1990年代【IDO】ブランド(現au)の端末や当時のCM・カタログを振り返る
2015年11月10日 更新

1990年代【IDO】ブランド(現au)の端末や当時のCM・カタログを振り返る

携帯電話会社のブランドや会社名は、ここ20年で変わりまくっていますが90年代の日本移動通信株式会社(IDO)を振り返る。

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IDOブランド

IDO のロゴ

IDO のロゴ

1987年〜2000年
日本移動通信株式会社(にっぽんいどうつうしん、IDO Corporation)は、かつて存在した携帯電話(移動体通信)事業会社。現在のKDDI株式会社の前身企業の1つで、現在KDDIが展開する移動体通信(携帯電話)事業「au」の前身事業を行っていた。略称は、IDO(イドー、イドウ)。
旧第二電電(DDIセルラーグループ、現在KDDI)と営業エリアを分け合ったため、関東地方・山梨県・長野県・東海地方の1都12県を営業エリアとしてサービスを提供していた。一部のキャンペーンを除き、基本的に「関東・中部エリア」をひとつと見なした営業を行っていた。
当初はNTT大容量方式(「ハイキャップ」と呼んでいた)を採用し、エリア外ではNTT(のちNTTドコモに分社)へのローミングだったが、JTACS方式を採用したDDIセルラーグループがIDOのエリア内で使えないことが政治問題化したため、IDOも「TokyoPhone」(後のTACS Minimo)の名前でJTACS方式を並行して提供することとなり、DDIセルラーグループとの提携・ローミングが実現した。
後に導入されたデジタル方式(PDC方式)は当初からDDIセルラーグループとのローミングを想定し展開された。
さらに、その後に展開されることとなる第三世代携帯電話については、早くから米国方式の採用を表明し、第三世代携帯電話の先行方式である「cdmaOne」を他社に先駆けてDDIと共同展開し、第三世代携帯電話の占有率の首位獲得の基盤を築いた。
このときの「cdmaOne」のCMには、当時直前までNTTドコモのCMに出演していた織田裕二を起用したことで、大きな話題となった。
cdmaOneの全国ネットワークの完成とPDC方式の廃止と第三世代携帯電話「CDMA2000」の共同展開の決定を機に、2000年7月に両グループのブランドを「au」(エーユー)に一本化。その後、2000年10月に、ケイディディ (KDD) と第二電電 (DDI) の2社と合併してKDDIとなり、法人格としては解散した。

CMや広告

IDOのCM - YouTube

なつかしの日本移動通信です。完全にトランシーバー

IDO(日本移動通信株式会社) CM - YouTube

1990年の携帯電話のCM 18年前とは言え デカイっす

IDO cdmaOne CM 1999 - YouTube

IDO と言えばこの人の印象
織田裕二

織田裕二

ドコモに移籍する前はこんな感じ。

カタログ 昔は端末カタログを見まくってましたね。

1990年

1990年

トーキョーフォン(TACS) 92年4月

トーキョーフォン(TACS) 92年4月

94 年 4 月

94 年 4 月

なんともシンプルな表紙
DO T-206(TACS)

DO T-206(TACS)

1997年11月

1997年11月

IDO のちょっと変わった端末

1994年6月頃発売されたIDOタックスミニモ

1994年6月頃発売されたIDOタックスミニモ

細長いのが特徴。なんと言ってもダイヤルが縦に並んでいる。
まさに顔が長い人用の電話?

まさに顔が長い人用の電話?

DO T-206(TACS)  1995年5月~

DO T-206(TACS)  1995年5月~

こちらは、逆に顔が短い人用?
マイクがフリップ式になっていますね。
また、ディスプレイがないのはこの端末ぐらい?
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