天空戦記シュラト
異世界で「神甲冑(シャクティ)」という鎧を装着した多くの若者が入り乱れて激闘を繰り広げる、異世界ファンタジーや青春群像劇の要素を持つ格闘アクション作品。
1986年から足掛け3年にわたりテレビアニメが放映され商業的に大成功した『聖闘士星矢』の影響下にある、いわゆる“バトルスーツもの”“装着もの”の「美少年アニメ」として、前年の1988年にサンライズが制作した『鎧伝サムライトルーパー』などと共に知られる作品であり、奥田万つ里のデザインによる多数の美形キャラクターが女性層を中心として人気を集めた。
ストーリー
一人目を覚ましたシュラトは、調和神ヴィシュヌから、ここは人間界とは異なる世界「天空界」であり、自分はもともと天空界の住人で1万年以上も前の大戦で命を落とした八部衆の一人「修羅王」であったと聞かされる。
調和神ヴィシュヌと雷帝インドラ
調和神ヴィシュヌ
「天空界に、宿敵・アスラ神族を封印した移動宮接近!」という危機を察知し、人間界に修行に出していた 修羅王シュラト ・ 夜叉王ガイの2人を天空界へ転生させた。
雷帝インドラ
シヴァと同じルドラ一族出身で、彼の側人。かつて狂気に走った主君を目覚めさせようと死亡した際、反魂で復活させられシヴァの操り人形同然となってしまった。本来は高潔な人格者であり、心・技・体を兼ね備えた誇り高き武人であったが、呪われた体ゆえにシヴァの命令に逆らうことができない。育てあげた神将たちを我が子同然に想いながらも自らの呪われた宿命に苦悩する。
八部衆と 蓬莱山のラクシュ
蓬莱山のラクシュ
八部衆は調和神ビシュヌ を守護するのが任務でビシュヌの親衛隊です。
有事(戦闘や非常事態)には、一般天空人をも守るのが使命である。
※夜叉王ガイは八部衆の一人ですが、シヴァの呪法により、悪の心を持ち対立関係にあります。
日高 秋亜人(ひだか しゅらと)
熱血少年。好きなものはねぎラーメン、ところてん。運命に翻弄されながらも戦い続ける。生まれも育ちも人間界だが、一万年前のアスラ神軍との大戦で戦死したブラフマーの後継者の転生体である。
いたって能天気で気分屋で、少々子供っぽいところがあり美人には弱い。その一方で自分の信念を貫き通す意地の強さを持ち、幾度と無く自分を襲うガイを元の優しい親友へ戻すことにこだわり続ける。
、修羅王シュラト(日高 秋亜人)
[属性]光
[技]修羅魔破拳(しゅらまっはけん)、修羅金剛魔破拳(しゅらこんごうまっはけん)、修羅恒河拳(しゅらこうがけん)
[真言]ナウマク・サンマンダ・ボダナン・ア・ビラ・ウンケン・ソワカ(修羅魔破拳、修羅金剛魔破拳)、ナウマク・サンマンダ・ボダナン・マカジンバラ・ソワカ(修羅恒河拳)