バブル時代(バブルじだい)とは、日本における1980年代後半から1990年代初頭の好況期のこと。バブル期とも言う。1986年12月から1991年2月までのバブル景気(第11循環の拡張局面)の時期。
「アッシーくん」
女性に自ら運転する自家用車で送り迎えを任される男性のこと。語源は移動手段としての自動車を俗に「足」と呼ぶことに由来する。
当時の六本木周辺ではBMW3シリーズ(E30)の存在が頻繁に確認されたことから、同車種は当時日本国内で最多の販売台数であったトヨタ・カローラになぞらえて「六本木カローラ」などと呼ばれることもあった。
「メッシーくん」
食事を女性に奢らされる男性のこと。語源は食事を俗に「めし(飯)」と呼ぶことに由来する。
via cdn.wowow.co.jp
「ミツグくん」
物品等を女性に贈らされる男性のこと。語源は贈答行為である「貢ぐ」に由来する。
via www.jiji.com
「テープくん」
CDの曲をカセットテープにダビングすることを女性から任される男性のこと。語源は音楽の「テープ」に由来する。
バブル景気時代の1990年代初頭はCDが一般的になってきた頃であるが、車にはCD再生機がついてないがテープ再生機はあったことから、車で音楽を聴く場合はCD音源をテープにダビングするニーズが存在した。
「おやじギャル」
1990年代に入っても、ギャルという言葉は使用され続けた。特に中尊寺ゆつこが描いた漫画『スイートスポット』登場するオヤジギャルは流行語大賞を獲得するまでの知名度を得た。このオヤジギャルとは、主に当時の若いOLを風刺した題材でもあり、1980年代の末期より流行していたジュリアナ族のように企業の就業時間の定時時刻である17時頃を迎えると挙って制服からボディコンに着替え、夜な夜な街に繰り出してはアバンギャルドな性質を見せる反面、どこか中高年男性(オヤジ)の様な性格を髣髴させる、云わば女性としてはどことなくルーズに見え、そして大和撫子的要素の欠損した女性を的確に描いていたものでもあった。この現象はギャルそのものファッションとはあまり関連はないものの、ギャルという印象を「見た目は最先端ながらも言動に秩序やマナーなどがどこか欠落している」といったもので植え付けたともいえ、後に流行するギャル、コギャルらは当時の比較対象としてオヤジギャルを引き合いに出されていた。
via sanmarie.me
「オバタリアン」
おばさんのマナーへの憂いをつづった投書にこの語が用いられていたことから、一気に認知度をあげ、傍若無人な彼女たちを痛快に揶揄する言葉として多用されるようになった。以降は主にあつかましい中年女性を指す代名詞ともなっている。
via 8ga10boo.com
「新人類」
新人類(しんじんるい)とは、栗本慎一郎が作り出した言葉であり、1980年代に用いられた新語である。1979年頃からテレビやラジオ、大衆週刊誌などで広く用いられ始めている。当時の若者を、従来とは異なった感性や価値観、行動規範を持っている、と規定し、否定的にも肯定的にも(要するに、都合良く)使われた。