栗本薫、幻の未発表原稿配信!
「栗本薫・中島梓 傑作電子全集」は《ぼくらシリーズ》の2作目が収録されて2月9日より配信
「グイン・サーガ」に代表される天才的作家、栗本薫。
そして江戸川乱歩賞を受賞したミステリー作品「ぼくらの時代」。
2日、小学館は栗本薫の未発表作品原稿を発見したと明らかにしました。
そして江戸川乱歩賞を受賞したミステリー作品「ぼくらの時代」。
2日、小学館は栗本薫の未発表作品原稿を発見したと明らかにしました。
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「栗本薫は二十二歳、みずがめ座。某マンモス私大の三年生で、ロック・バンド『ポーの一族』のキーボードとボーカル担当――。
バイト先のKTV局内で発生した女子高生連続殺人事件に巻き込まれ、バンド仲間の信とヤスヒコとで解決しようとするけれど……」
時代を先取り、当時の若者たちの感覚や思考を背景にして、凝った構成と若々しい文体のよって推理小説に新風をもたらした、話題作。一九七八年・第二十四回江戸川乱歩賞受賞作品。
発見されたのは「ぼくらの時代」の続編にあたる「ぼくらの事情」。
今回発見された「ぼくらの事情」は、主人公らの大学入学後、学生運動の中で起きた内ゲバ殺人などが描かれているという。
とのこと。
ピックアップ! 栗本薫
1953年、東京都生まれの作家。
その活動量たるやすさまじいものがあり、小説でありながら100巻を超えているシリーズ作品「グイン・サーガ」については福田和也「作家の値うち」をもってして、
その活動量たるやすさまじいものがあり、小説でありながら100巻を超えているシリーズ作品「グイン・サーガ」については福田和也「作家の値うち」をもってして、
解説は必要だろうか。
何よりも驚愕すべきなのは、その長さにもかかわらず作品のテンションがまったく落ちず、さらに読者の人気も高まるばかりで、新刊が必ずベストセラーになることだろう。
と絶賛している。
代表作品は他にも
代表作品は他にも
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と多く、また受賞歴も《江戸川乱歩賞》《吉川英治文学新人賞》《日本SF大賞特別賞》《星雲賞日本長編部門》と輝かしい。
しかも名義を変えて中島梓としても活動しており、
しかも名義を変えて中島梓としても活動しており、
評論活動や作詞作曲、ピアノ演奏、ミュージカルの脚本・演出なども手がけた。
とのことである。
福田和也はその活躍ぶり、活動の量も含めて《天才》という表現をしている。
福田和也はその活躍ぶり、活動の量も含めて《天才》という表現をしている。
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