡にいていくことができませんでした。その後も何度もすれ違う2人の恋愛を描いた作品です。ヒロインは鈴木京香さん、相手役は倉田てつをさんでした。この作品はモデルになっている人物などはいません。
その他に、戦時中にスタートしたドラマは、1986年の「都の風」、1970年の「虹」、1972年の「藍より青く」、1994年の「春よ、来い」、1981年の「本日も晴天なり」、1962年の「あしたの風」、1974年の「鳩子の海」、1988年の「ノンちゃんの夢」、2014年の「梅ちゃん先生」があります。
「春よ、来い」は「おしん」など今まで数々の連続テレビ小説の脚本を担当した橋田壽賀子さんの自伝的作品になっています。それと前述した「ゲゲゲの女房」以外は特定のモデルがいないフィクションのお話になっています。
10年前後のお話もあれば40年近くの年月を描いた作品もあり、さまざまですよ。すべての作品が戦争を描いていて激動時代の作品という感じですね。戦後が舞台のお話とはまた違う印象ではないかと思います。
1939年からが舞台になっているのは2010年の「ゲゲゲの女房」。漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんのエッセイ「ゲゲゲの女房」を原作とした物語です。長身のため、縁談が決まらないヒロイン飯田布美枝が、10歳年上の売れない漫画家とお見合いし、五日後に結婚。食べるもの芋に苦労する極貧生活を支える妻との夫婦愛を描いた作品ですね。
戦時中なので表現の規制がかかりなかなか漫画が描けなくなりどんどん貧困になっていきますが、やがて夫は漫画家として成功していきます。ヒロインは松下奈緒さん。夫役は向井理さんでした。いきものがかりの主題歌「ありがとう」もヒットしましたね。
他に戦時中のエピソードが印象的なお話といえば1991年の「君の名は」ではないでしょうか。もともとはラジオドラマとして放送され、映画なども制作された作品のリメイクです。ちなみに、ラジオドラマ版の音楽には2000年放送の「エール」の主人公のモデルである作曲家の古関裕而さんが関わっているんですよ。「エール」の中でもそのエピソードが放送されています。
東京大空襲の中で運命的に出会った氏家真知子と後宮春樹は、半年後に数寄屋橋で会おうという約束をして別れます。ですが、半年後真知子は佐渡にいていくことができませんでした。その後も何度もすれ違う2人の恋愛を描いた作品です。ヒロインは鈴木京香さん、相手役は倉田てつをさんでした。この作品はモデルになっている人物などはいません。
その他に、戦時中にスタートしたドラマは、1986年の「都の風」、1970年の「虹」、1972年の「藍より青く」、1994年の「春よ、来い」、1981年の「本日も晴天なり」、1962年の「あしたの風」、1974年の「鳩子の海」、1988年の「ノンちゃんの夢」、2014年の「梅ちゃん先生」があります。
「春よ、来い」は「おしん」など今まで数々の連続テレビ小説の脚本を担当した橋田壽賀子さんの自伝的作品になっています。それと前述した「ゲゲゲの女房」以外は特定のモデルがいないフィクションのお話になっています。
10年前後のお話もあれば40年近くの年月を描いた作品もあり、さまざまですよ。すべての作品が戦争を描いていて激動時代の作品という感じですね。戦後が舞台のお話とはまた違う印象ではないかと思います。
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