NHK『連続テレビ小説』(朝の連続テレビ小説)の1990年代の歴代ヒロイン
2016年6月7日 更新

NHK『連続テレビ小説』(朝の連続テレビ小説)の1990年代の歴代ヒロイン

1990年代のNHK『連続テレビ小説』の19作品のヒロイン役を演じた女優を振り返ります。荻野目洋子・鈴木京香・桜井幸子・石田ひかり・松嶋菜々子・竹内結子といった豪華なメンバーがヒロイン役を演じています。80年代の連続テレビ小説にヒロイン役で出ていた紺野美沙子さんや手塚理美さんが、90年代ではヒロインの母親役で出ています。

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NHK連続テレビ小説『かりん』 小森千晶役:細川直美

NHK連続テレビ小説『かりん』 小森千晶役:細川直美

NHK連続テレビ小説『ぴあの』(1994年4月4日) 桜井ぴあの役:純名里沙

NHK連続テレビ小説『ぴあの』(1994年4月4日) ...

NHK連続テレビ小説『ぴあの』(1994年4月4日) 桜井ぴあの役:純名里沙

『ぴあの』は、1994年4月4日-1994年10月1日まで放送されたNHKの連続テレビ小説の第51作目。NHK大阪放送局制作。

現在の大阪・西天満の音楽好きの元小学校教師(宇津井健)の父子家庭に育った四姉妹(竹下景子・萬田久子・國生さゆり・純名里沙)の、一見何気なさそうな日常やさまざまな生き様を、童話作家志望の末っ子・ぴあのを中心に複数の視点で描いた。タイトルおよびヒロインの役名の「ぴあの」は、「ぴ」にアクセントがつく。

大阪を主舞台とし、大分県(別府市・杵築市)と京都府(綾部市)も舞台となった。

ヒロインには、当時宝塚歌劇団雪組娘役ホープであった純名里沙が抜擢された。
彼女は出演していた公演を同期や先輩に代わってもらっての参加であった。
主題歌も、後半(7月18日 - )は純名が担当(主題歌をヒロインが歌うのは史上初)。ドラマ内では童謡も歌った。

音楽は、久石譲が担当。主題歌「ぴあの」のほか、劇中でぴあのが創った童謡の作曲も担当した。久石は後にこの縁で、本作ヒロイン・純名のファーストアルバム『Propose』をプロデュースすることになる。
1994年9月には、神奈幸子によるコミック版も出版された。

1994年の平均視聴率は25.5%、最高視聴率は30.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全156回。
(出典:Wikipedia「ぴあの」)
NHK連続テレビ小説『ぴあの』 桜井ぴあの役:純名里沙

NHK連続テレビ小説『ぴあの』 桜井ぴあの役:純名里沙

主演の純名はドラマ終了後、雪組から花組に移り、娘役トップとなった。真矢みきの相手役として1年余りにわたって活躍し、1996年に宝塚歌劇団を退団。その後は女優として活動している。NHKでは『リトル・チャロ』の吹替え等で知られる。
NHK連続テレビ小説『ぴあの』 桜井ぴあの役:純名里沙

NHK連続テレビ小説『ぴあの』 桜井ぴあの役:純名里沙

NHK連続テレビ小説『ぴあの』 主題歌

JOE'S PROJECT「ぴあの」 - 1994年6月1日発売
純名里沙 & JOE'S PROJECT「ぴあの」 - 1994年8月10日発売

NHK連続テレビ小説『春よ、来い』(1994年10月3日) 高倉春希役:安田成美(第1部)・中田喜子(第2部)

NHK連続テレビ小説『春よ、来い』(1994年10月3...

NHK連続テレビ小説『春よ、来い』(1994年10月3日) 高倉春希役:安田成美(第1部)

『春よ、来い』(はるよ、こい)は、1994年(平成6年)10月3日から翌1995年9月30日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第52作。NHK放送開始70周年記念作品でもあった。

1994〜95年の平均視聴率は24.7%、最高視聴率は29.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全307回。

原作者・橋田壽賀子の自伝小説作品のドラマ化。主人公が大学進学のために単身で上京するところから、脚本家として成功した後、夫の死を見送るまでを描いた。

主演は当初安田成美であったが、太平洋戦争のシーンの後で突如降板し、その後(33歳から64歳まで)は中田喜子が務めた。そのため安田が演じた前半を「第1部」、中田が演じた後半を「第2部」としている。

1991年度の『君の名は』以来の1年間の放送となった。連続テレビ小説で1年シリーズで放送されている作品は本作が最後となっている。これ以降は、現在に至るまで東京制作、大阪制作の半年ごとのシリーズが続いている。さらに「10月から始まって次の年の9月までの1年間のサイクル」で放送されたのも、この作品のみである。

『おしん』、『おんな太閤記』、『いのち』など多くのヒット作を生んできた橋田壽賀子の自伝小説作品であり、『君の名は』以降の視聴率低下の流れを食い止めるため、主題歌に松任谷由実を迎え、さらに豪華なキャスト陣が話題を呼び前評判は高かった。しかし始まると1週目から25.8%と低く、そのまま視聴率は大きく上がらず一度も30%を上回ることはなかった。
(出典:Wikipedia「春よ、来い (テレビドラマ)」)
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NHK連続テレビ小説『春よ、来い』 高倉春希役:安田成美(第1部)

NHK連続テレビ小説『春よ、来い』 第一部

最愛の夫の癌を知らされた人気脚本家の高倉春希は、仕事に対する意欲を失い、伊豆の自宅で夕日を見つめながら自分の人生を振り返る。戦争を乗り越えながらも女子大、大学へと進学し、そして友、映画、シナリオと出会い、自分の進むべき道を模索していく。
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NHK連続テレビ小説『春よ、来い』 高倉春希役:中田喜子(第2部)

NHK連続テレビ小説『春よ、来い』 第二部

両親を相次いで亡くし、恋人である洋介とも別れ自暴自棄になった春希は自殺未遂騒動を起こす。しかし、撮影所で知り合った花井凉子やその家族などに支えられ次第に自立への道を辿っていく。そして矢野原高志と出会いやがて結婚。周囲の理解や協力もあり春希は脚本家として順調な道を歩むが、高志が病に倒れる。

NHK連続テレビ小説『走らんか!』(1995年10月2日) 中江有里、菅野美穂

NHK連続テレビ小説『走らんか!』(1995年10月2...

NHK連続テレビ小説『走らんか!』(1995年10月2日) 中江有里、菅野美穂

『走らんか!』(はしらんか)は、1995年10月2日 - 1996年3月30日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第53作目。

長谷川法世の青春漫画『博多っ子純情』(漫画アクション連載)をモチーフに、放映当時の現代を舞台にして同作者が新たに原案を書き下ろした。
「連続テレビ小説」のタイトル画面とエンドクレジット(制作著作)画面の背景が、イラストや映像ではなくブルーバックでスーパーインポーズを被せただけという、1980年代以前の作品に見られた簡素な作りであり、1990年以降の作品では唯一となっている。
東京制作の前作『春よ、来い』が1年間の放送だっため、本作品以降、大阪制作の朝ドラは後期(下半期)のサイクルに再び戻った(『京、ふたり』以来)。

平均視聴率は20.5%、最高視聴率は28.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

当時の連続テレビ小説における視聴率低下傾向に歯止めがかからなかった作品であり、次作『ひまわり』『ふたりっ子』において、演出構成やキャスティングに新たなスタイルを起用するきっかけとなった。

また、連続テレビ小説で男性が単独で主人公になった作品は2015年4月現在本作が最後であり、女優との共同主演を含めても、2014年9月から2015年3月にかけて放送された『マッサン』まで18年間作成されなかった。
(出典:Wikipedia「走らんか!」)
NHK連続テレビ小説『走らんか!』(1995年10月2...

NHK連続テレビ小説『走らんか!』(1995年10月2日) 中江有里、菅野美穂

福岡の博多に住む主人公・前田汐(男)は高校3年生。代々博多人形師である父・前田米吉とその妻・邦子の間に生まれた。

父の跡だけは継ぎたくない汐は、自分の好きな音楽・ロックをやりたいと、日々バンド仲間とプロを目指して練習に励む。ヒロインで同級生の美樹や真里をはじめとする周囲の人々と、進路や恋愛に悩みながらも共に成長する一年間を描く。少年から青年へと変わりゆく、誰もが体験した日々を描いた物語である。
(出典:Wikipedia「走らんか!」)
NHK連続テレビ小説『走らんか!』 中江有里

NHK連続テレビ小説『走らんか!』 中江有里

今宮美樹 - 中江有里
神戸から汐たちの通学する学校に転校してきた。阪神大震災で親友を失ったことが美樹の心に暗い影を落としている。番組中盤で美術品修復の勉強をするためイタリアに留学、最終週に一時帰国する。
NHK連続テレビ小説『走らんか!』 中江有里、菅野美穂

NHK連続テレビ小説『走らんか!』 中江有里、菅野美穂

三浦真理 - 菅野美穂
老舗の水炊き屋「仙水」の一人娘。汐の幼馴染で思いを寄せている。汐の気持ちが今宮美樹に傾いていくことに思い悩む中で徐々に強い女性に成長する。将来に悩む汐に向かって「走らんか! とにかく走るったい!」と背中を押す。番組中盤で美樹が留学した以降は一人でヒロイン役を担う。

NHK連続テレビ小説『ひまわり』(1996年4月1日) 南田のぞみ役:松嶋菜々子

NHK連続テレビ小説『ひまわり』(1996年4月1日)...

NHK連続テレビ小説『ひまわり』(1996年4月1日) 南田のぞみ役:松嶋菜々子

『ひまわり』は、1996年4月1日 -1996年 10月5日に放送されたNHK連続テレビ小説の第54作目。

松嶋菜々子の出世作。脚本は井上由美子。
会社をリストラされた主人公南田のぞみが、複雑な家族関係の中において弟の窃盗事件をきっかけに弁護士の世界を志し、司法試験、司法修習生を経て、一人前の弁護士に成長していく物語。
主人公の修習先は、福島地方裁判所である(劇中、被告人の住所に福島市腰浜町とある)。そのとき使われた法廷のセットは現在、法学指導学科がある福島大学行政社会学部に模擬法廷として使用されている。

ナレーションには萩本欽一を起用(南田家のペット・リキの心の声という設定)。
連続テレビ小説リニューアル版と本番組より次週予告が始まった。本番組は「君の名は」(1991年度)以来のサブタイトル導入である。

1996年の平均視聴率は25.5%、最高視聴率は29.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全162回。
本番組は2003年9月29日-2004年3月27日までデジタルBS2にて再放送された。
(出典:Wikipedia「ひまわり (1996年のテレビドラマ)」)
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