天空の駅として有名な「宇都井駅」が模型になります!
タカラトミーグループの株式会社トミーテックは、模型ブランドの「ジオコレ」で、2018年3月31日に廃止が予定されている「三江線」の中で、天空の駅として有名な「宇都井駅」を製品化、『駅コレクション<STA001> 三江線 宇都井駅』を8月から全国の量販店ホビー売場・鉄道模型店などで発売することを決定しました。
ありがとう、三江線。ありがとう、宇都井駅。
三江線は日本海に接し、山陰本線と接続する「江津」から芸備線と接続する「三次」までを結ぶ108.1㎞の路線です。1975年に全線開通、地域輸送を中心に利用されてきましたが、輸送量の減少に伴い、2018年3月31日で廃止が決定しました。
三江線の中間地点近くに存在する『宇都井駅』は、1975年の浜原~口羽間の開通に伴い開設された駅。前後をトンネルに挟まれるなど山間地帯に路線をひいたため、地上20mの高所にホームが設置されました。このため地上からホームまで116段の階段が設置されており、「天空の駅」という愛称でも親しまれています。
宇都井駅、初の製品化
この印象的な宇都井駅をいつまでも手元に残せるよう、ジオコレブランドの新シリーズ「駅コレクション」の第1弾として製品化しました。2003年3月のバスコレクション第1弾発売から15年を迎えるジオコレですが、実在の駅をモデルにした製品化は初の試み。
鉄道コレクション、建物コレクションの細部まで模型で再現するノウハウを活かして『宇都井駅』を、組立て済み製品として製品化します(※一部ユーザー付けパーツあり)。また、『宇都井駅』としても今回が初の模型製品化となります。
思い出を封じ込めた、細部へのこだわり
中央の階段棟を挟んだ前後2脚、計4脚分、116段ある階段のうち外から見える110段を1/150スケールで再現。1/150スケールのNゲージ鉄道模型車両が2両停車できるサイズとなっています(道床部 長さ約317㎜)。別売りの鉄道模型TOMIX『JR キハ120-300形ディーゼルカー(三江線)セット』(希望小売価格:10,300円/税抜)を停車させて、三江線の情景を再現して楽しめます。なお、製品化に際しデフォルメした部分もありますのでご了承ください。
駅入口近くの、トイレ、バス停も付属。宇都井駅の周辺をイメージした背景シートも付属し、組み合わせる事で周辺の情景も再現されます。また、特定の日に行われているライトアップを再現した『駅コレクション<STA001L> 三江線 宇都井駅 ライトアップバージョン』も同時発売。