スティーヴ・マックイーンへの執拗なストーキング!!
上述の通り、常人では考えられない異常行動の数々を繰り広げたキース。その被害は、彼の自宅の隣人にも及びました。その隣人とは、「荒野の七人」「大脱走」などで名を馳せた名俳優、スティーヴ・マックイーンです。
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車で庭に乱入!
スティーヴ・マックイーンの家の隣に自宅を構えたキース。まずは挨拶代わり(?)に、車を暴走させスティーブの家の壁をぶち破り、庭に乱入しました。ホテルで同様の事件を起こした際には「部屋のキーをくれ」と言ったキースですが、この時は高笑いをしながら帰ったとのこと。なお、スティーブ宅への侵入には失敗した模様です。
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ジャンプ台を作りバイクで乱入!
キースの奇行は、もちろんこれだけでは終わりませんでした。車での突入に失敗(?)したキースですが、今度は自宅にジャンプ台を作り、バイクを使ってスティーブの家の塀を飛び越えようとしたのです。この奇行にはスティーブも応酬、飛び越えられないレベルの高さの塀を作ったのですが、今度は何故かキースもそれより高い塀を建造。バイクでの突入が無理ゲー(?)となってしまいました!
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子供にドラッグを薦める!
キースの奇行ですが、それはスティーブ本人に留まりませんでした。今度は彼の息子にターゲットを絞ったキースは、息子にマリファナを勧誘。一緒にトリップすることを試みたのですが、当然ながら拒否されたため、結局つかみ合いの喧嘩を開始しました。どちらが勝利したのかは定かではありません!
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他にも、スティーブ家でパーティーが開かれている際に、自宅にトランポリンを設置してピョンピョン飛び跳ねながら監視をしたり、ナチスの軍服を着てスティーブをストーキングするなど、常軌を逸した迷惑行為を続けたキース。スティーブは1980年に癌で亡くなっているのですが、キースの与えた心労が影響とも言われています。
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キース・ムーン、案の定ドラッグで死亡!!
上述のような常軌を逸した行動を取り続けたキースですが、その奇行の原因のひとつとして挙げられるのは「薬物の乱用」です。ザ・フーは大半のメンバーがドラッグで汚染されており、その中でも特にキースは乱用度合いが酷く「特殊部隊が小さな宇宙人を使って俺を監視している」といった幻覚を見るほどでした。
薬物乱用の結果、体調悪化が極限に達し…
「動物用麻酔銃の麻酔と酒を混ぜ、それを飲んで倒れたりする」といった自身の体を蝕むような言動も目立ち、キースの健康状態の悪化が原因でライブが中断する事態が続出。1976年後半から1978年にかけては、キースの体調が原因でザ・フーはライブツアー自体を開催することが出来ませんでした。
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