2019年4月30日 更新
昭和から平成に変わった日。あなたが印象に残っている出来事は何でしたか?
新元号は「令和」に決まりましたね。平成という時代もあと一か月。平成を振り返ってみると個人的にも激動な時代でした。特に平成になってからの7年間。そして、平成元年は自分の転機のときでした、社会の出来事との関わりを想いだしましたので書いてみました。
平成・・それは突然やってきた
「新しい元号は、平成であります」当時の官房長官である小渕氏による会見から始まった「平成」。私たち世代にとっては記憶に新しいですね。昭和天皇の体調が良くないということはささやかれていましたが、昭和64年の年明け、OLだった私は確か8日まで会社がお休みだったと思いますが、突然の昭和天皇崩御の知らせを受け、私がいた部署の全員に出社命令がきました。
60数年続いた昭和。昭和天皇は、若くして即位されたのですよね。昭和という時代に生まれて社会人になり、あのころは元号が変わるなんて思いもせず、与えらる仕事をこなすのに必死で、早く結婚して永久就職したいなあなんて呑気なことを想っていたOL時代でした。今は、「永久就職」なんて言葉も使いませんね。
昭和天皇
第二次世界大戦前から日本が復興するまで60年余りに渡って在位し、大日本帝国憲法における元首天皇と日本国憲法に定められた象徴天皇の両方を経験した天皇である。
時代が変わるということの大変さを知った
会社で使用している書類や個人に送る書類、システムの変更、などなど、何を変更しなければならないのかを洗い出し、優先順位をつけ、誰が何をするか、もうてんてこまいでした。9日からの業務開始日には、当時、関連会社、支店、営業店含め300くらいあったかと思いますが、全店舗へのお知らせができるようにしなければならなかったからです。何をどう対処したのか、、今では思いだせないくらい、ただただ大変だったという記憶しかありませんでした。
私の平成時代の幕開けは、こんな始まりでした。
金融機関(銀行・郵便局など)の週休2日制がスタート
平成幕開けのドタバタ劇も冷めやらぬまま、今度は、金融機関が週休2日制になりましたね。金融機関とは大いに関係がありましたので、システムの変更がありました。私はあまり関わらずに済みましたが、各店舗の対応に追われた日々でした。
今では、週休2日の会社も多いですが、当時は、土曜日の午前中も仕事が普通でした。午後半分お休みのことを「半ドン」と言いましたが、今では使わないですね。そういえば、「半ドン」という言葉。不思議な言葉ですね。俗語だそうです。
半分ドンタク(休業)を略して「半ドン」となった[1][2]。江戸時代末期、オランダ語で日曜日を意味するzondagという言葉が長崎出島より伝わり、ドンタクと訛って休日や休業を意味するようになった[3]。1876年(明治9年)に公官庁で土曜半休となった折に、半分のドンタクなので「半ドン」と呼ばれるようになった、と新聞が報じている
消費税導入。税率3%に
平成になって、ようやく落ち着いてきたと思いきや、4月には、竹下登内閣によって導入された消費税が3%からスタートになりましたね。またまた、いろいろな作業が発生しましたね。一番混乱したのは、実際のお店の方ではないでしょうか。初めての消費税。しかも3%。1円玉の出番でしたね。計算が面倒だと店舗の方は言ってましたね。
令和になる今年は、いよいよ消費税が二桁の時代に。10%になりますね。計算は分かりやすいのは助かりますが、1円玉の出番は少なくなるでしょうか。
平成に変わった日の衝撃と平成元年に起きた出来事が大いに仕事に関わったという年で、忘れられない年でした。仕事とは関わりないですが、私が忘れられない平成元年の出来事は・・。
平成元年:海外では歴史的な出来事が!「ベルリンの壁崩壊」
平成元年は、西暦1989年。教科書で習ったことが変わってしまう出来事がありましたね。こんなことがあるんだと、ただただ驚きでした。
第2次世界大戦後の東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」は、教科書で習いましたね。1961年から1989年までベルリン市内に存在した高さ4メートルの壁。28年もの長い間に、壁を越えようとした人の悲劇も招きました。
ベルリンの壁とは
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