他にも《精霊シリーズ》や「トーマの心臓」「この娘うります!」など人気作品多数。
ヒットメーカーと言えばヒットメーカーなのですが、その作品たるやアートの呼び声も高く、2011年に第40回日本漫画協会賞の文部科学大臣賞受賞、2012年には少女漫画家では初の紫綬褒章、2017年には朝日賞を受賞しています。
比較的最近のものだと小説「ピアリス」も好評。
ヒットメーカーと言えばヒットメーカーなのですが、その作品たるやアートの呼び声も高く、2011年に第40回日本漫画協会賞の文部科学大臣賞受賞、2012年には少女漫画家では初の紫綬褒章、2017年には朝日賞を受賞しています。
比較的最近のものだと小説「ピアリス」も好評。
「ピアリス」
via www.amazon.co.jp
過去が見えるピアリス。未来が見えるユーロ。
幼い頃生き別れになった双子の数奇な運命の物語。
――願いに力があるのなら、あたしは一番にこのことを願おう。
いつか、ユーロに会えますように。
<II ピアリス「9×7」>より
――ピアリスがぼくのような目にあってませんように。
決して決して、ぼくのような目にあってませんように。
<III ユーロ カルカーシュの預言者>より
かつて存在していた角川の季刊雑誌「The Sneaker Special」において1994春~1994冬にかけて連載されていた〝幻〟のSF小説。
けっこうな幻力を持っており、挨拶代わりに《作者の木下司は萩尾望都でした》という情報が目に入る。「ピアリス」連載時は萩尾望都が挿絵を描いたりしていただけに驚いた人も多いようである。
幻力ってなんだ。
掲載雑誌も特殊な存在で、名前名からも察せられるように「ザ・スニーカー」の増刊扱いである。
が、流れとしては
・1993年、「野性時代」の増刊号として「ザ・スニーカー」が登場する(季刊)。
・1994年、女性向けファンタジー雑誌として「The Sneaker Special」が登場。
・1995年、「ザ・スニーカー」の隔月化にともない「The Sneaker Special」廃刊。
〝「The Sneaker Special」が刊行されたのはわずか数回〟
〝母体は《スニーカー文庫》として現在も大きく存続中〟
この2点があまりにも強い。
とはいえ、
・少女漫画家《24年組》。
・ライトノベル黎明期小説家。
・現在も活動中。
・「ポーの一族」においては〝40年ぶりの連載再開〟という離れ業をやってのける。
あたりを考えると萩尾望都氏が最も幻力の高い存在かもしれない。
幻力ってなんだ。
けっこうな幻力を持っており、挨拶代わりに《作者の木下司は萩尾望都でした》という情報が目に入る。「ピアリス」連載時は萩尾望都が挿絵を描いたりしていただけに驚いた人も多いようである。
幻力ってなんだ。
掲載雑誌も特殊な存在で、名前名からも察せられるように「ザ・スニーカー」の増刊扱いである。
が、流れとしては
・1993年、「野性時代」の増刊号として「ザ・スニーカー」が登場する(季刊)。
・1994年、女性向けファンタジー雑誌として「The Sneaker Special」が登場。
・1995年、「ザ・スニーカー」の隔月化にともない「The Sneaker Special」廃刊。
〝「The Sneaker Special」が刊行されたのはわずか数回〟
〝母体は《スニーカー文庫》として現在も大きく存続中〟
この2点があまりにも強い。
とはいえ、
・少女漫画家《24年組》。
・ライトノベル黎明期小説家。
・現在も活動中。
・「ポーの一族」においては〝40年ぶりの連載再開〟という離れ業をやってのける。
あたりを考えると萩尾望都氏が最も幻力の高い存在かもしれない。
幻力ってなんだ。