今から約20年程前、BS放送のWOWOWが誕生した頃に、WOWOWで放送された『ツイン・ピークス』は、今の『24』や『LOST』以上のカルト的人気を誇っていて、私もWOWOWの48時間一挙放送をビデオテープに録画して、連日連夜、数話ずつ見た物だった・・・。
あらすじ
物語は平和な田舎町のツイン・ピークスで、美しい女子高生ローラ・パーマーがビニールでくるまれ遺体となって発見されたことによりはじまる。表面上穏やかにみえる町だが、ドラマが展開していく中で様々に潜んでいた不気味な人間関係が明らかになっていくミステリー。
25年の歳月がたった2016年についに犯人が!わかるのか!!
一昔前にツインピークスブームがあった。Xファイルのようなノリで。
私はこれに躍らされた者の一人だ。ツインピークスのためにどれだけの金と時間と労力をさいたことだろう・・・。んで、結局なんだったんだ、あれは??
デヴィッド・リンチが、新シリーズの予告編をツイッターに投稿
デヴィッド・リンチは、2014年突如、自身のツイッターでツインピークスの新シリーズの制作決定をファンに報告している。約1分の動画でシリーズ全話のメガホンをリンチ自らがとった事、企画・制作総指揮を務めたことを知らせる内容だった。前回同様にマーク・フロストも脚本とプロデュースを手がける。
via pbs.twimg.com
「ツイン・ピークス」の新シリーズが2016年に放送(米ドラマ)
前回1991年に放送された最終話。ローラ・パーマーが“25年後に会いましょう”とデイル・クーパー捜査官に告げ話が終わりました。そしてドラマ上の予告どおり1991年の放送終了から25年目にあたる2016年に米国でツインピークスの新シリーズが全9話で放送される。“Showtime ”は前回のストーリーを引き継ぐ形「ファンが待ち望んでいた答えと納得の行く結末」が用意されるだろうと答えている。これは期待してもいいのか?
デビッド・リンチ監督作品の特徴として、
・世界の二重性:2つの異なる世界があり、登場人物がそこを行き来する。
・人物の二重性:登場人物たちに二面性(善と悪の面、多人格)がある、なんらかの過去/事件をきっかけにアイデンティティが崩壊する、人が変わってしまうなど。
・夢:夢の中で、現実世界で起こりえないことが起こるが、夢と現実の区別はつかない。
SHOWTIMEというケーブルTV局だから?とんでもない事もあるかも?
Showtime とデヴィッド・リンチのコラボ
この度の新シリーズは“Showtime”の放送。“Showtime”の作品といえば今は“ホームランド”のイメージが強いが、デクスターやLの世界、ナース・ジャッキーなどの型破り感の強いケーブルTV局。リンチ監督とタッグを組むとなるとちょっと期待してしまう。
Twin Peaks | Coming to Showtime in 2016 - YouTube
【1分9秒】ツインピークス2016年予告
via www.youtube.com
予告編は、1991年のシリーズで死んでしまったヒロインの「ローラ・パーマー」の姿が映っており、「Welcome to Twin Peaks(ツイン・ピークスへようこそ)」と書かれた看板がある。そしてケーブルテレビ局“Showtimeロゴ”“2016年”の日付が現れる。ここらあたりのデヴィッド・リンチのサービス精神?リンチワールドの巧妙さなんだよな~。非現実とリアリティーの融合がホイホイあるところがズルいです。
主人公デイル・クーパー役 カイル・マクラクラン
新シリーズ製作発表後、カイル・マクラクランはツイッターで“あのパーコレーターのスイッチを入れてくれ!僕も黒いスーツを見つけ出さないと”コメントしており出演が濃厚?
via bibnews.biz
主役ディル・クーパーFBI特別捜査官を思い出してみよう
デイル・クーパーとコーヒー
ローラ・パーマー殺害事件に挑むFBIの特別捜査官。上質のコーヒーを愛してやまないコーヒーツウ。クーパー捜査官がコーヒーを飲んだときの口癖gaが「Damngoodcoffee」
via pds.exblog.jp
デイル・クーパーとガム
デヴィッド・リンチが送ったツイッターの中に“フレンズへ「あんたの好きだったガムが、また流行るよ」”っと#damngoodcoffee のハッシュタグ付きでリンチ監督はツイートしている。
via indietokyo.com
ツインピークスに向かうデイル・クーパーFBI特別捜査官
クーパーといえば「ダイアン」
これに近いことマネしていました。ハイ。少しかなり痛いです。
現在ではICレコーダーかスマホなどの録音機能を使用しますが、90年代はテープレコーダーか、電話ボックスから家電の留守番機能に録音することで忘れないようにしていたような時代だった。
これに近いことマネしていました。ハイ。少しかなり痛いです。
現在ではICレコーダーかスマホなどの録音機能を使用しますが、90年代はテープレコーダーか、電話ボックスから家電の留守番機能に録音することで忘れないようにしていたような時代だった。
via pbs.twimg.com