1969年から1970年にかけて放送された、ミドルエッジ世代御用達のアニメ「ハクション大魔王」が、およそ50年ぶりとなる新作『ハクション大魔王2020』として現代に蘇ることが明らかとなりました。2020年4月より、日本テレビ系で放送予定となっています。
「アラジンと魔法のランプ」を基にした、タツノコプロの代表作のひとつである「ハクション大魔王」。このたびの新作では現代の東京を舞台に、大魔王の主人であったカンちゃんの孫である「与田山カン太郎」の下に、女王修行をするために「アクビ」がやってくるところから始まります。そして、アクビはカン太郎とともに様々な職業を体験し、人間界で女王修行を重ねていきます。ギャグやトリビアを交えながら修行を重ね、成長していくアクビたちを描いた作品となっており、かつてオリジナル版を楽しんだ大人のみならず、子供も楽しめる内容になっているとのことです。
また、新キャラとして大魔王の息子である「プゥータ」が登場します。公式サイトでは「愛らしい見た目で人前では猫をかぶっているが、実際はいたずら好きで騒動を起こして周囲を困らせる」とあり、作中で繰り広げられるドタバタ劇にどのような形で参戦していくのか、こちらにも注目が集まっています。なお声優陣は、ハクション大魔王を山寺宏一、アクビを諸星すみれ、プゥータを山下大輝、カン太郎を島袋美由利がそれぞれ担当することが決まっています。
令和の時代にまさかの復活となった「ハクション大魔王」。新作のキャラクターデザインが公表されています。ここでは、それぞれのキャラクターのかつてのキャラデザと比較してみましょう。昭和から令和への移り変わりの中で、キャラクターにも変化があることがお分かりになると思います!