『シスコはロック・シティ』
『シスコはロック・シティ』は、バンド名がジェファーソン・スターシップからスターシップに変わって最初のシングルで、全米シングルチャートでバンドとして初めてナンバーワンを獲得しました。
原題は『We Built This City』で、意味は「俺たちがこの街(シティ)を築いた」。邦題と比較すると、"シティ (City)" しか合っていません。
可能性としては、原詞が
We built this city on rock and roll
(俺たちはロックンロールでこの街を築いた)
と歌っていることから "ロック・シティ" となり、彼らの出身地がサンフランシスコであることから "シスコは" と付けられたのかもしれません。
原題は『We Built This City』で、意味は「俺たちがこの街(シティ)を築いた」。邦題と比較すると、"シティ (City)" しか合っていません。
可能性としては、原詞が
We built this city on rock and roll
(俺たちはロックンロールでこの街を築いた)
と歌っていることから "ロック・シティ" となり、彼らの出身地がサンフランシスコであることから "シスコは" と付けられたのかもしれません。
『シスコはロック・シティ』
Starship - We Built This City (Official Music Video)
via www.youtube.com
『恋のかけひき』
『恋のかけひき』は、ワム!が全米シングルチャートで3曲目のナンバーワンを獲得した大ヒット曲で、あの『ラスト・クリスマス』との両A面曲です。それまでの明るい雰囲気のポップスとは異なり、ソウルフルで大人の雰囲気を感じさせる楽曲です。
原題は『Everything She Wants』で、意味は「彼女の欲しいものすべて」。詞は、彼女の(お金の)ために一生懸命働いているのに、彼女は与えることをせず欲しがるばかりでフラストレーションを感じている様子を歌っています。これが、"恋のかけひき" と言えるのかは微妙なところです。
原題は『Everything She Wants』で、意味は「彼女の欲しいものすべて」。詞は、彼女の(お金の)ために一生懸命働いているのに、彼女は与えることをせず欲しがるばかりでフラストレーションを感じている様子を歌っています。これが、"恋のかけひき" と言えるのかは微妙なところです。
『恋のかけひき』
Wham! - Everything She Wants
via www.youtube.com
『007/美しき獲物たち』
映画『007/美しき獲物たち』は、"ジェームズ・ボンド" シリーズの第14作目で、同名の主題歌を歌ったのがイギリスのロックバンド、デュラン・デュランです。全米シングルチャートでは、2週連続ナンバーワンを獲得しました。
原題は、映画、主題歌ともに『A View To A Kill』で、意味は「殺しの計画」といったところでしょうか。邦題は、直接的な表現を避け、日本人が馴染みやすいように、より詩的な表現 "美しき獲物たち" としたのかもしれません。
原題は、映画、主題歌ともに『A View To A Kill』で、意味は「殺しの計画」といったところでしょうか。邦題は、直接的な表現を避け、日本人が馴染みやすいように、より詩的な表現 "美しき獲物たち" としたのかもしれません。
『007/美しき獲物たち』
Duran Duran - A View To A Kill
via www.youtube.com
『そよ風の贈りもの』
『そよ風の贈りもの』は、ホイットニー・ヒューストンにとって初のメジャーヒット曲で、全米シングルチャートで最高位3位を記録しました。本曲は同名のデビューアルバムに収録され、その後、デビューアルバムからは3曲ものナンバーワン曲が誕生。一気に世界的な人気と知名度を確立し、今日に至ります。
原題は『You Give Good Love』で、意味は「あなたは素敵な愛を与えてくれる」。原詞には、"そよ風" という言葉や示唆する表現は登場しません。これは、オリビア・ニュートン=ジョンのヒット曲『そよ風の誘惑』の状況とよく似ています。一方の "贈りもの" は、"素敵な愛を与えてくれる" ことを示唆したものでしょうか。
原題は『You Give Good Love』で、意味は「あなたは素敵な愛を与えてくれる」。原詞には、"そよ風" という言葉や示唆する表現は登場しません。これは、オリビア・ニュートン=ジョンのヒット曲『そよ風の誘惑』の状況とよく似ています。一方の "贈りもの" は、"素敵な愛を与えてくれる" ことを示唆したものでしょうか。
『そよ風の贈りもの』
Whitney Houston - You Give Good Love (Official HD Video)
via www.youtube.com
『あなたのとりこ』
『あなたのとりこ』は、ティナ・ターナーの大ヒットアルバム『プライヴェート・ダンサー』からの第4弾シングルです。刑事ドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』のサウンドトラックにも収録されています。第27回グラミー賞では、本曲で最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
原題は『Better Be Good To Me』で、意味は「私によくしてくれなきゃダメ」。
原題の方がむしろ親しみを感じさせるものですが、邦題はおそらく、原詞の冒頭で、
A prisoner of your love
(あなたの愛のとりこ)
と歌った部分を流用したのでしょう。
原題は『Better Be Good To Me』で、意味は「私によくしてくれなきゃダメ」。
原題の方がむしろ親しみを感じさせるものですが、邦題はおそらく、原詞の冒頭で、
A prisoner of your love
(あなたの愛のとりこ)
と歌った部分を流用したのでしょう。
『あなたのとりこ』
Tina Turner - Better Be Good To Me (Official Music Video)
via www.youtube.com
『アクセル・フォーリーのテーマ』
『ビバリーヒルズ・コップ』は、エディ・マーフィ主演のアクション&コメディ映画で、アクセル・フォーリーとは、エディ・マーフィが演じた主人公の刑事の名前です。『アクセル・フォーリーのテーマ』は、ドイツ人ミュージシャンであるハロルド・フォルターメイヤーのインストゥルメンタル曲で、正にアクセル・フォーリーの登場シーンで使用されています。
原題は『Axel F』で、フォーリー(Foley)をイニシャルにしただけのシンプルなもの。邦題は、日本人向けに(あるいは映画を知らない人向けに)、楽曲の位置付けをわかりやすく示したものと言えるでしょう。
原題は『Axel F』で、フォーリー(Foley)をイニシャルにしただけのシンプルなもの。邦題は、日本人向けに(あるいは映画を知らない人向けに)、楽曲の位置付けをわかりやすく示したものと言えるでしょう。
『アクセル・フォーリーのテーマ』
Axel F
via www.youtube.com
『愛のハーモニー』
『愛のハーモニー』は、ディオンヌ・ワーウィックがスティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト、エルトン・ジョンと共演したユニット、"ディオンヌ&フレンズ" によるエイズ撲滅チャリティーソングです。第29回グラミー賞では最優秀楽曲賞を受賞。1986年の全米チャートでは年間ナンバーワンを獲得しました。
原題は『That's What Friends Are For』で、意味は「友達ってそういうものだよ」。
原題の方がむしろ親しみを感じさせるもので、実際の詞においても、
For good times and bad times
(いいときも悪いときも)
I'll be on your side forever more
(これからもずっとあなたのそばにいるよ)
That's what friends are for
(友達ってそういうものだよ)
のように愛と友情を表現するフレーズが随所に登場します。
原題は『That's What Friends Are For』で、意味は「友達ってそういうものだよ」。
原題の方がむしろ親しみを感じさせるもので、実際の詞においても、
For good times and bad times
(いいときも悪いときも)
I'll be on your side forever more
(これからもずっとあなたのそばにいるよ)
That's what friends are for
(友達ってそういうものだよ)
のように愛と友情を表現するフレーズが随所に登場します。