富士ガリバー王国閉園の理由
2.公共交通機関ではまず行けないというアクセスの悪さ
3.近隣の富士急ハイランドとの競合
以上3点の理由によりにより富士ガリバー王国の来園者数が伸び悩んでいたところに、実質的な経営母体であった新潟中央銀行が経営破綻し、運営困難になりました。そして2001年10月28日限りで閉鎖。
テーマパークには以下の要素が関係する。
■アトラクションの数
■アトラクションのサービス時間
■Visitorの入場時間
■Visitorの移動時間
全部のアトラクションで遊んでも2時間半程度。
これではVisitorはすぐに帰ってしまう。
すぐに帰るから、お金を消費しない設計だったのだな。
サティアンがすべて解体された翌年の九七年には、その跡地の一部を使って「富士ガリバー王国」なるテーマパークが建造された。(略)テーマパークとしてのコンセプトがあまりに中途半端なうえにアクセスが悪すぎて(施設から徒歩圏に駅がない)、結局(略)二〇〇一年に閉園した。
— 有川オレガ (@orega2061) April 7, 2016
森達也『A3』
富士ガリバー王国跡地は今
しばらくの間は廃墟と化していた
跡地は廃墟となり、2005年3月4日に発売されたオリジナルビデオ『ほんとにあった! 呪いのビデオ 15』の第10話「ニューロシス」(出演:神野愛依)では、閉鎖後の当園がロケ地として使用された。
現在、施設は取り壊されて・・・
その後、不動産デベロッパー大手の「アーバンコーポレイション」が2006年(平成18年)に壮快美健館が落札した3施設の不動産と経営権を買収。2007年(平成19年)にはゴルフ場とホテルを「富士クラシック」に改称。ガリバー王国の構造物は解体・更地化し、大型リゾートホテルの建設を検討していたと言われるが、2008年(平成20年)8月に同社は倒産[5]。これにより富士クラシックはエーシーキャピタルが買収し三たび経営権が異動したものの営業を継続しているが、アーバンコーポレイションに残ったガリバー王国跡地の再利用策は不透明なものとなっている。
富士ガリバー王国行ってみたかったなー pic.twitter.com/aeTCZXKWbu
— おしげ@相互フォロー100% (@tgajp____) July 17, 2014