あの頃、僕らはみんな若かった!思い出が走馬灯のように蘇る、 ああ、青春の『セント・エルモス・ファイアー』
2017年1月26日 更新

あの頃、僕らはみんな若かった!思い出が走馬灯のように蘇る、 ああ、青春の『セント・エルモス・ファイアー』

みなさん(とくに40代、50代の方々)、1985年、わたしたちみんな若かったですよね。あの時代に心ときめいた青春映画の名作『セント・エルモス・ファイアー』。その後の日本の映画やテレビドラマに多大な影響を与えた映画です。あの時代の出来事も一緒に、じっくり検証していきましょう。

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ああ、青春の『セント・エルモス・ファイアー』は、こんな映画だった!

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いつも集まる店があって、こんなふうに仲間がいて・・・いろんなことが起こるけど・・・なにもかもが甘くて切なくて・・・とにかくキラキラした青春映画だった。

人気の“ブラット・パック”俳優たちが共演!80年代を代表する青春映画の名作!

『セント・エルモス・ファイアー』は、80年代に人気を博した“ブラット・パック”と呼ばれる若手俳優が多数出演した1985年に公開された青春映画の名作(日本公開は1986年)。監督は、『バッドマン・フォーエバー』などを手がけたジョエル・シュマッカー。音楽は、当時絶大なる人気を誇っていたデイヴィッド・フォスター。主題歌、メインテーマ(愛のテーマ)はとくに印象的で聴くだけで当時を思い起こさせる名曲でもある。
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左から、アンドリュー・マッカーシー、メア・ウィニンガム 、ロブ・ロウ、ジャド・ネルソン、アリー・シーディ、デミ・ムーア、エミリオ・エステベス。当時、“ブラット・パック”と呼ばれた若手俳優たち。

青春の何かを思い起こさせるデイヴィッド・フォスターによる「愛のテーマ」

メインテーマ「愛のテーマ」はインストゥルメンタルにもかかわらず、全米15位に入った名曲。聴くたびに心の奥の懐かしい甘さやら痛みやらを思い起こさせる。デイヴィッド・フォスターの70年代から80年代のアレンジは、日本のアーチストやアレンジャーたちにも多大な影響を与えていたとか。

この映画を観た人も観てない人も、何も言わずに、まず聴いてください。不思議な感情が沸き起こります。

<ストーリー>

ワシントンの名門ジョージタウン大学を卒業したばかりの男女7人の仲間たちは、社会には出たものの学生時代からの溜まり場であるバー「セント・エルモ」にことあるごとに集っていた。

定職にも就かない女好きの妻子持ちビリー(ロブ・ロウ)、ウェイターのバイトをしながら弁護士を目指すカービー(エミリオ・エステべス)、政界入りを目論む若き野心家アレック(ジャド・ネルソン)、「生きることの意味」を模索するジャーナリスト志望のケヴィン(アンドリュー・マッカーシー)、「パーティーガール」で国際銀行に勤めるジュールズ(デミー・ムーア)、アレックと同棲しながらも建築の勉強を続けるレズリー(アリー・シーディー)、裕福な家庭の娘でビリーに恋するウェンディ(メア・ウィニンガム)、彼らはそれぞれの生き方で社会との距離を縮めようとしていた。

さまざまな出来事の中で岐路に立たされる7人は、もう学生の頃のようにはいられないと自覚しつつも変わらぬ仲間であることを再認識して、新たなる一歩を踏み出していくのだった…。
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7人でジープに乗っちゃう感じ。当時、憧れましたね。
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デミー・ムーアは撮影当時、ドラッグ中毒でクビになりかけたとか。でも、復活してよかった、ファンとしては。
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女好き役のロブ・ロウだが、たしかにこのにやけ顔はそんな感じ。ちなみにロブ・ロウはこの映画でゴールデンラズベリー賞の最低助演男優賞を受賞。
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アンドリュー・マッカーシーとアリー・シーディのラブシーンもあって、まさに青春がまるごと詰まってます!
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ジャド・ネルソン(右)に便器の中に頭を突っ込まれた直後のロブ・ロウ(左)。水も滴るいい男って感じだが、便器に頭を突っ込む仲間って・・・。
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アリー・シーディの雰囲気は当時の日本人の男子には受けたのではないだろうか。
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ちょっと奥手な女の子役を演じたメア・ウィニンガムのこの顔が、なぜか好きだった。
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エミリオ・エステべスが恋する年上の医師役のアンディ・マクダウェルも大人の魅力で素敵。

アンドリュー・マッカーシーの自意識たっぷりの文科系男子の雰囲気もいい感じ。

次ページはお待たせ、デミー・ムーアのコーナー!

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