☆中梅楼の面々☆
中梅楼主人と女将 山村聡・ 佐々木すみ江
おちか 園佳也子
☆遊女が愛し、遊女を愛した男たち☆
古島信輔(若さん・信さん) 根津甚八
野口 益岡徹
坪坂 小林稔侍
ストーリー
主人公の久乃は明治の終わり、1908年に吉原の中梅楼に遊女として売られた。そこでは借金に縛られた女たちが六年の年季が明けるまで、春をひさいでいた。
生まれては苦界、死しては投げ込み寺の世界を生き抜いた女郎と生き抜けなかった女郎の波乱万丈の世界を描いた作品である。
主人公の久乃、先輩女郎の菊、小花、吉里4人の女達の吉原での生き様、死に様を、振り返ります。
中梅楼は、御職の花魁(格の高い遊女)の九重を筆頭に吉里、小花、大勢の自分と似た境遇で身売りされてきた女郎達がいた。美形の久乃は「稼ぎ頭になる」と主や女将から期待されており、九重の下での見習いが始まった。
via けん