「サタデー・ナイト・フィーバー」のビージーズが伝記映画に!!
60年代から70年代にかけてヒット曲を連発した伝説のグループ「ビージーズ」が、伝記映画の題材となることが明らかとなりました。既にクイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」でプロデュースを手掛けたグレアム・キングとパラマウント・ピクチャーズが制作に向けて動いているとのこと。
第一報はこちらです!
ビージーズ伝記映画が始動!『ボヘミアン・ラプソディ』プロデューサーが手掛ける #ビージーズ #ボラプ https://t.co/3xgHnKsOSS
— シネマトゥデイ (@cinematoday) November 1, 2019
ビージーズとは、バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブのギブ三兄弟によるボーカルユニット。60年代のデビュー以来「メロディ・フェア」「若葉のころ」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」といった世界的なヒット曲を数多く輩出してきました。そんな彼らの伝記映画だけに、「ボヘミアン・ラプソディ」に続く大ヒットが今から期待されています。続報を待ちましょう!
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ビージーズを象徴する「ふたつ」の音楽性!!
ビージーズを語る上で外せないのが、その音楽性の幅広さ。60年代から70年代前半までは「ソフトロック」と呼ばれる爽やかなコーラスが大きな特徴でしたが、70年代後半に入ると“ディスコブーム”に乗りその音楽性を一変させ、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で世界的な名声を得ました。ここでは、ビージーズの「ふたつ」の音楽性について軽く振り返ってみましょう。
ソフトロック時代(60年代~70年代前半)
1967年、ビートルズのマネージャーであったブライアン・エプスタインに見出され、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」でイギリスでのレコードデビューしたビージーズ。以降「ラヴ・サムバディ」「ホリディ」といったヒット曲を連発し、1971年の映画「小さな恋のメロディ」のサントラ盤に収録された「メロディ・フェア」「若葉のころ」はソフトロック時代の彼らの代表曲となりました。
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ビージーズの名前を知らない人でもこの曲は聴いたことがあるはずです!
The Bee Gees - Melody Fair [Original Footage Film Melody 1971]
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ディスコ時代(70年代後半)
1971年の「小さな恋のメロディ」以後、ヒット曲から遠ざかっていたビージーズ。そんな中“ディスコブーム”に目を付けた彼らは、1975年にディスコ色の強いシングル「ジャイヴ・トーキン」を発表。この曲が大当たりしたことから、本格的にディスコサウンドへ傾倒していきます。そして1977年公開の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で使用された「愛はきらめきの中に」「ステイン・アライブ」「ナイト・フィーバー」がいずれも世界的なヒットを記録。ディスコサウンドを代表するグループに変貌を遂げました。
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Saturday Night Fever • Night Fever • Bee Gees
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このように、ふたつの顔を持つ稀有なグループ「ビージーズ」。映画では音楽性の変遷についてどのような描写がなされるのか、音楽ファンであればその辺も注目したいところです!