ボクシングの王者で伝説のコメディアン「たこ八郎」!!
昭和のお笑いを語る上で外せないコメディアンであり、プロボクサーとして王座にもついたことのある「たこ八郎」。1985年に海水浴場で亡くなるまで、生前は規格外なエピソードの数々を生み出してきました。ここではそんな彼の伝説をまとめてみたいと思います。
山本晋也『下落合焼とりムービー』の大学の教室には、所ジョージのほか、たこ八郎、グッチ裕三(赤シャツ)、長髪時代のモト冬樹(グッチの右)、坂本あきらが見える。ウガンダや佐藤B作も学生役。松金よね子が近江俊郎の愛人役で出演していた。 pic.twitter.com/LoRCgrVEvc
— kmrt (@kmrtwit) November 24, 2014
たこ八郎の規格外な伝説の数々!!
犬と喧嘩して耳を噛みちぎられた!
たこ八郎と言えば「右耳が欠けている」のがある意味トレードマークでしたが、当時は「犬と喧嘩して耳を噛みちぎられた」などと噂されていました。実際は飲み屋で客と喧嘩になり、その際に右耳を噛まれた結果欠けてしまったそうです。噛まれた直後に病院に行って縫い付けてもらったのですが、消毒をサボった結果腐って落ちてしまったとのこと。
視力表を丸暗記してプロテストに合格!
子供時代に友達と遊んでいた際、泥が左眼に当たったことが原因で左眼の視力をほぼ失ったたこ八郎。プロボクサーになるために左目の障害を隠し、視力表を丸暗記してプロテストに合格。そしてプロボクサーとしてデビューしました。片目に障害があるのはボクサーとしてかなりのハンデと思われますが、それでもチャンピオンになるのだから凄い!
矢吹丈のモデルはたこ八郎!!
1962年に第13代日本フライ級チャンピオンとなったたこ八郎。ノーガードで相手に打たせて相手が疲れたところでラッシュをかける戦術を取っていたため、「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈のモデルになったと言われています。
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酒をあおりながらチャンピオンになった!!
たこ八郎は大の酒好きで、毎晩のように酒をあおっていたそうです。これは体重管理の厳しいボクサーとしては考えられない行為。にもかかわらずチャンピオンになってしまうのですから、彼のボクサーとしての才能は突出していたのでしょうね。しかしこれがパンチドランカーになった原因のひとつであるとも。
日本全国酒飲み音頭 バラクーダー (1980)
動画はイメージです。
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コメディアンになりたいがためにチャンピオンになった!!
ボクサー時代、コメディアンを夢見て由利徹に弟子入り志願したたこ八郎。しかし由利は彼を弟子にするつもりは毛頭なく、断る口実として「ボクシングでチャンピオンになったら弟子にしてやる」という法外な条件を提示しました。しかし後に実際にチャンピオンになってしまったため、弟子入りを受け入れざるを得ない状況に追い込まれ、弟子入りを認めたとのこと。
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