[渋谷系POP]独自の音楽で幅広い層から支持をされていた小沢健二の名曲
2018年6月1日 更新

[渋谷系POP]独自の音楽で幅広い層から支持をされていた小沢健二の名曲

王子と呼ばれ愛され続ける小沢健二。90年代渋谷系POPといわれた名曲とその魅力!

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小沢健二の誕生

1968年、神奈川県相模原市にてドイツ文学者の小澤俊夫と、心理学者の小沢牧子の二男として生まれ、すぐにドイツへと移住する。
小さい頃から音楽や文学に熱中し、特に当時放送されていた歌番組『ザ・ベストテン』は下位20位までチェックする熱の入れようだった。兄が通っていたという理由により、私立和光中学校へ進学し、小山田圭吾と出会う。系列の和光高等学校には行かず、神奈川県立多摩高等学校を受験して進学。部活動ではバンドを組んでいた。
文学者の父と心理学者の母の間に産まれた小沢健二。後にフリッパーズギターとして一緒に音楽活動をすることになる小山田圭吾とは、中学の頃に出会っていたんですね。

渋谷系POPを作り出したフリッパーズ・ギター

1989年、大学在学中からアマチュアバンド「ロリポップ・ソニック」で活動。プロデビューを果たすと同時に「フリッパーズ・ギター」と改名した。アマチュア時代から5人編成だったが、デビューしてすぐに小沢と小山田の2人編成となる。オリジナルアルバム3枚といくつかの再編集盤を残して1991年に解散。
イカ天などのテレビ番組が流行り、バンドブームになっていた時代にデビューしたフリッパーズ・ギター。洋楽志向の新しい音楽が衝撃を与え、今までとは違う時代の流れを作りだしました。その後、ピチカートファイブやオリジナルラヴなどが出てきたことから、渋谷系POPと呼ばれていました。解散後、小山田圭吾は海外でも活躍し、コーネリアスとして活動しています。フリッパーズ・ギターは、現在でもその音楽性の高さが評価されていて、CM曲などで多く使われています。時代を超えて愛されているのが嬉しいですね。

Flipper's Guitar - 恋とマシンガン (Young, Alive, In love) - YouTube

1990年シングル曲。番組主題歌やCM曲としても使われています。フリッパーズ・ギターを知らない人でもこの曲を聴いたことがある人は多いのではないでしょうか?

Not strictly shoegaze, but this album was certainly influenced by it. The final LP by shibuya-kei pioneers Flipper's Guitar. A brilliant record through and t...

ソロ活動をスタート!

フリッパーズ・ギター解散後、ソロで音楽活動を開始する。1993年、シングル「天気読み」でデビュー、1stアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』をリリース。1994年、ヒップホップ・グループのスチャダラパーと共演したシングル「今夜はブギー・バック」をリリースし、50万枚を超えるヒットとなる。これによって小沢の名が一層広く知れ渡ったほか、日本でのラップ・ミュージックやヒップホップのポピュラー化を促すこととなった。

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(nice vocal)

1994年にスチャダラパーと共演した曲「今夜はブギーバック」が流行ったことで、小沢健二も世間に知られるようになり、J-HIPHOPの存在も知られるきっかけとなりました。スチャダラパーの代表曲としても人気があり、LIVEでは様々なアーティストとフィーチャリングして、必ず歌う一曲になっています。今では小沢健二と共演することは少ないですが、スチャダラパーのLIVEに、シークレットゲストとして参加することもあるようです。この頃聴いていたファンにとっては最高の時間ですね!

名盤「LIFE」

小沢健二/LIFE - TOWER RECORDS ONLINE

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LIFE、小沢健二、CD- タワーレコード
1994年に発売されたセカンド・アルバム。「愛し愛されて生きるのさ」「ラブリー」「ドアをノックするのは誰だ?」など代表的な曲が集まっている名盤!
「LIFE」は20年前の作品とは思えないほど、時代に色褪せない名盤アルバムになっています。全9曲となっていますが、当時HITした名曲が揃っていますし、アルバム自体の構成がすごくいいので、小沢健二を聴いたことがない人は、まずこのアルバムを聴いてほしいですね!

数々の名曲!

小沢健二 - ぼくらが旅に出る理由(Single Edit)

小沢健二 - ある光

ファンの間で名曲として人気のある一曲!
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