今思えば不便だったことも!昔の携帯あるある!
2023年3月13日 更新

今思えば不便だったことも!昔の携帯あるある!

スマホでネットを見たり、動画を撮ったりするのが当たり前の現在ですが、ここまで進化する間に色々ありましたよね。90年代後半にメール機能が付きますが、今では考えられないくらい不便なことも当時は当たり前でした。そんな昔の携帯あるあるを見ていきましょう。

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携帯電話の普及

携帯電話の始まりは1979年に発売された自動車電話でした。その後、1985年に「ショルダーフォン101型」が発売されます。名前の通り肩掛けの電話で、トレンディドラマで見たあれですね。

まだまだこの頃の携帯電話は忙しくお金持ちの持つアイテム、という感じで庶民が使うアイテムではなかったですよね。

その後、一気に携帯電話は小型化し、90年代半ばには手にする人も増えますがまだまだポケベルの時代でした。そして安価なPHSも登場し若者は携帯よりもPHSを持つ人が多かったと思います。

着メロがブームに

1996年にはドコモから着信メロディ「着メロ」という機能が登場します。今までアラーム音のような音だけだった着信音がメロディになるんですね。

その後、自分で着メロを作れる機種も登場し、「着メロ本」もブームになりましたね。当時は着メロを使っていないとダサい!という風潮がありました。

その後、歌が着信音になる「うたメロ」なども登場しますが今度はいつのまにか「着メロ・うたメロを使うのはダサい」という風潮に。(i-phoneが登場したころでしょうか)

スマホも好きな歌を着信音にすることができますが既存のアラーム音を使っている人が多いですよね。

ちなみに、ストラップもたくさんつけるのがステータスだった時代もありますが、だんだん何もつけない派が増えていった気がします。個人的にはカバンの中に入っている携帯を探しやすいのでつける派でした。

同じキャリア同士でないと送れないショートメール!

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1997年にJ-PHONE(現ソフトバンク)からショートメールサービス(SMS)「スカイメール」が始まります。着メロよりもメールの方が後だったんですね。

その後、ドコモの「10円メール」、IDO(現au)の「プチメール」というのが登場します。名前の通り1通10円なのですがそれでも通話するよりも安かったです。

この時、すでにPHSではメールサービスがあり契約者を増やしていました。携帯電話にもメール機能が付いたことで携帯電話を検討する人も増えたでしょう。

ですがこの頃のショートメールは携帯電話からPHSの相互受信ができないのはもちろん、携帯電話同士でもキャリアが違うと送ることができませんでした。だから携帯やPHSを買うときは家族や友田っとキャリアを合わせる必要があったんですよね。

ショートメールが違うキャリアでも相互受信できるようになったのは2011年なので割と最近なんですよね。日本ではあまり普及しなかったショートメールですが、携帯電話番号が分かれば送信することができるということで2011年以降は活用されることも多くなりました。

また、登場当時のショートメールは半角カナのみでしたが、翌年には漢字も送られるようになりました。

i-modeの登場で他キャリアにもメールが送れるように!

1999年にはドコモから「i-mode」というサービスが登場します。

i-modeのメールはインターネットメールなので、i-mode搭載機種はもちろん、他のキャリアのEメールのできる機種や、パソコンにもメールが送れるようになりました。

今となってはメールなのに他の機種に送れないことが分からない、というかそもそもメール自体もあまり使わないですが急激に便利になりましたよね。

IDOからはezweb、J-PHONEからはJ-スカイというサービスがスタートします。

ちなみにこの頃、メールはキャリアを変えても遅れましたが絵文字は送れず、文字化けしていましたよね。違うキャリアに送る時は顔文字、同じキャリアの場合は絵文字、と使い分けていました。

電波が気になる時代!

この頃の携帯電話は都心でもすぐに圏外になってしまうことがありましたよね。電波のマークが3本立っていることを「バリ3」といい、携帯以外でも調子がいいことに使うなど電波がいいとうことがとても大切でした。

電波が届かないとアンテナを伸ばしたり、電話を振ってみたりしましたがどちらも意味はないそうです。

また、現在のようにメールは繰り返し届かず、圏外にいる時にメールが届くとメールセンターにメールがたまっていました。そんな時は「センター問い合わせ」を行います。好きな人からメールの返信が来ないと何度もセンター問い合わせをした、なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

機能ばかりに目が行きがちですがいつのまにか、圏外になることはほとんどなくなったような気がします。

「写メ」の元祖はJ-PHONE

インターネットが使えるようになり(といってもパソコンと同じサイトが見られるわけではないですが)、急激に発達していきましたね。

2000年にJ-PHONEからカメラ付き携帯電話が発売になります。写真をメールで送れる「写メール」と名前が広まっていきます。

2001年から2002年までにドコモ、IDOでも写真付き携帯電話が登場します。実際名前は違うですが携帯で写真を送ること、携帯で撮ること自体を「写メ」というようになりましたよね。今でも使っている人も多いのではないでしょうか。

写メールの登場した当時は、携帯電話にカメラ?そんなのいらないよねと思っていた人も多いと思いますが今やみんなが当たり前に使うツールになりましたね。

その後、ワンセグ機能でテレビが見られるようになったり、防水機能が付いたり日本の携帯は度k時の進化をしていきました。

ですが2008年にi-phoneがやってきて、そこからスマホに移行していきます。スマホもいつかは、あんなのあったね、という時代が来るのでしょうね。
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