テクモ版キャプテン翼の5作品目
キャプテン翼Ⅴ - Captain Tsubasa V : 覇者の称号カンピオーネ (INTRO - SFC - SNES)
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「キャプテン翼Ⅴ 覇者の称号カンピオーネ」は、1994年にテクモから発売されたスーパーファミコン用ソフトだ。
前作、「キャプテン翼Ⅳ プロのライバルたち」の続編にあたり、翼がブラジルのサンパウロからイタリアのレッチェに移籍した後のストーリーが展開されていく。
前作、「キャプテン翼Ⅳ プロのライバルたち」の続編にあたり、翼がブラジルのサンパウロからイタリアのレッチェに移籍した後のストーリーが展開されていく。
1994年12月9日発売。セリエA、アジアカップ、ワールドトーナメントの各パートに分かれるほか、日向、若林、シュナイダーなどの人気キャラのサブストーリーも存在する。
原作のワールドユース編の影響を受けた作品
via matome.naver.jp
実はこの年から、原作の続編である「キャプテン翼ワールドユース編」が週刊少年ジャンプで復活した。
その結果、これまでのテクモ版「キャプテン翼」では原作無印のその後のストーリーをテクモが独自に描いていたため、原作との間に齟齬が生じてしまったのだ。
そのため、このゲームでは前作までのテクモ版を踏襲しつつも、原作の「キャプテン翼ワールドユース編」との兼ね合いを意識したような作りになっている。
その結果、これまでのテクモ版「キャプテン翼」では原作無印のその後のストーリーをテクモが独自に描いていたため、原作との間に齟齬が生じてしまったのだ。
そのため、このゲームでは前作までのテクモ版を踏襲しつつも、原作の「キャプテン翼ワールドユース編」との兼ね合いを意識したような作りになっている。
ゲームシステム大幅変更
「キャプテン翼Ⅴ 覇者の称号カンピオーネ」では、ユーザーインターフェイスが大きく変更されたために戸惑う人も多かったかもしれない。
百聞は一見にしかず。
過去作と画像を比較してみよう。
百聞は一見にしかず。
過去作と画像を比較してみよう。
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これが前作までの基本的な試合画面。
次が今作での試合画面である。
次が今作での試合画面である。
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従来の「キャプテン翼」では画面下半分に表示された擬似的なフィールド上のマーカーを動かすことで進行していたが、今作ではキャラそのものを動かすようになった。
ウイイレなどの一般的なサッカーゲームのようになったわけである。
また、過去作ではタックルなどを選択すると攻撃側と守備側の対決シーンが表示されていたが、今作ではフィールド画面上で選手がそのままタックルやパスカットの動きをするようになっている。
そのため、試合がかなりスピーディーに展開されるぞ。
ウイイレなどの一般的なサッカーゲームのようになったわけである。
また、過去作ではタックルなどを選択すると攻撃側と守備側の対決シーンが表示されていたが、今作ではフィールド画面上で選手がそのままタックルやパスカットの動きをするようになっている。
そのため、試合がかなりスピーディーに展開されるぞ。
今までのゲームの流れから一新して他サッカーゲーム同様のアクションであるが、それに従来のリアルタイムシミュレーションを融合させたシステムとなっている。
テクモ版「キャプテン翼」らしさはそのまま
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一方で、必殺技を選択した際の演出は従来通りだ。
新旧織り交ぜた新しいキャプテン翼が展開されていく。
新旧織り交ぜた新しいキャプテン翼が展開されていく。
過去作のオリジナルキャラが大リストラ!
これまでのテクモ版では、原作には登場しないオリジナルの外国人キャラが多数登場してきた。
しかし、漫画の「キャプテン翼ワールドユース編」が始まった影響で、そのオリジナルキャラたちの多くが今作では登場しなくなっている。
原作との整合性に苦慮した結果なのだろう。
しかし、漫画の「キャプテン翼ワールドユース編」が始まった影響で、そのオリジナルキャラたちの多くが今作では登場しなくなっている。
原作との整合性に苦慮した結果なのだろう。