あの!青春映画『セント・エルモス・ファイヤー』のメンバーが出演した他の作品が観たい!
2019年11月24日 更新

あの!青春映画『セント・エルモス・ファイヤー』のメンバーが出演した他の作品が観たい!

1985年公開のアメリカ映画『セント・エルモス・ファイヤー(St. Elmo's Fire)』をご存知でしょうか。当時、アメリカで活躍する若手俳優・男女7人を起用し、その後、日本でも人気になっていく俳優が出演していることから、話題になりました。 ここでは、メインに出演した7人の俳優たちが他にどんな作品に出演していたのかプロフィールとともに ご紹介していきます。

1,908 view

1985年公開映画『セント・エルモス・ファイヤー』について

映画『セント・エルモス・ファイヤー』のストーリー

ワシントンの名門、ジョージタウン大学をそろって卒業した7人の仲間が久しぶりに顔を合わせることになったのは、ビリー(ロブ・ロウ)とウェンディ(マーク・マクドウェル)が引き起こした交通事故がきっかけだった。弁護士志望のカーボ(エミリオ・エステヴェス)、ミュージシャン志望のビリー、ジャーナリスト志願のケヴィン(アンドリュー・マッカーシー)、政治家を目ざすアレックス(ジャド・ネルソン)、女性として珍しく建築の勉強を続けるレスリー(アリ・シーディ)、銀行に就職したジュールス(デミ・ムーア)、ソシアル・ワーカーのウェンディ。七人七様の生き方で社会の大海に乗り出したのだ。
大学を卒業してそれぞれの道のりで起こることをときに7人の仲間の中で寄り添いながら、時に一人で孤独に浸りながら進んでいく若者たちの噺というので、筆者である私もこの映画を観たのは、彼らと同じ20代のころでした。

それでも今でも、その頃の思いに浸る思いで観たいなという映画の1作品です。

セント・エルモス・ファイヤー・役どころ

セント・エルモス・ファイヤーにメインで登場するのは、男女7人の若者。それぞれが大学を卒業後、夢に向かって進んでいく姿を描いていきますが、役とそのキャラクターをみてみましょう。
役名(俳優名) 役どころ
カービー・キーガー(エミリオ・エステベス) メンバーも集うセント・エルモスのバーでアルバイトをしながら弁護士を目指す若者。大学の先輩であるデイルに片思いしている。
ビリー・ヒックス(ロブ・ロウ) 結婚して子供がいながら、定職にもつかず、自由気ままな生活をしている青年。
ケヴィン・ドレンツ(アンドリュー・マッカーシー) ずーっと彼女がいないので、仲間からゲイではないかと思われているが、アレックと同棲しているレズリーに密かに思いを寄せている。
ジュリアンナ・ジュールズ(デミ・ムーア) 銀行に勤めながら、プライベートはパーティ三昧で給料も前借するような生活。親の愛情を受けられずに過ごしていた幼少期を持つ。
アレック・ニューベリー(ジャド・ネルソン) 政治家として出世を目指す青年だが、同棲しているレズリーとの結婚を望むもレズリーから返事がもらえないでいる。
レズリー・ハンター(アリー・シーディ) アレックの彼女で同棲中だが、建築家として納得に行く仕事をしてから家庭に入りたいと思っている。
ウェンディ・ビーミッシュ(メア・ウィニンガム) 福祉施設で働くお金持ちの娘。心優しく、とてもまじめで大学を卒業しても処女であることに恥ずかしいと思っている。自分とは正反対のビリーに惹かれている。

『セント・エルモス・ファイヤー』キャスト

エミリオ・エステベス Emilio Estévez

Emilio Estévez

生年月日:1962年5月12日(57歳)
出生地:ニューヨーク州スタテンアイランド
父:俳優・マーティン・シーンアーティスト
(代表作:『地獄の黙示録』)
弟:チャーリー・シーン(代表作:プラトーン)

デミ・ムーアと婚約するも結婚には至らず

1983公開映画、『アウトサイダー』で共演したトム・クルーズとは親交が深いこともあり、
1996年公開の映画、トム・クルーズの代表作でもある『ミッション:インポッシブル』にも出演しています。

その他、エミリオ・エステベス自身が監督、脚本などを手掛けて、出演している作品も目立ちます。

主な映画代表作

公開年 タイトル 役名
1983年 アウトサイダー トゥービット・マシューズ
1985年 ブレックファスト・クラブ アンドリュー・クラーク
1985年 セント・エルモス・ファイヤー カービー
1987年 ウィズダム/夢のかけら ジョン・ウィズダム(初監督、脚本、主演)
1987年 張り込み ビル
1988年 ヤングガン ビリー・ザ・キッド
1990年 メン・アット・ワーク ジェームズ・セント・ジェームズ(監督、脚本、主演)
1996年 ミッション・イン・パッシブル ジャック
1996年 THE WAR戦場の記憶 ジェレミー(監督、制作、主演)
2006年 ボビー ティム・ファロン(監督、脚本、出演)
2010年 星の旅人たち ダニエル(監督、制作、脚本、出演)

ロブ・ロウ Rob Lowe

Rob Lowe
本名:Robert Hepler Lowe
生年月日:1964年3月17日(55歳)
出生地:アメリカ合衆国 バージニア州
活動内容:1982年 ~

子供のころから劇団に所属して、子役から活動しています。

12歳の時にセント・エルモス・ファイヤー』で共演した、父親は大物俳優のエミリオ・エステベスと知り合い、学生の頃はマドンナの最初の夫で俳優のショーン・ペンと付き合いがあります。

デビュー当時はテレビドラマの出演が多く。注目されたのは、1983年公開の映画『アウトサイダー』でした。

ロブ・ロウはまさに『ブラット・パック』の代表格で青春スターとして大人気の歩みだしでした。

順調にキャリアを積み、人気になっていたころに、大スキャンダルを起こします。ことが事だけにそれまでのイメージ崩壊、ファン離れもささやかれていました。

ロバートダウニーjrとは30年来の友人関係があります。
ロブ・ロウの大スキャンダルは海を越えて日本でもちょっとした話題になりました。ロブは20代のころから政治に興味があり、ことが起こったのは、人気絶頂期の1988年にジョージア州アトランタで民主党全国大会に参加した時の事です。

その大会の前の日の夜にバーで未成年の少女と知り合い、関係を持ったとのことです。しかも、現場で映されたと思われるビデオテープまで流出する羽目になり、大スキャンダルとなりました。

それまでの爽やか青年のイメージが逆転し、人気にも陰りが見えてきたという経緯があります。が!ロブ・ロウ・がハリウッドに居続けられたのは、どんな役でもはまり役にし、高く評価された演技力があったからだと言われています。

1986年公開の『きのうの夜は...』では、セント・エルモスのデミ・ムーアと恋に落ちる役どころで共演しています。

主な映画代表作

公開年 タイトル 役名
1983年 アウトサイダー ソーダポップ・カーティス
1985年 セント・エルモス・ファイヤー ビリー・ヒックス
1986年 栄光のエンブレム ディーン・ヤングブラッド
1986年 きのうの夜は... ダニー・マーティン
1987年 マスカレード/甘い罠 ティム
1990年 バッド・インフルエンス/悪影響 アレックス
1996年 冷たい接吻 リック・マーロウ

アンドリュー・マッカーシー Andrew McCarthy

Andrew McCarthy

生年月日:1962年11月29日
出生地:アメリカ合衆国ニューヨーク
出身地:ニュージャージー州
学歴:ニューヨーク大学
活動:1983年~

1980年代はその甘いマスクで次々、青春映画に出演して人気になります。

アメリカでは映画出演で人気になった後も、テレビドラマへの出演で活動していますが、残念ながら日本のファンにはその活動っぷりがあまり頻繁に目にすることが出来なかったという経緯もあります。

その後もコンスタントに活動しているが、テレビ映画が多いため、ほとんど日本未公開である。テレビドラマの監督も行っている

44 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

あの頃、僕らはみんな若かった!思い出が走馬灯のように蘇る、 ああ、青春の『セント・エルモス・ファイアー』

あの頃、僕らはみんな若かった!思い出が走馬灯のように蘇る、 ああ、青春の『セント・エルモス・ファイアー』

みなさん(とくに40代、50代の方々)、1985年、わたしたちみんな若かったですよね。あの時代に心ときめいた青春映画の名作『セント・エルモス・ファイアー』。その後の日本の映画やテレビドラマに多大な影響を与えた映画です。あの時代の出来事も一緒に、じっくり検証していきましょう。
東龍太郎 | 6,641 view
【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1985年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 304 view
【中田良弘】負けない男!?  足掛け4年で18連勝!1985年のリーグ優勝にも貢献!

【中田良弘】負けない男!? 足掛け4年で18連勝!1985年のリーグ優勝にも貢献!

阪神タイガースが21年ぶりの優勝を成し遂げた1985年。チーム最多勝のゲイル13勝に続く、12勝を挙げた投手をご存知でしょうか。それが "右の中田" こと、中田良弘投手。しかも、1981年からの足掛け4年で18連勝を達成していました。今日では、テレビ、スポーツ紙でおなじみの野球解説者です。18連勝の足跡を振り返ります。
izaiza347 | 208 view
女子プロレスラーから相撲部屋の女将さんへ!二度の癌を乗り越えた【西脇充子】

女子プロレスラーから相撲部屋の女将さんへ!二度の癌を乗り越えた【西脇充子】

全日本女子プロレスの全盛期に堀田祐美子選手とのタッグチーム「ファイヤージェッツ」で活躍した西脇充子さん。引退後に経験した闘病生活や、人気力士の大関・魁皇との結婚についてまとめてみました。
ハナハナ | 428 view
【1985年・阪神】完投できない先発陣なのに優勝!? 強力な打撃陣と安定のリリーフ陣

【1985年・阪神】完投できない先発陣なのに優勝!? 強力な打撃陣と安定のリリーフ陣

2023年、18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神タイガース。防御率2.66の投手陣は、優勝への大きな原動力でした。一方、同じ優勝でも、1985年優勝時の防御率はなんと4.16。しかも、先発投手の完投試合数は15試合で、リーグ最下位でした。そんな先発陣を支えたのは!? 当時の投手陣を振り返ります。
izaiza347 | 388 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト