刑事ドラマ「太陽にほえろ!」。萩原健一演じるマカロニ刑事と松田優作が演じたジーパン刑事の殉職シーン
70~80年代を代表する刑事ドラマ「太陽にほえろ!」。ボスこと藤堂係長(石原裕次郎)と警視庁七曲警察署の刑事たちの活躍を描いた作品でした。
「太陽にほえろ!」では走るシーンが多かったり、ニックネームで呼び合うなど印象的なシーンが多くありましたね。
その中でも、刑事の殉職シーンは視聴者に鮮烈な印象を与えました。
マカロニ刑事と呼ばれた萩原健一演じる早見淳は、立小便をしていた際に現れた通り魔に刺されて命を落とします。死に際の「かあちゃん・・・あついなぁ・・・」の台詞がなんとも切なく、第1話から出演していたマカロニの最期らしからぬ呆気ないものとなりました。
さらにその後釜であった松田優作が演じたジーパン刑事の殉職シーンはマカロニから一転して、派手なアクションが話題となりました。
自らが助けた男が錯乱状態に陥り、命の恩人のジーパンにいきなり発砲。しかし、何が起きたか分からない本人。腹部に手を当て、血を見た後に「なんじゃ こりゃあぁぁ!!」と叫びます。おそらく刑事ドラマで最も有名であるその名台詞は、松田優作自らが考えたものと言われています。
警察官であった父親が銃撃され亡くなった過去を持つジーパン。その際に銃を携帯していなかった事で殉職扱いにならず、それがきっかけでジーパンも一時は拳銃を拒否し、携帯していなかった時期がありました。
そのジーパンが、自分が助けた男に拳銃で撃たれ、「死にたくないよぉ・・・」と何度も呟きながら息を引き取るシーンは、観る者を引き込み、「太陽にほえろ!」を観ていない世代にも知られる名シーンとなっています。
※マカロニ刑事の死亡は、正確には職務執行中の失命ではないので、殉職に当たりません。
「太陽にほえろ!」では走るシーンが多かったり、ニックネームで呼び合うなど印象的なシーンが多くありましたね。
その中でも、刑事の殉職シーンは視聴者に鮮烈な印象を与えました。
マカロニ刑事と呼ばれた萩原健一演じる早見淳は、立小便をしていた際に現れた通り魔に刺されて命を落とします。死に際の「かあちゃん・・・あついなぁ・・・」の台詞がなんとも切なく、第1話から出演していたマカロニの最期らしからぬ呆気ないものとなりました。
さらにその後釜であった松田優作が演じたジーパン刑事の殉職シーンはマカロニから一転して、派手なアクションが話題となりました。
自らが助けた男が錯乱状態に陥り、命の恩人のジーパンにいきなり発砲。しかし、何が起きたか分からない本人。腹部に手を当て、血を見た後に「なんじゃ こりゃあぁぁ!!」と叫びます。おそらく刑事ドラマで最も有名であるその名台詞は、松田優作自らが考えたものと言われています。
警察官であった父親が銃撃され亡くなった過去を持つジーパン。その際に銃を携帯していなかった事で殉職扱いにならず、それがきっかけでジーパンも一時は拳銃を拒否し、携帯していなかった時期がありました。
そのジーパンが、自分が助けた男に拳銃で撃たれ、「死にたくないよぉ・・・」と何度も呟きながら息を引き取るシーンは、観る者を引き込み、「太陽にほえろ!」を観ていない世代にも知られる名シーンとなっています。
※マカロニ刑事の死亡は、正確には職務執行中の失命ではないので、殉職に当たりません。
4コマ漫画にしてみた!
「その後」
マカロニが殉職するまでの1年間、平均視聴率は16~18%と安定した人気を保っていました。萩原健一が「リアルな犯罪を描くというのなら、性犯罪を取り上げないのはおかしい」と制作サイドに提案するも拒否され、それが萩原健一降板の理由のひとつとなったようです。
萩原健一は、殉職シーンの撮影に際して「人が死ぬ間際には、どんなことを思ったり言ったりするのだろうか?」と悩み、長さん役の下川辰平に相談。すると「戦争中の特攻隊員が故郷のお母さんのことを思い叫びながら、敵機に突っ込んで行った」とのアドバイスを受け、最期のセリフが決まりました。
一方、松田優作もその野性的な風貌と長身をフルに生かしたアクションで、20%を超える聴率を獲得しました。
松田優作は殉職シーンの撮影前、「人間の生と死」とは何かを自問自答します。「人間が死を前にすると、見栄を張り、カッコよく見せて、死を受け入れるのではなく、貪欲に、無様に、生を求め、死にたくないと考えるのではないだろうか」と考え、殉職シーンを作り上げたそうです。
「太陽にほえろ!」では、他にもテキサス刑事やスコッチ刑事、ゴリさんなど本当に多くの刑事が殉職しています。悲しくもありましたが、それこそ同ドラマの代名詞的な役割を担っていました。
萩原健一は、殉職シーンの撮影に際して「人が死ぬ間際には、どんなことを思ったり言ったりするのだろうか?」と悩み、長さん役の下川辰平に相談。すると「戦争中の特攻隊員が故郷のお母さんのことを思い叫びながら、敵機に突っ込んで行った」とのアドバイスを受け、最期のセリフが決まりました。
一方、松田優作もその野性的な風貌と長身をフルに生かしたアクションで、20%を超える聴率を獲得しました。
松田優作は殉職シーンの撮影前、「人間の生と死」とは何かを自問自答します。「人間が死を前にすると、見栄を張り、カッコよく見せて、死を受け入れるのではなく、貪欲に、無様に、生を求め、死にたくないと考えるのではないだろうか」と考え、殉職シーンを作り上げたそうです。
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松田優作さん演じる“ジーパン”の殉職シーンがあまりにも有名なため、バッタバッタ殉職してるドラマのイメージがありますが、殉職しなかった刑事も中にはいました。誰だか覚えてますか?
イラストレーター・並木モッズのプロフィール
並木モッズ
一コマ漫画/風刺漫画/イラストレーター/デザイナー★ダイソー懸賞『まちがいさがしマガジン』イラスト掲載中★1コマ漫画『1億総スキャンダル社会』Smart FLASH[光文社週刊誌]連載中!/★LAのT-Shirt SHOP『popkiller』様にてTシャツ販売中!
並木モッズ(@MozzNamiki)さん | Twitter

並木モッズ (@MozzNamiki)さんの最新ツイート 風刺/風刺漫画/一コマ漫画/イラストレーター/デザイナー★『DANRO』(朝日新聞社)4コマ漫画掲載中★『ミドルエッジ』4コマ漫画連載中★ダイソー『懸賞まちがいさがしマガジン』イラスト掲載中★『1億総スキャンダル社会』Smart FLASH[光文社週刊誌]連載中/★LAのSHOP『popkiller』Tシャツ販売中 tokio
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