絶大なインパクトを残した名女優・岩下志麻さん
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岩下志麻さんの経歴
1941年、俳優の父親・野々村潔さん、元新劇女優の母親・山岸美代子さん、お二人の間に長女として生まれた岩下志麻さん。一家は吉祥寺に住み、幼少期の岩下志麻さんは地元の公立学校に通っていました。
17歳のときには精神科医を目指していたみたいですが、その頃、体調が優れず、その夢を諦めざるを得なかったそうです。1958年、NHKドラマ『バス通り裏』に主人公の友人役として出演。このことをきっかけに女優の道を志すようになりました。
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高校は地元の公立高校から私立の明星学園高等学校に編入しています。
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岩下志麻さんは1960年から松竹に所属し、16年間に渡って、その屋台骨を支えています。
1966年、デビュー作品から付き合いがあった映画監督の篠田正浩さんと結婚。その後は、お二人で『表現社』という独立プロダクションを立ち上げ、映画『心中天綱島』『無頼漢』『沈黙SILENCE』などの作品で成功を収めました。
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1973年には、岩下志麻さんは長女を出産しておられます。この頃、女優と母親という立場の板挟みとなり、悩みを抱えながら仕事をしていたそうです。しかし、周囲からの支えもあって、女優を続ける覚悟を決められたといいます。
40代になると映画『極道の妻たち』シリーズの出演を通じ、岩下志麻さんの存在はベテラン女優として確固たるものに。
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日本メナード化粧品のテレビCMにも長年出演されており、2000年には28年にも及ぶ専属契約が世界最長とギネス・ワールド・レコードにも認定されています。
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2004年には紫綬褒章を受章し、2012年にも旭日小綬章を受章されました。現在も女優としての活動は続けており、80歳を過ぎても、まだまだ美しい岩下志麻さんの今後のご活躍にも期待したいですね。
岩下志麻さんにまつわるエピソード
夫・篠田正浩さんとの結婚生活
岩下志麻さんと篠田正浩さんの交際が始まったのは、1964年頃なのだそうです。デビュー作品のである映画『乾いた湖』でもお二人は共に仕事されていますが、当時の岩下志麻さんはまだ10代で女優としての野心はありませんでした。
1964年の映画『暗殺』で、お二人は再び一緒に仕事をすることに。打ち上げで踊っているとき、岩下志麻さんは篠田正浩さんとの結婚を予感したようで、岩下志麻さんのほうから突然告白したと言います。
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その条件とは、家事をしないこと。女優が大変な仕事であることを理解していた篠田正浩さんは、家事・育児は全て家政婦に任せるといった判断をしていたみたい。現在に至るまでお二人は離婚することなく、現在も良好な夫婦関係を築いており、こうした条件が功を奏したのかもしれませんね。
生年月日:1941年1月3日
出身地 :東京都中央区
血液型 :A型
職業 :女優
活動期間:1958年~