巨人の星
via ameblo.jp
主人公の星飛雄馬は、かつて巨人軍の三塁手だった父・一徹により幼年時から野球のための英才教育を施される。プロ野球の読売ジャイアンツに入団後、ライバルの花形満や左門豊作らを相手に大リーグボールを武器に戦う。いわゆるスポ根野球漫画の走りともいえる作品。
『巨人の星』(通称「左腕編」)は1966年から1971年まで『週刊少年マガジン』に連載され、『週刊少年マガジン』連載直後にKC(講談社コミックス)全19巻で刊行された。KCスペシャル版と1995年の文庫版では全11集である。その続編『新巨人の星』は1976年から1979年まで『週刊読売』に連載された。『巨人の星』・『新〜』ともによみうりテレビ系でTVアニメ化され、アニメ映画も7作品が製作されている。
via matome.naver.jp
スパルタな父と不器用ながら必死についていく飛馬、支える姉の明子の星ファミリ-に釘付けになりました!
新巨人の星とは?
スポ根野球漫画『巨人の星』、『新巨人の星』を原作として制作された一連のアニメシリーズ。
「巨人の星」と「新巨人の星」の設定の違い
原作の前作最終回で提訴試合に発展した判定は「完全試合達成」という結果になり(アニメでは最初から完全試合達成だった)、左手の指を動かせなくなったはずの星飛雄馬は、復帰のため「左肩を壊した」という平凡な設定に変わっている。飛雄馬が花形の車の中で過去を語る最後の一球の直後の回想シーンでも、飛雄馬が左肩を抑えている場面に変わっている。ただし、第1話後半の回想シーンは前作最終回のシーンがそのまま使われている。
また、飛雄馬はアニメでは一徹に負ぶさって球場を後にしたはずが、この続編では「マウンドから担架で、球場出口から救急車で運ばれた」ことになっている。そして同じく回想シーンでは、各球団は当時のユニフォームではなく現行(番組制作時)のユニフォームとなっている。姉・明子の回想シーンでは本来の赤いワンピースから青(紺?)に変更されている。
あらすじ
昭和50年秋、行方不明だった飛雄馬は人里離れた山奥に住み、有料で弱小草野球チームの助っ人打者を引き受ける日々を送っていた。そんな折、探偵を雇うことで飛雄馬の姿を捉えた花形は飛雄馬と再会。花形邸で姉の明子とも再会する。「野球地獄とは縁を切って第二の人生(花形コンツェルンの会社で)を歩むよう」花形より諭されるが、どん底に喘ぐ長嶋監督を救うため、既に引退し伴自動車工業の常務に納まっていた伴と彼がコーチとしてアメリカより呼び寄せたビッグ・ビル・サンダーの協力の下、昭和51年春の宮崎キャンプのテスト生を経て巨人へ再び入団する。すっかり白髪になり老け込んだ一徹は飛雄馬の球界復帰に「大どんでん返し」の秘密があると語る。その秘密とは元々右利きだった飛雄馬を左投げのほうが投手として有利であるという理由から敢えて左利きへと矯正させたこと、さらに大リーグボール養成ギプスは右手にも有効であり、飛雄馬は右投手として不死鳥の如く復活するというものだった。大リーグボール3号の投球が原因で左肩を損傷したために復帰当初は代打専門の打者としてビッグ・ビル・サンダーより授かった殺人スクリュー・スピン・スライディングを武器に阪神の掛布と死闘を繰り広げる。飛雄馬に右投げ投手として巨人のエースへ返り咲くことを願う伴はビッグ・ビル・サンダーを阪神のコーチに就任させることで掛布にスクリュー・スピン・スライディングを破らせ飛雄馬を開眼させる。凄まじい剛速球だがノーコンに悩む飛雄馬を見かねた父・一徹が生み出した大リーグボール養成ギプス右投手用による特訓の成果でノーコンを克服する。昭和52年春、敢えて同じテスト生を経て、しかも阪神ではなくヤクルトで飛雄馬と同じ背番号3番を背負い復帰した花形、そしてビッグ・ビル・サンダーの門下生でブラジルからやって来たロメオ南条ともに飛雄馬は見事勝利する。
via ameblo.jp
打者として、また右投手としてカムバックを果たした星飛雄馬は再びかつてのライバル・左門豊作や、花形満との対決に闘志を燃やしていた。そして阪神にやって来た助っ人外国人・ロメオ南条も、新ライバルとして飛雄馬の前に立ちはだかる。打ち込まれ2軍落ちした飛雄馬は、ゴルフから新魔球のヒントを得、後輩の丸目太の協力を得て遂に「大リーグボール右1号」を完成させる。ボールの実体をとらえられないライバルたちをキリキリ舞いさせ、飛雄馬は不死鳥のように甦ったのだ。飛雄馬は大リーグで活躍すべくアメリカへ旅立つ。
登場人物
星飛雄馬
via ameblo.jp
巨人軍の危機にテスト生として再入団。代打専門選手から右投手として復活を果す。
NPB 70s YG 2023/12/12 06:48
70年代(末期)80年代・読売は「江川のドラフト問題」ころからなぜか「悪」あつかいになってしまった
そして角界の「高見山」ともにアンチ的にみた
ろくおじさん 2023/12/7 10:22
私的にこの新巨人の星の見せ場は第一話だと思う。初放映当時、まず目に映るのが実写映像の長嶋引退試合で驚きました。あれはやはり長嶋茂雄という戦後最大のスポーツヒーローと栄光のV9の終焉をアニメ化するのは難しかったからではないのか。一つの時代の区切りをつけるのは実写が一番だったのでしょう。
それと長嶋新監督と正力オーナーの会談シーン。長嶋がいなくなった打線をどうすると問われた時、淡口、末次、河埜、富田の名を力強く推すも優勝は不可能と肩を落とすシーンは泣けます。
後の左のエースになる新浦を投入したがカープに大敗し、もがき苦しむ長嶋巨人を見て泣く飛雄馬。
よみうりテレビ制作アニメにも関わらず、巨人をここまで叩き落とす表現はかなり勇気がいったと思う。そうすることでどん底巨人を再生させる飛雄馬の物語は生きるんでしょうけどね。