伝説の作詞家「阿久悠」が携わった異色漫画が初コミックス化!!
伝説の作詞家・阿久悠と、昭和の絵師と謳われた劇画家の上村一夫が運命的に出会い、共作した初期の作品「人喰い」が、このたび双葉社より初めてコミックス化されました。現在好評発売中で、価格は1,200円(税抜)。
天才コンビが生み出した名作「人喰い」とは?
昨年は阿久悠の作詞家活動50周年、上村一夫の漫画家活動50周年、そしてコミック雑誌「漫画アクション」が50周年を迎えた記念すべき年でした。その「漫画アクション」にて1971年1月より全12話として連載され、これまで一度もコミックス化されなかった幻の名作が「人喰い」です。
「おれがストーリーを書く、君が絵を描け」!!
広告代理店、宣弘社で出会い席を並べた上村を、阿久は「生まれて初めて出会った天才」と称し、上村は阿久と出会った事をきっかけに、本格的に漫画家としての道を歩みました。「おれがストーリーを書く、君が絵を描け」。阿久と上村は、生涯の友であり、刺激し合う仕事の相棒でもありました。そんな中生まれたのが「人喰い」です。
「人喰い」気になるそのストーリーは?
「人喰い」の連載開始と同年の秋に放送が始まった、伝説のオーディション番組「スター誕生!」。その立ち上げから関わり、鋭い眼光で審査員をつとめ、多くの人気スター輩出に貢献した人物である阿久が「人を喰い漁り、用済みになった人物を平気で棄て去って行く野望に満ちた強い女」を主人公にした物語を上村に託し、「人喰い」は生み出されました。
「人喰い」は、芸能界で勝ち残る為に他者を喰いつくしていく一人の女を、作詞家として業界に名を馳せた阿久が斬り込み、上村が艶のある筆致で華を添えた、刺激的かつ隠れた名作です。
“都市伝説”として人々の噂の中にある“芸能界の闇”がどこまで真実なのか……そんな、巷の興味をも巻き込み、両作家の同世代から若い世代まで楽しめること間違いなし!
書籍概要
◆発売日:2018年6月12日
◆原作:阿久 悠/画:上村一夫
◆定価:本体1200円+税
◆ISBN978-4-575-85170-0 C9979
◆336P
◆発行:双葉社
◆原作:阿久 悠/画:上村一夫
◆定価:本体1200円+税
◆ISBN978-4-575-85170-0 C9979
◆336P
◆発行:双葉社