任天堂最大のライバル!セガのハード機と代表作を振り返る
2016年6月16日 更新

任天堂最大のライバル!セガのハード機と代表作を振り返る

今や家庭用ゲームハード機は、任天堂、SONY、マイクロソフトの3強時代となっていますが、その昔、ファミコンを出し、天下を取っていた任天堂の座を脅かす最大のライバルと言えば、セガだった。そこで、1990年代までのセガのハード機と代表作を振り返っていきましょう。

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任天堂最大のライバル!セガのハード機と代表作を振り返る

今や家庭用ゲームハード機は、任天堂、SONY、マイクロソフトの3強時代となっていますが、その昔、ファミコンを出し、天下を取っていた任天堂の座を脅かす最大のライバルと言えば、セガだった。そこで、1990年代までのセガのハード機と代表作を振り返っていきましょう。
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株式会社セガゲームス(SEGA Games Co., Ltd.)は、コンシューマーゲーム並びにソーシャルゲームの開発、製造、販売を行うセガサミーグループの企業で、株式会社セガホールディングスの100%子会社。

SC-3000

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1983年に日本で販売開始したセガの記念すべき家庭用ハード1号機。BASIC言語によるプログラミングなどゲームだけでなく、限りなく初期型のコンピューターの意味合いもあった。価格は29800円。
SC-3000とは、セガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が開発したゲームパソコン。

日本国内では1983年7月15日にセガ自らが発売し、海外ではOEM販売されていた。メーカー希望小売価格は29,800円。

後に、初代機のチクレットキーボードを、プラスティックの本格的なキーボードに改良した後継の上位機種である、SC-3000H(メーカー希望小売価格33,800)を展開した。

別売りのBASICカートリッジを使用する事で、当時一般的だったBASIC言語によるプログラミングができた。

BASICカートリッジにはレベルII・レベルIII・ホームベーシックのように、RAMサイズ・命令・数値計算の精度が異なる複数のバリエーションがあった。レベルIIではSC-3000用のレベルIIAとSG-1000/SG-1000II対応のレベルIIBとがあった。

ホームベーシックは、メニューから呼び出せるサンプルゲームやスプライトエディタが搭載されており、言語のみではなく、単体で使えるユーティリティーを内蔵しているところは、翌1984年6月に発売されたファミリーコンピュータのファミリーベーシックも同様である。

キーボードを活用したソフトウェアとしては、BASICの他に、数学や英語などの学習カートリッジが発売されていた。

ボディーカラーとして黒、白、赤の3色が存在した。

CM

SEGA SC-3000 CM - YouTube

ピットフォールⅡ

ピットフォールⅡ(SG-1000、SC-3000) クリア動画 - YouTube

SG-1000III (通称マークⅢ)

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上記のSC-3000との互換性や、豊富な発色数など、ライバルのファミコンを上回る性能で、マニアを虜にしていました。サードパーティーの参入を早めるなど。ソフト数の充実を図る事ができれば、ファミコンではなく天下を取っていたかもしれません。
セガ・マークIII(セガ・マークスリー、SEGA MarkIII)とは、1985年10月20日にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用ゲーム機である。流通用の型番はSG-1000M3。

SC-3000シリーズ(SG-1000/SG-1000II)やオセロマルチビジョンとの互換性を維持しつつ、同時発色数、スプライト、スクロール機能などを強化したゲーム機である。接続端子はSC-3000シリーズにあったものの他に、マイカード専用スロットが追加された。

発色数などで任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)を上回る部分もあったが、ファミコンの爆発的な普及、サードパーティー制導入の遅れによるソフトラインナップの偏りにより、劣勢を覆すには至らなかった。しかし、ゲーム専門雑誌Beepでは大きくページを割いて取り扱われていて、「セガ人」と呼ばれるような熱狂的なマニア層を作り出した。

日本国外では外装を変更し「Sega Master System」の名称で販売された。

マークIIIがまだ開発中だった頃の日本は1983年に発売されていたファミコンが普及しはじめていた時期であり、主な競合機としてはセガが従来機SG-1000のマイナーチェンジモデルSG-1000IIを展開していたほか、同時期には一部の機能でファミコンを凌駕する性能を持つエポック社のスーパーカセットビジョンも登場した。この時点でセガはハードウエア性能で遅れを取ったが、1985年10月のマークIIIの登場によりファミコンに比肩する性能をもつ家庭用ゲーム機を市場に投入する形となる。この頃は任天堂・セガ・エポック社の3社が時代を作ったと言われるが、その後のファミコンの爆発的な普及に伴い、これらの競合機は最後発のマークIIIを除いて1987年頃までにほぼ収束。1987年10月にPCエンジンが発売されるまでマークIIIがほぼ唯一のファミコン対抗機となった。発売から2年後の1987年10月にはFM音源と連射装置などを内蔵したマイナーチェンジ機のセガ・マスターシステムを発売。アメリカではシェアが10%程度で、ファミコンの日本国外版であるNintendo Entertainment System(NES)が市場の90%を占めてほとんど普及しなかった。ヨーロッパではかなり健闘し、ほぼ二分するほどの普及を見せたが、市場が小さく、世界シェアでは9.1%にとどまった。韓国やブラジルでも市場を開拓した。SG-1000からのセガの8ビットゲーム機の1992年までの累計は780万台。日本を含む台湾、韓国、香港などのアジアで150万台、アメリカで180万台、ヨーロッパで350万台という内訳である。一方、ファミコンは累計で6191万台を販売した。

ザ・プロ野球ペナントレース

ザ・プロ野球ペナントレース(セガマークIII・1987年)OP&ED - YouTube

覇邪の封印

覇邪の封印(セガマークIII・1987年)OP&ED - YouTube

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