クイック・ジャパンなどで注目を浴びた!元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾が五輪開会式の音楽を担当することが明らかに!!
2021年7月16日 更新

クイック・ジャパンなどで注目を浴びた!元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾が五輪開会式の音楽を担当することが明らかに!!

フリッパーズ・ギターの元メンバーで、現在はソロユニット・Cornelius(コーネリアス)として活動する小山田圭吾(52)がこのたび、東京オリンピック・パラリンピックの開会式の音楽を担当することが明らかとなりました。

1,032 view

小山田圭吾が五輪開会式の音楽を担当することが明らかに!

フリッパーズ・ギターの元メンバーで、現在はソロユニット・Cornelius(コーネリアス)として活動する小山田圭吾(52)がこのたび、東京オリンピック・パラリンピックの開会式の音楽を担当することが明らかとなりました。

第一報はこちらです!

7月23日のオリンピック開会まで残り1週間あまりというタイミングで行われた、サプライズとも言えるこのたびの発表。東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式を担当するクリエイティブチームのメンバーの一員として小山田の名前が挙げられると、SNS上では「フリッパーズギター懐かしい」「クイックジャパンを思い出した」「ROCKIN'ON JAPANのインタビューを思い出した」といった、90年代における小山田の活動を思い出す声が続出しています。

小山田圭吾の五輪起用で思い出す!90年代半ばにおける「クイック・ジャパン」

小山田圭吾と言えば、90年代にフリッパーズ・ギターやコーネリアスといった音楽活動のほかに、サブカルチャー雑誌「クイック・ジャパン(Quick Japan)」などに積極的に登場していたことでも知られています。クイック・ジャパンとは1994年に太田出版が創刊した雑誌であり、1996年には「新世紀エヴァンゲリオン」にいち早く注目したり、2004年には当時まだ無名だった「水曜どうでしょう」を大々的に特集したりと、流行に対するアンテナが非常に高いサブカル雑誌の雄として有名です。ここでは、同誌が90年代半ばに特集していた内容について軽く振り返っておきましょう。

Vol.3(1995年7月発行)

 (2292556)

1995年7月発行のVol.3では、当時社会を震撼させていたオウム真理教に関連し「ぼくたちのハルマゲドン」を全力特集。「サルでも描けるまんが教室」の原作者として知られる竹熊健太郎による「なぜおれはオウム真理教に入信しなかったか」といった企画や、「村上清の“いじめ紀行”」の第1回ゲストとして小山田が登場し「学校でウンコするとかっていうのは、小学生にとって重罪じゃないですか?」と、我々にもなじみ深い小学校における暗黙のルールについて切り込んでいました。

Vol.4(1995年10月発行)

 (2292571)

1995年10月発行のVol.4では、特集「みんなの涅槃 “ニルヴァーナ”は、どこに?」の一環として、「完全自殺マニュアル」が爆発的ヒットを記録していた鶴見済による「涅槃への道」、電気グルーヴのメンバー・石野卓球へのインタビュー「テクノと涅槃」、さらには前号に引き続きオウム真理教関連の特集が見られました。また伝説の筋肉漫画「聖マッスル」にいち早く着目し、特集しています。

Vol.5(1995年12月発行)

 (2292580)

1995年12月発行のVol.5では、「拝啓・小沢健二様もしくは……どーしちゃったのさ、オザケン!?」と題し、フリッパーズ・ギターで小山田の相方であった小沢健二を総力特集。小沢が音楽的に影響を受けたであろうレコードなどを特集していました。また小山田による30000字におよぶ“謎のレコード屋”潜入ルポも掲載されています。

Vol.6(1996年2月発行)

 (2292583)

1996年2月発行のVol.6では、映画「デボラがライバル」などがヒットする前の吉川ひなのの特集「吉川ひなのin夢の島熱帯植物園」や、サブカル界隈で有名なノイズユニット・暴力温泉芸者への30000字インタビューなどを掲載。さらに、“消えたマンガ家”としての冨樫義博にいち早く注目し、「冨樫義博『幽☆遊☆白書』の場合」を掲載していました。

このように、時には社会的に際どい内容を積極的に攻めていたクイック・ジャパンですが、2021年7月現在も刊行を続けており、爆笑問題が表紙を飾る最新号はVol.156に到達しています。サブカル雑誌の雄として、長年の間君臨しているクイック・ジャパンの今後の展開に期待しましょう!

クイック・ジャパンの最新号をチェックしたくなった方はこちらで!

25 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

90年代渋谷系を代表する不朽の名盤!小沢健二『LIFE』のアナログレコードが再発決定!!

90年代渋谷系を代表する不朽の名盤!小沢健二『LIFE』のアナログレコードが再発決定!!

ローソンエンタテインメントが運営するアナログレコード専門店「HMV record shop 渋谷」が2014年8月のオープンから10周年を迎えるのを記念し、10周年企画の第一弾として小沢健二のアルバム『LIFE』のアナログレコードの発売が決定しました。発売予定日は8月31日。
隣人速報 | 125 view
爆風スランプがデビュー40周年で再集結!ライブツアー開催&26年ぶりの新曲リリースが決定!!

爆風スランプがデビュー40周年で再集結!ライブツアー開催&26年ぶりの新曲リリースが決定!!

爆風スランプが今年デビュー40周年を迎えるにあたり、10月よりライブツアー「爆風スランプ〜IKIGAI〜デビュー40周年日中友好LIVE”あなたのIKIGAIナンデスカ?”」の開催と、26年ぶりとなる新曲をリリースします。
隣人速報 | 699 view
歌手・KANさんの名曲「愛は勝つ」がオリコン6位に急上昇!その他懐かしのアルバムも多数ランクイン!!

歌手・KANさんの名曲「愛は勝つ」がオリコン6位に急上昇!その他懐かしのアルバムも多数ランクイン!!

今月12日に61歳で亡くなった歌手・KANさんの楽曲が、最新のオリコン週間デジタルランキング(シングル及びアルバム)でトップ100圏内に続々とランクインしていることが明らかとなりました。
隣人速報 | 592 view
氷室京介の公式サイトがリニューアル!さらに公式コミュニティサイト「PERSONAL JESUS ONLINE」がオープン!

氷室京介の公式サイトがリニューアル!さらに公式コミュニティサイト「PERSONAL JESUS ONLINE」がオープン!

音楽アーティストのファンサイト運営を手掛けるFanplusがこのたび、氷室京介のオフィシャルサイト「HIMURO.COM」をリニューアルオープンさせました。
隣人速報 | 409 view
ユーミン、サザン、キョンキョン…小沢健二(54)が昔のエンタメ界に伝わる「とある迷信」を披露!その内容とは?

ユーミン、サザン、キョンキョン…小沢健二(54)が昔のエンタメ界に伝わる「とある迷信」を披露!その内容とは?

シンガーソングライターの小沢健二(54)がこのたび、自身のツイッターにて昔のエンタメ界で言い伝えられていた「迷信」について投稿し、SNSを中心に大きな話題となっています。
隣人速報 | 411 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト