名シーン3 「いや、そうじゃない。この瞬間は永遠なんだ 」
BJが医学生時代、恋をしていた同じ医学生「如月恵」が、子宮がんを患ってしまう。BJが手術をして、命を救う代わりに如月は女性としての機能を失ったため男性として生きることになる。女性を捨てることで、BJとの恋も終結しなくてはいけない状況で、BJは「いや、そうじゃない。この瞬間は永遠なんだ 」と放つのだった。
その後も船医となった如月と運命的な再会をしたり、最終回的ストーリーである「人生と言う名のSL」にも登場したりと、BJが最後まで愛し続けた女性でもあった。
名シーン4 人生は一人じゃない。二人三脚で歩らねばならんこともある
その後、昭吾宛の父親からの手紙が見つかる。そこには、小学校の運動会で二人三脚をした思い出が書かれてあった。
昭吾へ
人の生きかたにはいろいろある。お前も大きくなった。自分の道をすすむのもいい。
だが小さいころ運同会で二人三きゃくで歩ったろ。あのときのことがおとうさんにはわすれられないのだよ。
昭吾、人生は一人じゃない。二人三きゃくで歩らねばならんこともある。
今では、父親の骨が支えており、本当の意味でも二人三脚となった昭吾は涙するのだった。
「君は私の最高の妻だ」
BJの夢の中なので、ピノコが大人になっている。
自称BJの奥さんであるピノコだが、いつも子供扱いをするBJ。
しかし、内心では妻として認めていることが分かる心に突き刺さる感動シーン。
未だに色褪せることないストーリーは、まさに不朽の名作そのもの。是非、今の子どもたちにも読んでほしい作品ですね。