続編も2017年に公開決定! SF映画至高の作品「ブレードランナー」(1982年)を振り返る!
2016年11月7日 更新

続編も2017年に公開決定! SF映画至高の作品「ブレードランナー」(1982年)を振り返る!

リドリー・スコット監督による1982年の映画「ブレードランナー」はSF映画の金字塔とも言われ、今でも熱狂的な支持を受ける作品です。サイバーパンクの先駆けともなる本作は2017年に続編も公開される事になり、再び注目を集めてます。今日はその魅力を徹底的にご紹介いたします!

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まずは映画の内容をチェック!

1982年にリドリー・スコットが監督を務め、公開された「ブレードランナー」。
公開当時は時代を先取りしすぎた難解なカルトムービーという評判でしたが、様々なバージョンを経て徐々に人気を集め、最終的にはSF映画の金字塔と呼ばれる程の高い評価を受けました。
そんな「ブレードランナー」のまずは内容からご紹介いたします。
映画「ブレードランナー」

映画「ブレードランナー」

SF映画の金字塔、「ブレードランナー」。
出典 eiga.com

映画のあらすじ

2019年、地球環境の悪化により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ都市部での生活を強いられていた。
宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発された「レプリカント」と呼ばれる人造人間が、奴隷として過酷な作業に従事していた。
レプリカントは、外見上は本物の人間と全く見分けがつかないが、過去の人生経験が無いために「感情移入」する能力が欠如していた。
ところが製造から数年経てば彼らにも感情が芽生え、人間に反旗を翻す事態にまで発展した。
しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼等を「処刑」するために結成されたのが、専任捜査官“ブレードランナー”である。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

この映画は、アメリカの小説家であるフィリップ・K・ディックのSF長編小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(原題:Do androids dream of electric sheep?)を原作としています。
本国では1968年に刊行され、日本では翌1969年にハヤカワ・SF・シリーズから刊行されています。
この作品以降、「○○は××の夢を見るか?」と言う多くのパロディが生み出され、SF小説の古典とも言えるポジションを獲得しました。
小説の内容は映画との違いもありますし、もちろん違う魅力もありますので、映画を見る前もしくは見た後にこちらを読んでみるのもよいかもしれません。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

映画『ブレードランナー』の原作となった、フィリップ・K・ディックによる1968年発表の傑作SF長編「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」。

時代とともに評価の高まる「ブレードランナー」

「ブレードランナー」はアメリカでは公開直後は評判と人気がかなり高く、公開された週は週末の興行収入成績をなんと初登場第2位という記録を打ち立てました。
ですが、同時に「E.T」も公開されていた事、当時としては時代を先取りしすぎた感もあり、後の興行成績は振るわず、日本でも初回封切り時はあまりよい興行成績をあげれませんでした。

その後様々なバージョンが製作・公開され、その都度本作は人気を徐々に集めていきます。
最終的には世界中で熱狂的なファンを持つまでに至り、SF映画の金字塔と呼ばれるまでになりました。
1993年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録もされています。

Blade Runner - Trailer

1982年、米国公開時の予告動画(英語)。

「ブレードランナー」の豪華なスタッフ達

映像美の巨匠、リドリー・スコット

「ブレードランナー」で監督を務めたリドリー・スコット(Ridley Scott)は、1937年にイングランドに生まれます。
ウエスト・ハートブール美術大学を経てロンドン王立美術大学に進み、卒業後にBBC(英国放送協会)に入社しました。
後にCM業界に転進し自らのCM制作会社を設立、なんと1900本以上のCMを手がけました。
1977年の「デュエリスト/決闘者」で長編監督デビューし、「エイリアン」(1979年)や本作の大ヒットを生み出し、その天才的映像センスで一躍有名になります。
他に監督した作品は「ブラックレイン」、「テルマ&ルイーズ」、「グラディエーター」、「ブラック・ホーク・ダウン」等があり、最新作は「オデッセイ」が2016年に公開されています。
Ridley Scott Spills the Secrets of ‘Prometheus’ - Speakeasy - WSJ (1770410)

数々の名作の監督を務め、その類まれなる映像美で人々を魅了するリドリー・スコット。

個性的な主人公達

「ブレードランナー」では、主役のリック・デッカードをハリソン・フォードが、ヒロインのレイチェルをショーン・ヤングが演じています。

ハリソン・フォードは言わずと知れたアメリカの名優で、1966年に「現金作戦」で俳優としてデビューし、1977年の「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役で一気にブレイクします。
後に「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981年)のインディ・ジョーンズ役でスターとしての地位を確立し、この作品以降様々な大ヒット映画に出演する大スターとなりました。
他に出演した映画は「地獄の黙示録」、「エアフォース・ワン」、「6デイズ/7ナイツ」等があります。

そしてショーン・ヤングは1980年に「マンハッタンのジェイン・オースティン」という映画でデビューした女優です。
本作出演以降はその美貌で人気を獲得し、「砂の惑星」(1984年)や「追いつめられて」(1987年)などに出演しました。
しかし、交際相手にストーカー行為で訴えられたり、アルコール依存症になったりと、その後は奇抜な振る舞いで世間を騒がせることが多くなりました。
「ブレードランナー」は彼女が女優として一番輝いていた時期の映画、と言えるかもしれません。
ハリソン・フォード

ハリソン・フォード

主人公リック・デッカードを演じたのは、いわずと知れた名俳優、ハリソン・フォード。
ショーン・ヤング

ショーン・ヤング

「ブレードランナー」で、レプリカントのレイチェルを演じたショーン・ヤング。

名曲揃いのサウンドトラック

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