名前はアレだが中身は超正統派横スクロールアクション!『改造町人シュビビンマン』!!
2018年3月5日 更新

名前はアレだが中身は超正統派横スクロールアクション!『改造町人シュビビンマン』!!

『改造町人シュビビンマン』は、メサイヤによるアクションゲームのシリーズ作品。今回紹介するのはその一作目です。半ばムリヤリ「シュビビンマン」に改造されてしまった魚屋の青年「太助」と普通の女子高生「キャピ子」は地球を守るため、町外れに出現した敵の要塞を目指して戦います。 本作はあの『超兄貴』が出るまで、メサイヤを代表する作品でした。

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概要

PCエンジン 初代『シュビビンマン』

PCエンジン 初代『シュビビンマン』

そのアクションゲームとしての良質な出来栄えから続編も3まで出ています。
PCエンジン用のゲームソフトとして開発されHuCARDで2まで発売後、CD-ROM2で3が発売された。また、主人公を新キャラクターに変更した『改造町人シュビビンマン零』がスーパーファミコン用に開発されていたが発売中止となり、後に同タイトルのサテラビュー対応ソフトが配信された。

2017年に『零』がメサイヤブランドの所有社であるエクストリームのライセンスを受けてコロンバスサークルよりSFC/SFC互換機で動作するカセットとして発売することを発表した。

初代作は10万本を販売し、発売から1年以上経過しても毎月数十通の反響が寄せられる人気作となり、当初予定されていなかった続編が製作された。

キャラクターデザインはうらべすうが担当。
PCエンジンを代表する2Dアクションの一つで、シンプルな横スクロールアクションゲームです。ライフ制で落とし穴などの即死トラップはありません。
斬り・ジャンプと、ステージ進行で溜めによって使えるシュビビーム(射撃)を使って敵を倒していきます。
本作はステージ選択型で、ステージクリア後町の人々から様々なアイテムがもらえ、それによって主人公を強化していきます。

ストーリー

突如として悪の組織「亜空魔団(あくうまだん)」が出現した。事態を重く見た町の研究者「豪徳寺博士」は、改造手術による超人でそれに対抗しようとする。が、いろいろな人に声をかけても誰も了承してくれない。仕方がないので魚屋の青年「太助」と女子高生「キャピ子」を無断で改造。二人は「改造町人シュビビンマン」となって、亜空魔団に支配された町を救う事になった…。

主人公の紹介

「太助」
声 - 河口博(1)、柏倉つとむ(2)、山寺宏一(3)
主人公の1人で、魚屋を営む青年です。力を加減しないと魚を捌くときにまな板、机まで切ってしまいます。
「キャピ子」
声 - ふじえりこ(1、2)、富永み~な(3)
主人公の1人で現役女子高生、バレーボール部に所属しています。彼女も力を加減しないとスパイクが体育館の床を突き抜けてしまいます。ちなみに改造手術前の二人は赤の他人で面識は無かったらしいです。

プレイ動画

『改造町人シュビビンマン』プレイ動画

必殺のシュビビーム!
ちなみに2Pプレイだと若干難易度が上がります。

長所

ご町内の平和を守るヒーロー

変身ヒーロー物へのオマージュ的作品ながら、同種の作品にありがちな嫌味やクドさといった物がなく、困っている人を助けてお礼を貰う、ご町内の平和を守る、という身近な目的のために戦う極めて王道的かつ牧歌的な世界観に溢れており、安易なドラマツルギーに拠らない良い意味でのレトロさを感じられます。

ゲームシステムの完成度と2Pプレイの面白さ

本作は先に述べたように、選択したルート次第で難易度が変化します。以前プレイしたステージを選ぶ事は出来ませんが、タイトーのような樹形図形式ではないので、強化を狙って全ステージをプレイできます。

二人同時プレイだと味方にシュビビームを撃つ事ができます。相手がシュビビームを溜めていれば、より強力なシュビビームを撃つ事ができます。
これにより、アイテムの奪い合いになりがちな「協力プレイ」とは一味違った2Pプレイを楽しむ事ができるようになっています。

当時としては革新的なBGM、演出、ボイス

BGMはヒーロー物っぽく、各ステージをクリアするとアイキャッチ的な演出が入ります。
発音数を活かした擬似ディレイや副旋律を多用し、貧弱といわれがちなPCエンジン音源の中で透明感と爽快感のあるサウンドを実現しています。これらは外注サウンドチームGoblinSoundの完成されたサウンドドライバによるものであり、当時上位音源とされたFM音源よりも質の高い物を作ることが出来たとスタッフにより語られています。特にヒーロー物らしい痛快な曲想を凝縮し決め台詞「シュビビーム!」の音声合成をブリッジに展開するタイトル曲は必聴の一曲です。

また、本作は数種類のみですがボイスが付いています。
これは当時水準で考えた場合の長所と言えるでしょう。この頃「喋るゲーム」というのは非常に少ないものでした。
今となっては当たり前の演出ですが、出撃時やアイキャッチなど非常に印象深い場面で使用されており、本作の演出効果を最大限に高めていると言えるでしょう。

短所

グラフィック関連

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