『鉄腕アトム』
虫プロダクション制作『鉄腕アトム』
放送期間:1963年1月1日から1966年12月31日
放送時間:日曜18:00から18:30、土曜19:00から19:30分に移動
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全193話
主題歌:「鉄腕アトム」上高田少年合唱団
放送時間:日曜18:00から18:30、土曜19:00から19:30分に移動
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全193話
主題歌:「鉄腕アトム」上高田少年合唱団
スタッフ
原作:手塚治虫
総監督:手塚治虫
脚本:手塚治虫など
音楽:高井達雄
総監督:手塚治虫
脚本:手塚治虫など
音楽:高井達雄
主なキャラクターと声優
アトム:清水マリ(代役あり)
お茶の水博士:勝田久
天馬博士:横森久
ウラン:水垣洋子など
コバルト:小宮山清
お茶の水博士:勝田久
天馬博士:横森久
ウラン:水垣洋子など
コバルト:小宮山清
『鉄腕アトム』とは
21世紀の未来。天馬博士に亡くなった息子そっくりに作られたロボット、アトム。やがてお茶の水博士に助けられて、10万馬力のパワーで悪と戦うことになる。
手塚治虫の代表作のひとつで国産テレビアニメ第一号の、SFヒーローロボットアニメ。
手塚治虫の代表作のひとつで国産テレビアニメ第一号の、SFヒーローロボットアニメ。
『鉄腕アトム』の最終回
via www.amazon.co.jp
第193話「地球最大の冒険」
ネズミ、犬、馬、そして動物園からも動物たちが逃走する事件が起きた。北半球の動物は北極へ。南半球の動物たちは南極へ。それは黒点のために活発化した太陽の熱から逃げようという、動物たちの本能だった。
アトムたちが布団を干していると、布団が燃え出した。花も木も燃える。太陽の熱が高くなったのだ。大混乱する人々は、人間と動物を乗せたロケットで一年間地球を離れることにした。地球はロボットたちに任せられる。地球大統領となったロボット、ロボン。だが演説中に何者かに襲われ、壊されてしまった。アトムはロボンから病室に呼ばれ、次の地球大統領を引き継ぐことになる。
自宅の窓ガラスが割られ、アトムの両親の前に小型円盤が現れる。そこから流れる声は、地球に残り自分の物にしようとするナポレタンのものだった。ナポレタンは「余は新しい地球の帝王だ」と名乗り、手向かう奴は許してはおかんとアトムに伝えておけ、と忠告する。
煮えたぎった海をドライアイスで冷やし、噴火しようとする火山を他のロボットたちと共に岩で火口をふさぐアトム。
ナポレタンの手下たちがアトムの家に現れ、ウランとコバルトを誘拐した。アトムが忠告を聞かないので、家族を誘拐したのだった。「地球は余の物だ!」。ナポレタンは、頭脳は人間で身体はロボットのサイボーグだった。
アトムたちが布団を干していると、布団が燃え出した。花も木も燃える。太陽の熱が高くなったのだ。大混乱する人々は、人間と動物を乗せたロケットで一年間地球を離れることにした。地球はロボットたちに任せられる。地球大統領となったロボット、ロボン。だが演説中に何者かに襲われ、壊されてしまった。アトムはロボンから病室に呼ばれ、次の地球大統領を引き継ぐことになる。
自宅の窓ガラスが割られ、アトムの両親の前に小型円盤が現れる。そこから流れる声は、地球に残り自分の物にしようとするナポレタンのものだった。ナポレタンは「余は新しい地球の帝王だ」と名乗り、手向かう奴は許してはおかんとアトムに伝えておけ、と忠告する。
煮えたぎった海をドライアイスで冷やし、噴火しようとする火山を他のロボットたちと共に岩で火口をふさぐアトム。
ナポレタンの手下たちがアトムの家に現れ、ウランとコバルトを誘拐した。アトムが忠告を聞かないので、家族を誘拐したのだった。「地球は余の物だ!」。ナポレタンは、頭脳は人間で身体はロボットのサイボーグだった。
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空を飛ぶクラゲのような怪物が現れ、アトムは塩をかけてそれを倒す。
ナポレタンの手下たちに誘拐されていく両親を追いかけるアトム。アトムはアジトにたどり着くものの、磁力線が働く蜘蛛の巣に捕らえられてしまう。すでに捕らえている家族と共に濃硫酸で溶かしてやる、というナポレタン。「これが最後だ。地球を引き渡せ!」。3つ数えるナポレタンに、お尻のマシンガンを撃つアトム。逃げたナポレタンは、ムチでアトムを再び捕まえた。電流を流そうとするが、逆にアトムから出た電流で壊されてしまう。その頭の中に人間の脳はなかった。ナポレタンは10年前に身体を機械に入れ替える時、脳も交換されたロボットだったのだ。
事実に驚くナポレタンに「仲間になって一緒に働きましょう」とアトムは声をかける。だが改心して今までの償いをすると言うナポレタンは、アトムに核爆発をおさえるカプセルを託して、濃硫酸の中に飛び込んでしまった。そのカプセルを太陽に投げ込めば、太陽を元に戻せるのだ。
アトムは太陽にカプセルを投げ込むため、ロケットに乗って旅立つ。カプセルを太陽に向けて発射するが、隕石に当たり壊れてしまう。このままではコースが逸れてしまうことに気が付いたアトムは、ロケットから飛び出してカプセルにしがみついた。自力でコースを変えるつもりなのだ。
「お父さん、お母さん、さようなら。ぼくやっぱりお別れです。ウラン、コバルト、ぼくはカプセルの方向を太陽に向けて一緒に飛び込むよ。さよなら。太陽はきっと元に戻してみせるよ」。振り返るアトム。「あ、地球だ。地球は綺麗だなあ」。そして太陽へと消えて行った…。
地球に人間と動物たちは戻ってきた。しかしアトムは戻ってこなかった。お茶の水博士は、アトムはいつか帰ってくると言う。夕日を眺める、アトムの家族たちの姿。
ナポレタンの手下たちに誘拐されていく両親を追いかけるアトム。アトムはアジトにたどり着くものの、磁力線が働く蜘蛛の巣に捕らえられてしまう。すでに捕らえている家族と共に濃硫酸で溶かしてやる、というナポレタン。「これが最後だ。地球を引き渡せ!」。3つ数えるナポレタンに、お尻のマシンガンを撃つアトム。逃げたナポレタンは、ムチでアトムを再び捕まえた。電流を流そうとするが、逆にアトムから出た電流で壊されてしまう。その頭の中に人間の脳はなかった。ナポレタンは10年前に身体を機械に入れ替える時、脳も交換されたロボットだったのだ。
事実に驚くナポレタンに「仲間になって一緒に働きましょう」とアトムは声をかける。だが改心して今までの償いをすると言うナポレタンは、アトムに核爆発をおさえるカプセルを託して、濃硫酸の中に飛び込んでしまった。そのカプセルを太陽に投げ込めば、太陽を元に戻せるのだ。
アトムは太陽にカプセルを投げ込むため、ロケットに乗って旅立つ。カプセルを太陽に向けて発射するが、隕石に当たり壊れてしまう。このままではコースが逸れてしまうことに気が付いたアトムは、ロケットから飛び出してカプセルにしがみついた。自力でコースを変えるつもりなのだ。
「お父さん、お母さん、さようなら。ぼくやっぱりお別れです。ウラン、コバルト、ぼくはカプセルの方向を太陽に向けて一緒に飛び込むよ。さよなら。太陽はきっと元に戻してみせるよ」。振り返るアトム。「あ、地球だ。地球は綺麗だなあ」。そして太陽へと消えて行った…。
地球に人間と動物たちは戻ってきた。しかしアトムは戻ってこなかった。お茶の水博士は、アトムはいつか帰ってくると言う。夕日を眺める、アトムの家族たちの姿。
その後の『鉄腕アトム』
アトムは戻って来たのですが、それはフジテレビ系列ではなく日本テレビ系列でした(アトム第2作)。1980年10月1日から1981年12月23日まで放送で、全52話。
それからまたフジテレビ系列に戻って『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として再々アニメ化(アトム第3作)。2003年4月6日から2004年3月28日まで放送で、全50話でした。
最後になりましたが、『鉄腕アトム』の記憶はぼんやりでも、その主題歌を歌えるミドルエッジ世代は多いはず!これは31話から流され、作詞したのは詩人・谷川俊太郎なのでした。
それからまたフジテレビ系列に戻って『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として再々アニメ化(アトム第3作)。2003年4月6日から2004年3月28日まで放送で、全50話でした。
最後になりましたが、『鉄腕アトム』の記憶はぼんやりでも、その主題歌を歌えるミドルエッジ世代は多いはず!これは31話から流され、作詞したのは詩人・谷川俊太郎なのでした。
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