家政婦は見た!
制作 テレビ朝日
放送期間 1983年7月2日~2008年7月12日
回数26
出演者 市原悦子、野村昭子
(木曜ドラマ)
放送期間 1997年10月9日~12月25日
放送時間 毎週木曜21時~21時54分
回数 11
あらすじ
そして最後に自分が見聞きした加増の秘密を家族全員が集まっている席で全てぶちまけ去っていく…というストーリー。
「土曜ワイド劇場」といえば殺人事件がおこりそうな感じですが、「家政婦は見た!」では殺人事件はおこりません。
石崎明子(市原悦子)
大沢家政婦の家政婦。
子供が事故で亡くなり、夫には浮気をされ離婚したため日当5800円の家政婦で生計を立てるようになりました。
他人の家庭の秘密を覗くのが大好きなので家政婦の仕事を続けており、派遣先で知り得た情報は漏らしてはならない決まりがありますが、紹介所で家政婦仲間に全部しゃべるので、派遣先のプライバシーはダダ漏れ。
また、再婚したい気持ちが強く派遣先で恋をすることも多いですが最後まで誰かと交際することはありませんでした。
第1作「熱い空気」
松本清張傑作選 ~熱い空気~
「熱い空気」ストーリー
東京青山に住む大学教授、稲村達也の家に派遣された信子は「外見が幸せそうな家庭ほど、必ず不幸がある!」と考えている信子は、一見幸せそうなこの家庭のアラを探します。
そして引き出しを漁っていると教授宛の手紙を発見!中身は不倫相手からのラブレターでした。
そして何気ない顔で妻の春子に「掃除していたらこんなものが出てきました…」とシレっとラブレターを妻に渡します。
このタイミングで稲村家の次男が登場し、無機質、有機質どの面のどこを擦っても火がつく珍しいマッチをもらった!と春子に見せに来ますが春子は気が動転し上の空…
子供にとんでもないことを教える家政婦
次男は時折、祖母の耳掃除をしてあげていたのですが信子の入れ知恵で祖母の耳掃除を友だちにもらったマッチでやらかします。
もちろん祖母は耳を負傷し入院…
祖母の入院の知らせを聞き、大学教授の夫の助手である若い男とデート中だった春子は慌てて病院に来ました。
その様子を見て以前から春子の不倫を疑っていた祖母は信子に誰と一緒にいたのか探りをいれます。
(ちなみに、春子が不倫するよう仕向けたのも信子です。)
1作目から面白い 人の家庭を再起不能に
夫は愛人と旅行を楽しんでいたのです。
しかも、愛人は妻の妹…ラブレターを送ったのも妻の妹です。
ほくそ笑む信子…
家族が崩壊し満足した?のか信子は誰もいなくなった教授の家のリビングで「特上天丼ひとつ」と天丼を注文。
広いリビングで手を伸ばしリラックスしまくり、到着した特上天丼を「まぁまぁね…」とご満悦で食べます。
シリーズではお馴染みの因果応報
次男が例のマッチを信子に向けて弓矢のようなものを使って飛ばしてきました。
マッチは見事信子の耳の穴に…
「ぎゃー」と悲鳴をあげ耳を負傷し退散…というオチでした
米倉涼子主演の「家政婦は見た!」
しかし
米倉涼子は好きだけど、市原悦子のイメージが強すぎる…
米倉涼子が美人すぎて存在感がありすぎる…
という声も多く、あの家政婦役は市原悦子さんだったからこそハマっていたのかもしれませんね。