『恐竜惑星』
単純に「面白い」と思って見てました。科学的なことはさっぱりでしたが、アイテムと言い「ひょっとしたら存在していたかもしれない人類」と言い、ワクワク要素がてんこ盛りで、難しいのに飽きさせない。それがこの作品のすごいところですね。
概要
NHK総合の『天才てれびくん』内のアニメ作品。
後の『ジーンダイバー』『ナノセイバー』とともに「バーチャル三部作」と呼ばれる作品群の先駆けともなった。
テレビたちの反乱を食い止める「てれび戦士」の一人、山口美沙が、「萌(もえ)」という名前でバーチャルワールド(もしくはバーチャル大陸)と呼ばれる世界へ行き、恐竜たちの世界を見る、という内容。
バーチャルワールド内は「アニメ」で、彼らのいる「メディアタワー」やナビゲーターのアッケラ缶は「CG」で表現される。
今で言う「萌え」はこのアニメから来ていると思っていました・・・若干萌え絵風ですし。
第一部あらすじ
メディアタワー内のバーチャルステーションにある超仮想現実空間、「バーチャル大陸」にて恐竜時代の世界を堪能する「萌」。
そこでレイと名付けた謎の恐竜と出会い、その子の母親を探すことにする。
しかし、そんな萌たちを追う、奇妙な生命体が。それは、恐竜人類ギラグール。
彼らは非常に高度な文明を有しており、バーチャル大陸内の暴走で作り出された「未来」よりやってきたのだった。
レイを追う目的は、敵対恐竜人類フォロルの抹消。レイは彼らの先祖だったのだ。
「恐竜世界の見物」から、「歴史の修正」及び「元の世界に戻るためのデータ奪取」に目的が変わる。
第二部あらすじ
バーチャル世界はすべてリセットされたはずだったが、恐竜人類の世界はまだ存在していた。
彼らの世界はいわゆるパラレルワールドであり、彼ら自身のバーチャル世界とメディアタワーのバーチャル世界が入り乱れて暴走、恐竜人類と「過去」を共有することに。
ギラグールは特定の恐竜たちの脳を集め、バーチャル大陸のみならず、あらゆる多次元宇宙を自分たちの好きなように観察、支配できる「宇宙の眼」計画を遂行しようとしていた。
それを阻止すべく、萌はレイたちと再会する。
キャラクター紹介
萌
本名は美沙。バーチャル世界(アニメ世界)では「萌」という名前を使用する。弱肉強食というものに理解を示していない。
捕食シーン、結構残酷でしたからね・・・血も出たし。でも、自分が帰るためだけでなくレイたちのために戦い涙する萌ちゃんは単なる「萌えキャラ」じゃありません。
via girlschannel.net
レイ
via www.nicovideo.jp
またの名を「フェリロ」、「草の種」。レイという名前は萌がつけたもの。
レエリナサウラという草食恐竜から進化した。当初は話すことはなかったが、「夢を見ること」などからある程度の知能があることが判明。
中盤から片言で話すようになった。
恐竜人間種族フォロルにとっても、敵対種族ギラグールにとっても重要な存在。
努
オペレーター席から萌をサポート。
当初は一緒にバーチャル世界に行く予定だったが、名前が決まらず同行しなかった。
オタク呼ばわりされるほどの恐竜好き。
一回だけアニメ版出たんですけど戻ってきちゃいました。努が使っていた、タイプライターのようなコンピュータ・・・時代ですね。