「〇〇の妹」と呼ばれた女性タレント!昔はオーディションで募集していました!
2021年5月2日 更新

「〇〇の妹」と呼ばれた女性タレント!昔はオーディションで募集していました!

昭和の頃、アイドルのデビュー時の謳い文句のひとつに「〇〇の妹」がありました。多くは番組のオーディションに絡めたアイドル発掘企画でした。「HIDEKIの妹」や「田原俊彦の妹」など実に多くのアイドルが生まれ、人気者となっていきました。

32,231 view
1982年には松任谷正隆プロデュースにより、「オリオン座のむこう」でアイドル歌手デビューを果たします。白石も石川秀美、松本伊代と同じ「花の82年組」に数えられています。また、ファーストアルバム「風のスクリーン」のプロデュースも松任谷正隆が担当しています。
「オリオン座のむこう」

「オリオン座のむこう」

1988年には初写真集「麻琉美」にて艶やかなボディを披露。また、近年はドラマだけではなく、バラエティや講演会も行なっている白石。異色とも言えるバドミントンの審判員や個性心理學の講師資格も保持しています。
写真集「麻琉美」

写真集「麻琉美」

「1億人の妹」大場久美子

クーミンと呼ばれ、今も愛されている大場久美子。小学生の頃から劇団に児童タレントとして在籍し、1974年のテレビ番組「愛の山河」でテレビデビューを果たしています。
1977年には大林宣彦監督の映画「HOUSE/ハウス」に準主役で抜擢され、「1億人の妹」というキャッチフレーズで活躍の幅を広げていきます。
映画「HOUSE/ハウス」

映画「HOUSE/ハウス」

そして、1978年には大場にとって代表作となる特撮「コメットさん」で2代目のヒロイン、コメットさんを担当します。同番組で演じた地球を訪れた魔法少女役はハマり役となり、トップアイドルの仲間入りを果たしています。
1977年のデビュー曲「あこがれ」

1977年のデビュー曲「あこがれ」

歌手活動では7枚目のシングル「スプリング・サンバ」がスマッシュヒットしていますが、1979年10月には「さよならコンサート」を日本武道館で開催します。「私は女優の世界にお嫁に行きます」との言葉を残し、歌手としての活動を一旦終了しています。なお、同コンサートは日本武道館で初となる女性アイドルの単独公演でした。

その後は写真集でヌードとなったり、サイドビジネスを展開したりと従来のアイドルにはない活動を行います。しかし、2008年に8年もの間パニック症に苦しんでいたことを公表。大きな反響を呼んでいます。
写真集「大場久美子」(1984年)

写真集「大場久美子」(1984年)

「中森明菜の妹分」山本ゆかり

1984年に開催されたオーディション「九州歌謡選手権ヤングフレッシュ・グランプリ」での優勝をきっかけに芸能界入りした長崎県出身の山本ゆかり。

事務所は研音に所属し、事務所の先輩であり、当時シングル「北ウイング」「サザン・ウインド」「十戒 (1984)」といったヒット曲を連発していた中森明菜の”妹分”として売り出されていきます。デビュー曲は1984年6月発売の「私 MAILUWA」でした。
レコード「私 MAILUWA」

レコード「私 MAILUWA」

山本本人の人柄は明るく愛嬌のあるものでしたが、1985年に路線を変更。当時の中森のように大人びた不良感のある売り方へと変えていきます。

同年2月に「ギンギラ御嬢」を発売。その後もパイナップルヘアで印象をガラッと変え、8月にはマドンナのカバー曲「GAMBLER」を発売するなど、大胆なイメージ戦略を仕掛け続けます。売春をテーマにした楽曲も制作しています。
レコード「ギンギラ御嬢」

レコード「ギンギラ御嬢」

80年代後半は楽曲の発売と並行して、ドラマ「新・熱中時代宣言」「すてきな三角関係 壁際族に花束を」に出演するなど、順調なアイドル生活を送っています。なお、この時期に研音を退社しています。

90年代からはラジオDJや音楽活動を中心に活躍。2002年には水樹奈々、スガシカオなどのサポートベーシストとして知られる坂本竜太と結婚しています。以降は、イベントの司会やボイストレーナーとしての活躍も目立っています。
アルバム「TYO AIR」

アルバム「TYO AIR」

「とんねるずの妹」真璃子

49 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • 📺♪  🎙 🌸 💛 2021/9/11 09:21

    70年代/80年代の「明星・平凡」の関係記事をよみたい

    バーボン 2021/5/2 13:10

    河合奈保子や石川秀美が
    秀樹の妹でデビューは有名な話だけど
    同時に募集した弟はどうなったのかな?

    すべてのコメントを見る (2)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【1982年】明菜、キョンキョンがいない!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1982年】明菜、キョンキョンがいない!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。中でもドキドキするのが、日本レコード大賞の「大賞」と「最優秀新人賞」の発表の瞬間。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。
izaiza347 | 511 view
【山崎真由美】アイドル歌手・グラビアアイドルとして存在感を発揮!懐かしき美少女アイドルの軌跡に迫る!

【山崎真由美】アイドル歌手・グラビアアイドルとして存在感を発揮!懐かしき美少女アイドルの軌跡に迫る!

元おニャン子クラブB組在籍のアイドルで、人形のように整った顔立ちで存在感を発揮した山崎真由美さん。1991年からグラビアアイドルに転身してからは、女性らしい魅惑的な体を披露し複数の写真集を世に送り出してきました。今回の記事では、そんな山崎真由美さんの過去をエッチな要素も交えながら深く掘り下げていきたいと思います。
ひろすみ | 2,123 view
元巨人・槙原寛己(59)の長男の結婚式に薬丸裕英(57)と石川秀美(56)が出席!!

元巨人・槙原寛己(59)の長男の結婚式に薬丸裕英(57)と石川秀美(56)が出席!!

タレント・薬丸裕英(57)がこのたび、自身のブログにて妻・石川秀美(56)とタレント・松本伊代(57)とともに元プロ野球選手・槙原寛己(59)の長男の結婚式に出席した旨を報告しました。
隣人速報 | 3,177 view
【田山真美子】アイドル・女優として存在感を発揮!青春のEVERGREENなどの名曲やかつて披露した官能ショットもチェック!

【田山真美子】アイドル・女優として存在感を発揮!青春のEVERGREENなどの名曲やかつて披露した官能ショットもチェック!

1980年代中盤に登場し、アイドル・女優としてご活躍した田山真美子さん。楽天使・七つ星などのメンバーとしても存在感を発揮しました。今回の記事では、そんな田山真美子さんにフォーカスし、その軌跡をエッチな目線を加えて振り返っていきたいと思います。
tsukumo2403 | 6,326 view
【80年代アイドル】大ヒットじゃないけど名曲!女性アイドルのデビュー曲7選

【80年代アイドル】大ヒットじゃないけど名曲!女性アイドルのデビュー曲7選

「トップアイドル」と呼ばれた女性歌手でも、意外にデビュー曲はあまりヒットしなかった、というケースがよくあります。しかし、今聴けば名曲揃いで、当時の映像を見ると、きっと初々しさの中にもトップアイドルの片鱗を覗かせていることでしょう。今回は、誰もが知る女性アイドルの "大ヒットじゃない" デビュー曲7選をご紹介します。
izaiza347 | 1,100 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト