その他のアニメキャラクター
小森春子
ヒナとは逆にチックルのことを実の娘だと信じきっており、チックルを疑うヒナを窘めることが多い。
夫の冬吉とともに東京生まれの東京育ちで、冬吉とは現在の小森家近くの映画館の前で出会った。
フー子
早耳なところがあり、アゴが不良グループの仲間になったことも真っ先に聞きつけた。
錦三郎
チックルを連れ戻しにやって来たオジャマ大王!!
やむなく大王はチックルが人間界にいられなくなるよう、あの手この手で人間界に騒動を起こし、チックルに罪を着せてしまう。たびたびチックルのことを疑問に思っていたヒナに続き、冬吉も、時折チックルが自分の娘ではないように感じることがあると言い出し始める。この時常にチックルをかばっていたのは、チーコの母、春子であった。その優しさに感動するチックル。
しかし大王の工作はついに小森家にまで及び、大王の魔法で台所を飛びまわった包丁が春子に迫ったその時、チックルは小森家の前で魔法を使い、春子を助ける。絵本から呪文で出入りするさまを見せてすべてを話し、小森家の人々に詫びるチックル。ヒナは、自分も一緒に魔法界に連れて行くようチックルに願うが、それが無理なことであるとわかると、絵本を取り上げ、たまたま庭で行っていた焚火に絵本をくべてしまう。
大王はあわてて絵本に飛び込み、絵本からしか魔法界に戻れないこと、絵本が燃えれば魔法を使えなくなることをチックルに告げ、改めて魔法界への帰還を促す。しかし、チックルの意志は固く、また小森家も、チックルに家族のままでいてほしいと懇願する。絵本は燃え尽き、大王は「魔法使いのことはくれぐれも秘密」と言い残して、魔法界へと去って行った。
そこへ、大王の騒動でチックルが壊してしまった学校の飼育小屋の修理を手伝おうとする仲間たちが呼びに来る。改めて両親に「お父さん、お母さん行ってきます」と告げ、チックルは「人間界の住人」としての生活に戻ったのである。