代表的なめ猫、「又吉」さん
なめ猫(なめねこ)とは1980年代初頭の日本で短期間流行した、暴走族風の身なりをした猫のキャラクター企画である。本物の仔猫に衣装を着せて座らせ、正面から撮ることで直立して見えるように写真撮影したものを最初に、数々の商品が作られた。プロデューサーは津田覚。
実際には衣装と撮影方法に仕掛けがあり、あたかも立たせているように見せかけているが、実際には猫は前足を上げていただけである(本当に立たせていたのなら、もっと背が高くなる)。スタッフは皆、猫の愛好家であり、ネコたちには最大限の配慮をしていた。その後なめ猫たちはスタッフや希望者に引き取られたという。
「なめ猫」の秀でた発明は、自由きままのシンボルである「猫」に学ランを着せて撮影したこと!?
ちなみに、撮影の部屋のセット、ベッド、窓の大きさなどは、人間サイズの1/6が基準。小道具に使うバイク模型、小物制作なども、すべてがスタッフの手づくりだ。
また、苦労したのはネコの洋服。
「あまりに小さく、袖口などは直径2センチしかないので、ミシンが使えなくて、ほとんどが手縫い作業でした」
たとえば、革ジャンなど手間のかかる服は、当時1着15万円もかかったとか。また、着物は、普通の布ではネコに着せるには柄が大きすぎるため、京都まで泊りがけで探しに行き、やっと見つけた風呂敷を使ったという。
なめ猫撮影の苦労など、なめ猫誕生秘話
どんな猫が撮影されたの?
「なめ猫」で撮影されたのは生後50〜80日の子猫ちゃん!それ以上育った猫は学生らしくない大人の顔なのです。
ですからスター猫の入れ替わりも激しかったのです!!
ですからスター猫の入れ替わりも激しかったのです!!
なめ猫のアイデアを育んだ子猫たちの撮影
via oitainfo.net
可愛い雰囲気で、目がイキイキ、好奇心でキリッと一点を見つめる子猫たち
なめ猫の活躍は、動画にも!
「なめ猫 THE FLASH MOVIE」予告 - YouTube
via www.youtube.com