神威 剣(かむい けん)
奥羽以外にも北海道全土を手中に収め、日本の北を支配している、「北の帝王」と呼ばれる男。
奥州連合を除く直属の舎弟の数は40~50人。
北海道の山中に妹の雪や仲間と一緒に住んでいる。
必殺技は虎の手。
10歳のとき、網走に流氷に乗って漂着した虎と闘って倒し、「虎の手」を会得した。
ふだんは温和だが、いったん猛気に火がつくと完全に虎のようになってしまい、素手で大木を倒すといった強さを発揮する。
キボウ
同じように同年代で卒業過程を修めたアインとは良きライバル関係。
自分の天才的頭脳を必要とする大きな人物に仕えるため祖国・日本に帰国する。
まだ世界でも10人くらいしか所持していない個人携帯用GPSを自作するといった才能を見せた。
初期のころは髪の毛もちょっとストレート気味のボブヘアみたいな感じだったのですが、30年後には髪が伸びて雰囲気が変わりました。
神威 雪(かむい ゆき)
北の帝王神威剣の妹。
ウサギや猿、豚などの動物を仲間にしている。
侵入者には殺すこともいとわないという冷酷な面も。
将来恐ろしいですよ、この子??
森の中で仁義と出会い、その命を奪おうとするも、仁義の人柄に惹かれる。
その後は仁義に兄の剣との衝突を止めるよう諭すなど仁義の身を案じるようになり、最終的には仁義と雪合戦をして遊ぶほどの仲になった。
フレイザー
アメリカのサウスブロンクス生まれ。
必殺技はミッドナイトスペシャル。
相手を壁に張りつかせ、前に倒れる事を許さず息の根が止まるまで打ち続けるため、相手の体は後ろの壁にめりこみ、さながら特性の棺桶に葬られたように見える。
フォアマン
これといった見せ場も見せられなかったちょっとかわいそうな人。
ライオンの首を素手で引きちぎるほどの戦闘力なのに、武島将に指一本も触れられず敗れる。
かませ犬のようなキャラでしたね……
アイン
同じように同年代で卒業過程を修めたキボウとは良きライバル関係。
キボウには祖国アメリカに来ないかと誘ったが断わられる。
このアイン、ニューヨークのドン、ジャーメインの頭脳として動くのではないか?
そしてキボウとの頭脳戦争を始めるという展開になりそうかも?
どうしても“リンかけ”のヘルガがつっけんどんになった感じに見えて仕方がない…
ジャーメイン
モデルはマイケルジャクソン。
まだその力は解明されていない。
ラスボスとして登場するはずだと思うけど…ちょっと顔出すのが早すぎた??
それともまた別のラスボスがいるのか??
今後の展開に期待。
横浜のジュリー
本名は不明。
主武器はロッド。
物心ついたときから養護施設で育ち、人間不信に陥っている。
港に停泊しているカサブランカ号というボロ船で1人暮らしをしている。
フランス人形の様な美貌を持ち、いつしかジュリーの名で呼ばれるようになったという。
高杉 狂介(たかすぎ きょうすけ)
日本一の喧嘩馬鹿。
仁義と朝から夕方までずっと殴り続けるという、激闘を繰り広げた。
そして、最後には頭突きでお互いに倒れる。
仁義の前で負けを認めたが、仁義は互角だったと返答した。
「ほんにおもしろい男じゃのう」…とつぶやき高杉は仁義を認める。
熱血展開、これぞ喧嘩魂…?
これで13歳ですよ…?
ねぇ、信じられます?これで13歳ですよ…。
13歳と言えば中1ですよ????
同学年あたりなら、
「うぉおお!カッケぇええええ!」となるか、
「うわぁ、熱ぃなぁ;」となるか…
13歳とは思えぬ熱すぎるセリフがバシバシ出てきます。
中学生が言うセリフか??(^^;
週刊ジャンプにて連載中のときも感じていたことだが、車田先生、とにかく好きだよね、任侠というのが。
…でも…でも…
義務教育中だよね?キミタチ。
学校は?勉強はどうしてるの…と突っ込んではいけない……
これが車田ワールド…
30年前の絵柄などの比較、どう変わったか?
男坂1巻のときの菊川仁義
13歳といえば納得できるキャラづくりですね。
車田先生もまだまだ若かったですから、線に力強さがあり情熱をぶつけているのが感じられます。
3巻までの仁義はまさに硬派って感じでしたが、4巻からの仁義はちょっとチャラくなっています(^^;
大丈夫か、仁義??
ギャクも入ったり、どこでも熟睡できるという特技も発見しました。
30年後!の4巻の表紙の菊川仁義
荒さがしするわけではないですが…(;^ω^A
当然ですが、30年もあれば上達しているってことです。
ちょっと大人びたような澄ましたような…。
主人公の仁義や、闘吉、ウルフなどは極力30年前の絵柄と近い形で描いていますが、新しく出ているキャラクターは今風の絵柄になっていたりしますので、見比べてみてくださいね。
“SILENT KNIGHT 翔”より、30年前と現在の男坂の絵柄と比較
この作品を最後に週刊ジャンプから離れます。
ここで、違いがあります。
瞳を見てください。
瞳の描きこみが細かくなっていますよね?
「聖闘士星矢」の最後あたりくらいからキャラの体型がスマートになってきているんですね。
この絵柄の綺麗度を考えると、「男坂」の再連載での絵柄は昔の絵柄に合わせているということがわかるかと思い比較として載せました。
車田先生のヒロインは殆どが最初だけ出て、最後に出てくるか出てこないか…というのが多い。
1巻だけ出てそのまま消えてしまうキャラなのかどうか…?
この島村春奈、思い過ごしかもしれないが1980年から日本のアニメ雑誌の代表的存在「ファンロード」車田先生のパロディをしていた島村春奈を登場させたのか…?と思ってしまったのだが、事実的としてはどうなのだろうか。
ちなみに、車田先生の熱血ファンのことを「マサミスト」と命名したのは島村春奈である。